芦ノ湖の今シーズンヒットフライを補充! [毛バリ情報]
開花が遅かった東京の桜も都心部では見頃を過ぎたようです(秋川湖や養沢はまだまだ見頃だと思います)。
そろそろ芦ノ湖畔の桜が開花する頃では思います。私が目安としている湖尻の桜の状況は分かりませんが、箱根園のHPによれば同園では桜の開花が始まっているようです。
ということで、私の中では芦ノ湖のボートフィッシングもいよいよシーズン佳境・後半を迎えつつあるのではと思っています。
ということで、またまた今シーズンのヒットフライを3本補充しました。
ビーズヘッド・マラブー(金のティンセル付)10番黒色です。毎度同じ毛ばりで芸がなくてすみません・・・。
今シーズンの残りの釣行は、この毛ばりに加えベイトとなるワカサギを意識してC級スペシャルと芦ノ湖スペシャル、そしてゾンカーをベースに組み立てたいと思っています。C級の私は、この4種類でもどの順番でどう使うか悩むところです・・・。
果たして、どうなりますやら・・・。
そろそろ芦ノ湖畔の桜が開花する頃では思います。私が目安としている湖尻の桜の状況は分かりませんが、箱根園のHPによれば同園では桜の開花が始まっているようです。
ということで、私の中では芦ノ湖のボートフィッシングもいよいよシーズン佳境・後半を迎えつつあるのではと思っています。
ということで、またまた今シーズンのヒットフライを3本補充しました。
ビーズヘッド・マラブー(金のティンセル付)10番黒色です。毎度同じ毛ばりで芸がなくてすみません・・・。
今シーズンの残りの釣行は、この毛ばりに加えベイトとなるワカサギを意識してC級スペシャルと芦ノ湖スペシャル、そしてゾンカーをベースに組み立てたいと思っています。C級の私は、この4種類でもどの順番でどう使うか悩むところです・・・。
果たして、どうなりますやら・・・。
養沢で尺ヤマメと対峙した際に使ったドライフライ! [毛バリ情報]
昨日(3/27)の養沢でアウトリガーで尺ヤマメをゲットし、その後もう1匹いた尺ヤマメを時間をかけてドライで狙って失敗したことをご紹介していました。
C級の私にしては、珍しく毛ばりをこまめに交換し時間をかけて狙ってみたのですが、理由は尺ヤマメがライズ(静かなディンプルライズでした)するのを見て千載一遇のチャンスだと思ったことに加え、もう一つありました。それは前日に釣りビジョンで杉坂研治氏が出演するハイパーエキスパートという番組をみたことでした。2024年の解禁直後の愛知県の寒狭川でアマゴを釣るという内容でしたが、ミッジ等の毛ばりを駆使して見事釣果を上げていたので、それに触発されたのでした(単純です・・・)。
昨日は、最終的にはバラしてしまったものの、何とか2、3度口を使わせてフッキングまで漕ぎつけたわけですが、その際使用した毛ばりについてご紹介したいと思います。因みに場所は下弁天の下から2つ目の流れが緩やかなプールでした。
こちらの5つを左から順に使いました。
①マシュマロファイバー・ストーンフライ18番黒色
こちらは、日中のドライでのパイロットフライです。まず、こちらをキャストしたところ2、3回近くまで確認しに来たのですが、口を使うそぶりは見せませんでした。ということで完全に見切られました・・・。
②CDCストーンフライ18番黒色
どうやらユスリカのような小さい水生昆虫を捕食している感じだったので、テールがCDC素材の毛ばりを使いました。養沢でユスリカがハッチしている際によく使用する毛ばりです。こちらへの反応も①と同じでした。
③マシュマロファイバー・ストーンフライ18番黄色
次に、時折コカゲロウと思われる水生昆虫もハッチしていたので、養沢で夕方に使用する黄色の毛ばりを使ってみました。すると尺ヤマメが一度口を使ってテールに触れたものの、フックを咥えるまでには至りませんでした・・・。
なお、この毛ばりはその後の中流域(製材所、平和橋周辺)で活躍してくれました。
④ループウイング・ミッジ20番黒色
次に、私のフライボックスではCDCピューパと並んで最小の毛ばりであるループウイングミッジを使ってみたところ、しっかり口に咥えたのですが、アワセが決まりませんでした(滅多にミッジを使用しないC級の私らしいところです・・・₎。
⑤CDCダン18番茶色
時間をおいて、最後は右端のCDCダンを使ったところ、再び口を使ってくれてようやくフッキングまで漕ぎつけたのですが、直後に派手にバラシてしまいました・・・。
ここで、尺ヤマメを狙うのを諦めたのですが、C級の私にしては珍しく貴重な経験が出来ました。
この経験を今後の釣りに生かしたいと思います(懲りない私です・・・)。皆様にも多少なりとも参考になれば幸いです。
C級の私にしては、珍しく毛ばりをこまめに交換し時間をかけて狙ってみたのですが、理由は尺ヤマメがライズ(静かなディンプルライズでした)するのを見て千載一遇のチャンスだと思ったことに加え、もう一つありました。それは前日に釣りビジョンで杉坂研治氏が出演するハイパーエキスパートという番組をみたことでした。2024年の解禁直後の愛知県の寒狭川でアマゴを釣るという内容でしたが、ミッジ等の毛ばりを駆使して見事釣果を上げていたので、それに触発されたのでした(単純です・・・)。
昨日は、最終的にはバラしてしまったものの、何とか2、3度口を使わせてフッキングまで漕ぎつけたわけですが、その際使用した毛ばりについてご紹介したいと思います。因みに場所は下弁天の下から2つ目の流れが緩やかなプールでした。
