今日(4/28)も、引き続きタイイングした毛ばりをご紹介します・・・#59143;。

今回は、マラブーニンフ黒色です。フックサイズは16番と小さめにしています。こちらは、ビーズを使用していない代わりにシャンクにレッドワイヤー(鉛線)を少し巻いてウェイトを付けています。

ボディにはダビング材としてフライライトのみを使用しています。

更に、よりリアル感を出すためソラックス(足の生えている胸の部分)にアイスダブ(光物の合成繊維)を少量加えているバーションもフライボックスに入れています。

分かり辛くて申し訳ありませんが、アイ側が少しキラキラしています。

こちらはアイスダブを保管している容器ですが、一番下のブラウンをよく使っています。


これらの毛ばりは、一応昔渓流釣の餌として使ったピンチョロ虫(フタオカゲロウの仲間の幼虫)をイメージしています#59142;。ピンチョロ虫は主に川岸近くやトロ場など流れが緩やかな場所に生息しているそうですが、確かに養沢の緩やかなトロ場や止水の秋川湖で実績があります。私は、羽化するために底石から浮上するピンチョロ虫をイメージし、一旦底に沈めてから少し浮かせるように誘って釣るようにしています。

これらは、敢えて分類すると前回ご紹介したビーズマラブーニンフ黒色より、更にイミテーションフライに近いアトラクターフライといったところでしょうか・・・#59142;。

普段あまり考えたことはありませんが、この機会に私のニンフを分類してみると次のようになるのかなと思っています。


アトラクターフライ  ビーズマラブニンフ黄色 > ビーズマラブーニンフ黒色(クロカワ虫) > マラブーニンフ(アイスダブ無)黒色(ピンチョロ虫) > マラブーニンフ(アイスアブ付)(ピンチョロ虫) > ・・・  イミテーションフライ

お魚さんがどう思っているのか知る由もありませんが・・・#59143;

なお、このほか、子供の頃マブナ釣りの餌としてよく使っていたアカムシ(ユスリカの仲間の幼虫)をイメージしたニンフを数本フライボックスに忍ばせていますが、何故か全く釣れた例がないため最近は全く巻いていませんので省略します・・・#59144;