こちらの5つを左から順に使いました。
①マシュマロファイバー・ストーンフライ18番黒色
こちらは、日中のドライでのパイロットフライです。まず、こちらをキャストしたところ2、3回近くまで確認しに来たのですが、口を使うそぶりは見せませんでした。ということで完全に見切られました・・・。
②CDCストーンフライ18番黒色
どうやらユスリカのような小さい水生昆虫を捕食している感じだったので、テールがCDC素材の毛ばりを使いました。養沢でユスリカがハッチしている際によく使用する毛ばりです。こちらへの反応も①と同じでした。
③マシュマロファイバー・ストーンフライ18番黄色
次に、時折コカゲロウと思われる水生昆虫もハッチしていたので、養沢で夕方に使用する黄色の毛ばりを使ってみました。すると尺ヤマメが一度口を使ってテールに触れたものの、フックを咥えるまでには至りませんでした・・・。
なお、この毛ばりはその後の中流域(製材所、平和橋周辺)で活躍してくれました。
④ループウイング・ミッジ20番黒色
次に、私のフライボックスではCDCピューパと並んで最小の毛ばりであるループウイングミッジを使ってみたところ、しっかり口に咥えたのですが、アワセが決まりませんでした(滅多にミッジを使用しないC級の私らしいところです・・・₎。
⑤CDCダン18番茶色
時間をおいて、最後は右端のCDCダンを使ったところ、再び口を使ってくれてようやくフッキングまで漕ぎつけたのですが、直後に派手にバラシてしまいました・・・。
ここで、尺ヤマメを狙うのを諦めたのですが、C級の私にしては珍しく貴重な経験が出来ました。
この経験を今後の釣りに生かしたいと思います(懲りない私です・・・)。皆様にも多少なりとも参考になれば幸いです。
ロクマル毛ばりをタイイング! [毛バリ情報]
解禁に向け地道な作業(その2) [毛バリ情報]
寒さがぶり返すなか、今日も家で解禁に向け地道な作業をしました・・・。
芦ノ湖用のフライボックスに収納している毛ばりのバーブ潰しです。
1本1本丁寧にこちらの道具を使ってバーブを潰しました。
スノーピークのバーブプレスAE-092です(以前シーバス用ルアーのバーブ潰しに使うため購入したものですが既に廃番になっているようです)。
穴のところにフックを挟んでバーブを潰します。
100本以上あったので時間は掛かりましたが、何とか全部バーブを潰すことが出来ました。
こちらはバーブがなくなったゾンカーとストリーマーです。一応、芦ノ湖で一世を風靡したアオミドロも忍ばせています・・・。
こちらはメインに使用しているマラブー系です。一番左は昔から使用している芦ノ湖スペシャルで、一番右は近年パイロットフライとして使用しているビーズヘッド芦ノ湖スペシャルUVパターン(C級スペシャル)です。
この中のどれか1本でもロクマルが咥えてくれるとよいのですが・・・。
なお、作業の過程でフライブックスに収納し過ぎていることに気が付いたので半分程を一旦マイルームに置いてあるフライ収納ケースに戻すことにしました。一回の釣行でせいぜい使うのは7、8本程度なので・・・。また、補充が必要な毛ばりも幾つかあったので今後タイイングしようと思っています。
遅まきながら、解禁に向け1歩前進です。
芦ノ湖用のフライボックスに収納している毛ばりのバーブ潰しです。
1本1本丁寧にこちらの道具を使ってバーブを潰しました。
スノーピークのバーブプレスAE-092です(以前シーバス用ルアーのバーブ潰しに使うため購入したものですが既に廃番になっているようです)。
穴のところにフックを挟んでバーブを潰します。
100本以上あったので時間は掛かりましたが、何とか全部バーブを潰すことが出来ました。
こちらはバーブがなくなったゾンカーとストリーマーです。一応、芦ノ湖で一世を風靡したアオミドロも忍ばせています・・・。
こちらはメインに使用しているマラブー系です。一番左は昔から使用している芦ノ湖スペシャルで、一番右は近年パイロットフライとして使用しているビーズヘッド芦ノ湖スペシャルUVパターン(C級スペシャル)です。
この中のどれか1本でもロクマルが咥えてくれるとよいのですが・・・。
なお、作業の過程でフライブックスに収納し過ぎていることに気が付いたので半分程を一旦マイルームに置いてあるフライ収納ケースに戻すことにしました。一回の釣行でせいぜい使うのは7、8本程度なので・・・。また、補充が必要な毛ばりも幾つかあったので今後タイイングしようと思っています。
遅まきながら、解禁に向け1歩前進です。
解禁に向け地道な作業・・・ [毛バリ情報]
いよいよ3月の解禁が近づいてきましたが、現在解禁に向け地道な作業を行っています・・・。
作業は毛ばりに関するもので、マイルームに置いてあるフライ収納ケースを取り出してきました。
作業内容は大きく2つになります。
① デッドストック化した毛ばりの処分
フライ収納ケースには、過去に試作した毛ばりや釣り場に携行するフライボックスに収納しきれない巻いたばかりの毛ばりを入れていますが、良いものから使っていくので時間の経過とともにデッドストック化してしまいます・・・。
これまでは、そのままにしておいても良かったのですが、良く使用しているビーズが最近欠品となっているケースが多く入手困難なため、解禁に向けて新たな毛ばりを巻くのに支障を来しており、デッドストック化している毛ばりからビーズを取り出すことにしたのでした・・・。
今回の作業で30個以上ビーズを確保出来たので、ようやく毛ばりを巻くことが出来ます。
② バーブ潰し
2つ目の作業は、過去に巻いたバーブ付きフックの処理です。40数年前にフライを始めた頃は全てバーブ付きフックでしたが、時間の経過とともに釣り場で規制しているところもあるためバーブレスフックのウェイトが増えてきていました。昨年の春時点でバーブ付きフックを使用しているのは芦ノ湖だけとなっていましたが、自分を釣ってしまったアクシデントを受けて、完全バーブレスフック化することに決めたのでした・・・。
こちらの道具を使ってバーブを潰し必要に応じてシャープナーで仕上げるという作業になりますが、作業の過程でフックポイント(針先)を傷つけてしまうケースも多く時間が掛かります・・・。
まずは、練習がてらフライ収納ケースにあったフック付き毛ばり約80本の処理を終えました。
ようやく、本丸の芦ノ湖用のフライボックスの毛ばりのバーブ潰しに着手する段階に辿り着きました。こんな状態で、果たして解禁までにタックルを含め準備が整うか、我が事ながら心配です・・・。
作業は毛ばりに関するもので、マイルームに置いてあるフライ収納ケースを取り出してきました。
作業内容は大きく2つになります。
① デッドストック化した毛ばりの処分
フライ収納ケースには、過去に試作した毛ばりや釣り場に携行するフライボックスに収納しきれない巻いたばかりの毛ばりを入れていますが、良いものから使っていくので時間の経過とともにデッドストック化してしまいます・・・。
これまでは、そのままにしておいても良かったのですが、良く使用しているビーズが最近欠品となっているケースが多く入手困難なため、解禁に向けて新たな毛ばりを巻くのに支障を来しており、デッドストック化している毛ばりからビーズを取り出すことにしたのでした・・・。
今回の作業で30個以上ビーズを確保出来たので、ようやく毛ばりを巻くことが出来ます。
② バーブ潰し
2つ目の作業は、過去に巻いたバーブ付きフックの処理です。40数年前にフライを始めた頃は全てバーブ付きフックでしたが、時間の経過とともに釣り場で規制しているところもあるためバーブレスフックのウェイトが増えてきていました。昨年の春時点でバーブ付きフックを使用しているのは芦ノ湖だけとなっていましたが、自分を釣ってしまったアクシデントを受けて、完全バーブレスフック化することに決めたのでした・・・。
こちらの道具を使ってバーブを潰し必要に応じてシャープナーで仕上げるという作業になりますが、作業の過程でフックポイント(針先)を傷つけてしまうケースも多く時間が掛かります・・・。
まずは、練習がてらフライ収納ケースにあったフック付き毛ばり約80本の処理を終えました。
ようやく、本丸の芦ノ湖用のフライボックスの毛ばりのバーブ潰しに着手する段階に辿り着きました。こんな状態で、果たして解禁までにタックルを含め準備が整うか、我が事ながら心配です・・・。
改良を加えたマラブーニンフ!! [毛バリ情報]
直近2回の秋川湖釣行(1/22、24)は調子がイマイチでしたが、今回はその中で救世主的な役割を担ってくれた改良を加えたマラブーニンフ14番黒色についてご紹介したいと思います。
こちらが、そのマラブーニンフです。
見た目何の変哲もない毛ばりですが、C級なりのこだわりが・・・。
従来のマラブーニンフはフックは小さめの16番を中心に使いシャンクに2.5cm程レッドワイヤー(鉛の細い線)を巻き付けていましたが、沈下速度が遅く、少し流れや風があると狙った層までなかなか沈まなかったり、ティペットが弛んだりしてアタリが出るのも遅くなっていました。また、フッキングにも難がありました。
このため、前々回の釣行前日に改良品を巻いてみたのでした。
具体的には、フックのサイズをビーズマラブーで多用している14番に上げて、レッドワイヤーを5cmと倍にしてアイに近い部分だけ2重にして巻いてみました。
こちらがフックやマテリアルです。
こちらはシャンクに巻いたレッドワイヤーです。アイに近いところを2重に巻いています。
ぼやけていて申し訳ありません・・・。
早速試してみたところ、ビーズニンフほど速くなく絶妙の沈み方をしてくれました。絶妙の沈み方というのは、これまでの経験から得た言い方で、沈む際にお魚さんの興味を惹き、沈下途中でも咥えてもらえ、しかもティペットの緩みが少なくコントロールしやすくアタリも出やすいという極めて感覚的なものです。
その結果、お魚さんの反応が非常に渋い状況でしたが、アタリが増えてフッキングも向上し釣果も上がりました。特に昨日は、今年初めてとなる大型のブラウンをゲット出来ました。
このブラウンは中層を回遊していたと思われますが、この毛ばりが沈下する途中で咥えてくれたものだと思います。
ただ、良いことずくめではなく、レッドワイヤを2重に巻いているため緩みやすく、使用しているうちにずれが生じて毛ばりが壊れやすいという弱点があり、パイロットフライのビーズヘッド・マラブーニンフより耐久性でははるかに劣ります。
恥ずかしながら、巻きが甘く数匹釣って壊れた毛ばりです・・・。
レッドワイヤーをシャンクにしっかり巻き付けた上でスレッドで硬く巻いて、さらに接着剤で固定することで対応してみようと思っています。
しばらく試行錯誤すると思いますが、出来ればパイロットフライに次ぐ位置付けに育てたいと考えています。果たしてどうなりますか・・・。
こちらが、そのマラブーニンフです。
見た目何の変哲もない毛ばりですが、C級なりのこだわりが・・・。
従来のマラブーニンフはフックは小さめの16番を中心に使いシャンクに2.5cm程レッドワイヤー(鉛の細い線)を巻き付けていましたが、沈下速度が遅く、少し流れや風があると狙った層までなかなか沈まなかったり、ティペットが弛んだりしてアタリが出るのも遅くなっていました。また、フッキングにも難がありました。
このため、前々回の釣行前日に改良品を巻いてみたのでした。
具体的には、フックのサイズをビーズマラブーで多用している14番に上げて、レッドワイヤーを5cmと倍にしてアイに近い部分だけ2重にして巻いてみました。
こちらがフックやマテリアルです。
こちらはシャンクに巻いたレッドワイヤーです。アイに近いところを2重に巻いています。
ぼやけていて申し訳ありません・・・。
早速試してみたところ、ビーズニンフほど速くなく絶妙の沈み方をしてくれました。絶妙の沈み方というのは、これまでの経験から得た言い方で、沈む際にお魚さんの興味を惹き、沈下途中でも咥えてもらえ、しかもティペットの緩みが少なくコントロールしやすくアタリも出やすいという極めて感覚的なものです。
その結果、お魚さんの反応が非常に渋い状況でしたが、アタリが増えてフッキングも向上し釣果も上がりました。特に昨日は、今年初めてとなる大型のブラウンをゲット出来ました。
このブラウンは中層を回遊していたと思われますが、この毛ばりが沈下する途中で咥えてくれたものだと思います。
ただ、良いことずくめではなく、レッドワイヤを2重に巻いているため緩みやすく、使用しているうちにずれが生じて毛ばりが壊れやすいという弱点があり、パイロットフライのビーズヘッド・マラブーニンフより耐久性でははるかに劣ります。
恥ずかしながら、巻きが甘く数匹釣って壊れた毛ばりです・・・。
レッドワイヤーをシャンクにしっかり巻き付けた上でスレッドで硬く巻いて、さらに接着剤で固定することで対応してみようと思っています。
しばらく試行錯誤すると思いますが、出来ればパイロットフライに次ぐ位置付けに育てたいと考えています。果たしてどうなりますか・・・。
新たなフックでタイイング! [毛バリ情報]
昨日(1/15)は、今年最初のタイイングです。
巻いた毛ばりは、ルースニングやアウトリガーで使用しているいつものビーズヘッド・マラブーニンフです。
初めて、今年最初の買い物で購入したスロバキアのドヒークというブランドの競技用フックでも巻いてみました。
画像右側はこれまで愛用してきているTMC3761のフックで、左側がドヒークのフックでいずれも14番です。
これまでよりフックが一回り太くゲイブも広くなっており、元気な良型が多い秋川湖のお魚さん達にフックを伸ばされることは少なそうです。
こちらは、パイロットフライの黄色です。
そして、ここに来て秋川湖で使用頻度が増えた黒色も巻いてみました。
いままで使用してきたフックよりゲイブが広いためシルエットがやや大きくなっているので、気難しい秋川湖のお魚さん達がこれまでどおり咥えてくれるか気になるところです。早速、次回の秋川湖釣行で試してみたいと思っていますが果たして結果は・・・。
巻いた毛ばりは、ルースニングやアウトリガーで使用しているいつものビーズヘッド・マラブーニンフです。
初めて、今年最初の買い物で購入したスロバキアのドヒークというブランドの競技用フックでも巻いてみました。
画像右側はこれまで愛用してきているTMC3761のフックで、左側がドヒークのフックでいずれも14番です。
これまでよりフックが一回り太くゲイブも広くなっており、元気な良型が多い秋川湖のお魚さん達にフックを伸ばされることは少なそうです。
こちらは、パイロットフライの黄色です。
そして、ここに来て秋川湖で使用頻度が増えた黒色も巻いてみました。
いままで使用してきたフックよりゲイブが広いためシルエットがやや大きくなっているので、気難しい秋川湖のお魚さん達がこれまでどおり咥えてくれるか気になるところです。早速、次回の秋川湖釣行で試してみたいと思っていますが果たして結果は・・・。
変形した毛ばり [毛バリ情報]
昨日(12/8)は秋川湖に行ってきましたが、既報のとおり魚のコンディションとサイズが上がって来て苦戦しました。
C級の私の場合スキルのなさが一番の原因ですが、多用している14番のニンフ用のフックが何度も伸ばされ変形してバラシが多発したのでした・・・。
こちらが昨日使用している最中に変形してしまった毛ばりです。
昨日の苦戦を物語っています・・・。
よく見ないと分からないのですが、針先が伸ばされて開き気味になっています。酷くない時はフォーセップで直して使用するようにしていますが、一度変形すると再び変形しやすくなってしまうため結局交換することが多くなります。昨日は5本もダメにしました。巻いた部分は耐久性があるのでまだまだ使えるのですが・・・。
帰宅後毛ばりを解きました。
一番下のフックは比較のため置いた未使用のものです。
このうち1本は、ランディング後フックを外す際にお魚さんが暴れたため、ねじれるように変形しています・・・。
今日も秋川湖では大物の放流があったようなので、対策としてそろそろフックサイズを12番に上げようかとも考えていますが、魚の喰いに影響する気がしてなかなか踏ん切りがつきません・・・。
なお、解体後はフックは廃棄処分しますが、ビーズは再利用するようにしています。ビーズは1個44円するためバカになりません・・・。因みにフックは購入ロットによりますが1本26円から30円です・・・。
C級の私の場合スキルのなさが一番の原因ですが、多用している14番のニンフ用のフックが何度も伸ばされ変形してバラシが多発したのでした・・・。
こちらが昨日使用している最中に変形してしまった毛ばりです。
昨日の苦戦を物語っています・・・。
よく見ないと分からないのですが、針先が伸ばされて開き気味になっています。酷くない時はフォーセップで直して使用するようにしていますが、一度変形すると再び変形しやすくなってしまうため結局交換することが多くなります。昨日は5本もダメにしました。巻いた部分は耐久性があるのでまだまだ使えるのですが・・・。
帰宅後毛ばりを解きました。
一番下のフックは比較のため置いた未使用のものです。
このうち1本は、ランディング後フックを外す際にお魚さんが暴れたため、ねじれるように変形しています・・・。
今日も秋川湖では大物の放流があったようなので、対策としてそろそろフックサイズを12番に上げようかとも考えていますが、魚の喰いに影響する気がしてなかなか踏ん切りがつきません・・・。
なお、解体後はフックは廃棄処分しますが、ビーズは再利用するようにしています。ビーズは1個44円するためバカになりません・・・。因みにフックは購入ロットによりますが1本26円から30円です・・・。
休日はタイイング・・・ [毛バリ情報]
関東では紅葉の時期を迎えていますが、ここのところ、土日休日は高速道路が混雑するだろうと思い大人しく家にいます・・・。
そして、頭を使わずノンビリといつもの毛ばりを巻いています・・・。
先日の11/3の文化の日に巻いたのはこちらでした。
まず、今シーズンの営業を始めた秋川湖でも好調だった沈めて使うビーズヘッド・マラブーニンフ14番黄色です。
そして、こちらはドライフライのマシュマロファイバー・ストーンフライの18番黒色です。
さらに、16番も巻きました。
さらに、こちらは16番の黄色です。
色々なことをしながらダラダラと巻いていたのですが、この日は40本を超えました。
決して『尖ってる毛ばり』ではありませんが、C級の私にはこれで十分です・・・。
そして、頭を使わずノンビリといつもの毛ばりを巻いています・・・。
先日の11/3の文化の日に巻いたのはこちらでした。
まず、今シーズンの営業を始めた秋川湖でも好調だった沈めて使うビーズヘッド・マラブーニンフ14番黄色です。
そして、こちらはドライフライのマシュマロファイバー・ストーンフライの18番黒色です。
さらに、16番も巻きました。
さらに、こちらは16番の黄色です。
色々なことをしながらダラダラと巻いていたのですが、この日は40本を超えました。
決して『尖ってる毛ばり』ではありませんが、C級の私にはこれで十分です・・・。
ドライフライの使用前・使用後 [毛バリ情報]
一昨日(10/23)のうらたんざわでは、ドライだけでレインボーを107匹ゲットしました。
使用毛ばりは、いつものマシュマロファイバー・ストーンフライの4種類でしたが、107匹釣るのに6本の毛ばりを使用し最後に残った1本を除き毛ばりを5本ダメにしました・・・。因みに珍しくロストはありませんでした。
こちらは、今回使用した4種類のドライフライ(18番黄色と黒色、16番の黄色と黒色)と同じもので使用前のものです。
こちらは実際に使用してダメにした毛ばりです。
バーブレスフックを使用しているので、ランディング後5割以上の確率で何もしなくてもフックはお魚さんの口から外れるのですが、残りはフォーセップを使うなどして外すことになります。その途中でお魚さんが暴れるとハックルが取れたり、酷い場合にはボディとして使用しているスレッドが解れたりしてしまうのでした・・・。
今回は、6本で107匹ゲットしたので、1本当たりにすると約18匹釣ったことになります。ビーズヘッド・マラブーニンフでは1本で50匹釣るのも珍しくはないのですが、ハックルを使っていることからどうしても耐久性に課題が残ります・・・。
出来るだけ頑丈に作っているつもりですが、まだまだ巻きが甘いところがあると反省すると同時に、フックを外す際にももう少し気を付けないといけないと思っています。
使用毛ばりは、いつものマシュマロファイバー・ストーンフライの4種類でしたが、107匹釣るのに6本の毛ばりを使用し最後に残った1本を除き毛ばりを5本ダメにしました・・・。因みに珍しくロストはありませんでした。
こちらは、今回使用した4種類のドライフライ(18番黄色と黒色、16番の黄色と黒色)と同じもので使用前のものです。
こちらは実際に使用してダメにした毛ばりです。
バーブレスフックを使用しているので、ランディング後5割以上の確率で何もしなくてもフックはお魚さんの口から外れるのですが、残りはフォーセップを使うなどして外すことになります。その途中でお魚さんが暴れるとハックルが取れたり、酷い場合にはボディとして使用しているスレッドが解れたりしてしまうのでした・・・。
今回は、6本で107匹ゲットしたので、1本当たりにすると約18匹釣ったことになります。ビーズヘッド・マラブーニンフでは1本で50匹釣るのも珍しくはないのですが、ハックルを使っていることからどうしても耐久性に課題が残ります・・・。
出来るだけ頑丈に作っているつもりですが、まだまだ巻きが甘いところがあると反省すると同時に、フックを外す際にももう少し気を付けないといけないと思っています。
タイイング秋の陣・パートⅡ [毛バリ情報]
今日(10/13)も、僅かですがタイイングしました。
前回(10/11)は養沢と秋川湖のどちらでも使用する毛ばりを巻きましたが、今回はオープンまであと2週間となった秋川湖だけを意識してのタイイングです。
昨年の秋川湖の記録を見たところ、オープン当初は水質がクリアで、前回巻いたビーズヘッドマラブーニンフの黄色は不調でその代わり黒色が活躍してくれました。
今回は、黄色に加え黒色もダメな場合に備えて、第3の毛ばりとしてオリーブ色を巻きました。
さらに、お魚さんの活性が低い時にシーズンを通して活躍してくれたビーズがないマラブーニンフの黒色とオリーブ色も巻きました。
久しぶりに巻いたので形が不揃いになっています・・・。
フックはTMC3769SP-BLの14番を使い、ビーズの代わりにシャンクに直接レッドワイヤを巻いて少しウエイトを付けています。そして、ボディにはフライライトのダビング材を使用しているほか、アイに近いところにソラックス(胸部)とヘッド(頭部)をイメージして光物(シンセシック素材)を薄く巻いてアクセントを付けています。
今回タイイングした毛ばりは困った時のお守り的存在なので、使わないで済めばそれに越したことはないのですが、果たして今年の秋川湖ではどうなりますやら・・・。
前回(10/11)は養沢と秋川湖のどちらでも使用する毛ばりを巻きましたが、今回はオープンまであと2週間となった秋川湖だけを意識してのタイイングです。
昨年の秋川湖の記録を見たところ、オープン当初は水質がクリアで、前回巻いたビーズヘッドマラブーニンフの黄色は不調でその代わり黒色が活躍してくれました。
今回は、黄色に加え黒色もダメな場合に備えて、第3の毛ばりとしてオリーブ色を巻きました。
さらに、お魚さんの活性が低い時にシーズンを通して活躍してくれたビーズがないマラブーニンフの黒色とオリーブ色も巻きました。
久しぶりに巻いたので形が不揃いになっています・・・。
フックはTMC3769SP-BLの14番を使い、ビーズの代わりにシャンクに直接レッドワイヤを巻いて少しウエイトを付けています。そして、ボディにはフライライトのダビング材を使用しているほか、アイに近いところにソラックス(胸部)とヘッド(頭部)をイメージして光物(シンセシック素材)を薄く巻いてアクセントを付けています。
今回タイイングした毛ばりは困った時のお守り的存在なので、使わないで済めばそれに越したことはないのですが、果たして今年の秋川湖ではどうなりますやら・・・。
毛ばりを量産しました!! [毛バリ情報]
今日(10/11)は、自宅で大人しくしていましたが、毛ばりを量産です。
当面の養沢釣行に必要な毛ばりを巻くことが最優先でしたが、10/27に2023-24年シーズンのオープンが予定されている秋川湖も意識して50本程巻きました。
まずは、アウトリガーとルースニングで使用する毛ばりです。
こちらは、先日タイイング方法を改めてご紹介したビーズヘッド・マラブーニンフの黄色です。フックサイズは12番と14番です。
黒色も巻きました。
そして、ドライで使用する毛ばりも巻きました。
マシュマロファイバー・ストーンフライの黄色です。フックサイズは16番と18番です。
こちらは黒色です。
いずれも養沢と秋川湖だけでなく各釣り場で多用して実績のある毛ばりですが、時間が掛からず簡単に巻けるので釣行回数だけは多いC級の私にとっては非常に有難い存在です。
当面の養沢釣行に必要な毛ばりを巻くことが最優先でしたが、10/27に2023-24年シーズンのオープンが予定されている秋川湖も意識して50本程巻きました。
まずは、アウトリガーとルースニングで使用する毛ばりです。
こちらは、先日タイイング方法を改めてご紹介したビーズヘッド・マラブーニンフの黄色です。フックサイズは12番と14番です。
黒色も巻きました。
そして、ドライで使用する毛ばりも巻きました。
マシュマロファイバー・ストーンフライの黄色です。フックサイズは16番と18番です。
こちらは黒色です。
いずれも養沢と秋川湖だけでなく各釣り場で多用して実績のある毛ばりですが、時間が掛からず簡単に巻けるので釣行回数だけは多いC級の私にとっては非常に有難い存在です。
ビーズヘッド・マラブーニンフのタイイング【解説版】 [毛バリ情報]
今回は、相当前にご紹介したことがありますが、C級の私がアウトリガーやルースニングでパイロットフライとして使用しているビーズヘッド・マラブーニンフのタイイングについて解説版をアップしたいと思います。
ジャンルでいえば、昆虫類を忠実に模したイミテーションフライではなくアトラクターフライ(ファンシーフライ)になります。
昨日(9/17)の養沢釣行で、初めてお会いした方から使用毛ばりを問われたのでフライボックスから2本取り出しお譲りしたところ、巻き方についても質問を頂きました。また先日は、お馴染みさんからどうもうまく巻けていないようだとのお話もあったことから、C級の私のタイイングのレベルの低さを露呈することになりますが、この機会に恥を忍んでご紹介することにしたものです・・・。少しでも参考になれば幸いです。
一番使用しており実績もある14番黄色を例に説明したいと思います。なお、実践では黄色のほかに黒色も多用しています。
<使用するマテリアル>
① フック・・・ TMC3761SP-BL14番
② ビーズ・・・ TMCブライトビーズMサイズ
※ 12番のフックを使用する場合や増水時に毛ばりを沈めたい場合にはLサイズを使用することがあります。
③ スレッド・・・ ユニスレッド6/0W ライトケイヒル
※ ライトケイヒルがない場合は、右のやや濃いイエローで代用することがあります。
④ ボディー・・・ フライライト・ダビングマテリアル・エクストラファインポーリー・♯38ペールウォータリーイエロー
※1 ♯38がない場合は、♯4ブライトイエローで代用することもあります。
※2 マラブーニンフと名付けているのでボディにもマラブーを使用すると思われている方が多いのですが、細目に仕上げるためマラブーではなく主にドライフライで使用するこのダビング材を使用しています。
⑤ テール・・・ マラブー・蛍光イエロー
※ 携蛍イエローがない場合は普通のイエローで代用することもあります。
⑥ 接着剤・・・ TMCクリアセメント
<タイイングの手順・コツ>
① ビーズをフックに通す。
※1 ビーズの穴の小さいほうがアイ側に来るようにセットします。
※2 多くの方からシャンクにレッドワイヤを付けないのかと質問を受けますが、私の場合は付けていません。理由はビーズでウェイトを付けることで十分だと思っていることと、出来るだけスリムに仕上げた方が魚の喰いやフッキングが良いと思っているからです。
② スレッドで下巻きをすると同時にビーズをアイ側にしっかり固定する。
※1 ビーズを固定するのにシャンクに150回から200回ほどスレッドを巻き付けます。多くの方からこんなにスレッドを巻くのかと驚かれるところです。ビーズが固定しているかを確かめるために親指と人差し指でつまみ回転しないか力を加えてみて動かなくなるまでしっかり巻くことが耐久性アップのコツです。
※2 このときビーズから6~7㎜程をタイトかつテーパー状に下巻きすることで仕上がりの形が良くなります。なおその先のゲイプに向けては細く薄く巻くようにします。理由は③の工程でテールを取り付ける際に厚くなるためです。
※3 毛ばりの耐久性をアップするため、下巻きの最後をハーフヒッチで止めています。
③ テールとして使用するマラブーを切り出してスレッドで取り付ける。
※1 マラブーのどの部分を使用するのかという質問を良く頂きます。使用する部位については、ふわふわしたファーがなく硬くなっている先端部分は出来るだけ使わない方が良いと思いますが、それ以外であれば2cm以上の長さがあればどこでもOKです。因みに、私は勿体ないので先端の部分も含め全て使用するようにしています・・・。この画像の例では、6cm位ある中央部のマラブーを使っていますが、これで2本巻くことが出来ます。まずは先端の3.5cm程をカットして使用し、残った2.5cmの部分も次の毛ばりに使用しています。
※2 マラブーの分量についても質問を頂きますが、私はイチイチ細かく数えることはしていないものの20~25本程で十分です。ここも驚かれるポイントですが多くの方からボリューム感を出すためにもっと使用していると思っていたと言われます。
※3 マラブーを取り付ける際にゲイプに絡まないようマラブーとフックの間にスレッドを1,2回通しておくようにしています。また、④の工程に移る前に耐久性アップを図るため、ここでもハーフヒッチを1回使ってマラブーが抜け辛くなるようにしています。
※4 マラブーは取り付けた後、取付位置から1cm程のところでカットします。ゲイプから見ると7,8mm程出ている感じで切り揃えています。これは、あくまでニンフをイメージしていることもありますが、フッキングを良くするためと、テールが長すぎるとゲイプに絡みやすくなるのでこれを避ける意味もあります。特に渓流では手返しが多くなるため絡むと釣りになりません。なお、ゲイプにマラブーが絡みついていると魚は何故か毛ばりを咥えてくれませんので実践段階でもこまめに確認する必要があります。因みに、芦ノ湖等のリトリーブフィッシングで使用するマラブーは、先端を短く切り揃えるようなことはしていません。これは小魚に似せて長さやボリューム感を敢えて出しているためです。テールは絡みやすくなりますが釣り方がリトリーブになるためキャスト頻度が少ないので・・・。
④ ダビング材を取り出しスレッドに撚り付けてボディに巻く。
※1 ダビング材の量の少なさにも驚かれますが、②の工程でスレッドで既にボディを形成しているので、それを薄く覆うことが出来れば十分です。
※2 私の場合は出来上がりを細身にするため、ダビング材を搔き出してフワッとさせたりボリューム感を出すようなことはしていません。むしろ硬めにダビング材を巻いた後にさらに上からスレッドで押さえるように巻いているほどです。
⑤ スレッドを止めてヘッドセメントを1滴垂らしてスレッドをカットして出来上がりです。
※1 スレッドの止め方ですが、私は簡単なハーフヒッチ3回で止めています。
※2 ダビング材とビーズの間にスレッドが食い込むようにしっかり止めることが重要で、そこにヘッドセメントを1滴垂らしています。
※3 耐久性アップのために、③の工程でマラブーを取り付けた後、マラブーに触れないように下巻き部分全体にヘッドセメントを付けてからボディを巻く方法もあります。
こちらは、以上の工程を経て出来上がった毛ばりです。
参考までにスケールを当てていますが、シャンク部分が1.3cm、テール部分を含め約2cmです。
以上いろいろ説明してきましたが、材料や工程そのものは極めてシンプルです。釣行回数が多い私は手軽に巻けて釣れてなおかつ耐久性があることを重要視しています。うまく出来ると毛ばりをロストしなければ1本で50匹釣ることも不可能ではありません。その意味でこの毛ばりは数十年の経験から行きついた『私の最強の毛ばりの一つ』と言えます(少し大袈裟です・・・)。
今回ご紹介したのは、あくまでC級の私のタイイングですので、これに拘ることなく皆様が自ら楽しみながら試行錯誤・工夫して『それぞれの最強の毛ばり』に辿り着くことを願っています。
ジャンルでいえば、昆虫類を忠実に模したイミテーションフライではなくアトラクターフライ(ファンシーフライ)になります。
昨日(9/17)の養沢釣行で、初めてお会いした方から使用毛ばりを問われたのでフライボックスから2本取り出しお譲りしたところ、巻き方についても質問を頂きました。また先日は、お馴染みさんからどうもうまく巻けていないようだとのお話もあったことから、C級の私のタイイングのレベルの低さを露呈することになりますが、この機会に恥を忍んでご紹介することにしたものです・・・。少しでも参考になれば幸いです。
一番使用しており実績もある14番黄色を例に説明したいと思います。なお、実践では黄色のほかに黒色も多用しています。
<使用するマテリアル>
① フック・・・ TMC3761SP-BL14番
② ビーズ・・・ TMCブライトビーズMサイズ
※ 12番のフックを使用する場合や増水時に毛ばりを沈めたい場合にはLサイズを使用することがあります。
③ スレッド・・・ ユニスレッド6/0W ライトケイヒル
※ ライトケイヒルがない場合は、右のやや濃いイエローで代用することがあります。
④ ボディー・・・ フライライト・ダビングマテリアル・エクストラファインポーリー・♯38ペールウォータリーイエロー
※1 ♯38がない場合は、♯4ブライトイエローで代用することもあります。
※2 マラブーニンフと名付けているのでボディにもマラブーを使用すると思われている方が多いのですが、細目に仕上げるためマラブーではなく主にドライフライで使用するこのダビング材を使用しています。
⑤ テール・・・ マラブー・蛍光イエロー
※ 携蛍イエローがない場合は普通のイエローで代用することもあります。
⑥ 接着剤・・・ TMCクリアセメント
<タイイングの手順・コツ>
① ビーズをフックに通す。
※1 ビーズの穴の小さいほうがアイ側に来るようにセットします。
※2 多くの方からシャンクにレッドワイヤを付けないのかと質問を受けますが、私の場合は付けていません。理由はビーズでウェイトを付けることで十分だと思っていることと、出来るだけスリムに仕上げた方が魚の喰いやフッキングが良いと思っているからです。
② スレッドで下巻きをすると同時にビーズをアイ側にしっかり固定する。
※1 ビーズを固定するのにシャンクに150回から200回ほどスレッドを巻き付けます。多くの方からこんなにスレッドを巻くのかと驚かれるところです。ビーズが固定しているかを確かめるために親指と人差し指でつまみ回転しないか力を加えてみて動かなくなるまでしっかり巻くことが耐久性アップのコツです。
※2 このときビーズから6~7㎜程をタイトかつテーパー状に下巻きすることで仕上がりの形が良くなります。なおその先のゲイプに向けては細く薄く巻くようにします。理由は③の工程でテールを取り付ける際に厚くなるためです。
※3 毛ばりの耐久性をアップするため、下巻きの最後をハーフヒッチで止めています。
③ テールとして使用するマラブーを切り出してスレッドで取り付ける。
※1 マラブーのどの部分を使用するのかという質問を良く頂きます。使用する部位については、ふわふわしたファーがなく硬くなっている先端部分は出来るだけ使わない方が良いと思いますが、それ以外であれば2cm以上の長さがあればどこでもOKです。因みに、私は勿体ないので先端の部分も含め全て使用するようにしています・・・。この画像の例では、6cm位ある中央部のマラブーを使っていますが、これで2本巻くことが出来ます。まずは先端の3.5cm程をカットして使用し、残った2.5cmの部分も次の毛ばりに使用しています。
※2 マラブーの分量についても質問を頂きますが、私はイチイチ細かく数えることはしていないものの20~25本程で十分です。ここも驚かれるポイントですが多くの方からボリューム感を出すためにもっと使用していると思っていたと言われます。
※3 マラブーを取り付ける際にゲイプに絡まないようマラブーとフックの間にスレッドを1,2回通しておくようにしています。また、④の工程に移る前に耐久性アップを図るため、ここでもハーフヒッチを1回使ってマラブーが抜け辛くなるようにしています。
※4 マラブーは取り付けた後、取付位置から1cm程のところでカットします。ゲイプから見ると7,8mm程出ている感じで切り揃えています。これは、あくまでニンフをイメージしていることもありますが、フッキングを良くするためと、テールが長すぎるとゲイプに絡みやすくなるのでこれを避ける意味もあります。特に渓流では手返しが多くなるため絡むと釣りになりません。なお、ゲイプにマラブーが絡みついていると魚は何故か毛ばりを咥えてくれませんので実践段階でもこまめに確認する必要があります。因みに、芦ノ湖等のリトリーブフィッシングで使用するマラブーは、先端を短く切り揃えるようなことはしていません。これは小魚に似せて長さやボリューム感を敢えて出しているためです。テールは絡みやすくなりますが釣り方がリトリーブになるためキャスト頻度が少ないので・・・。
④ ダビング材を取り出しスレッドに撚り付けてボディに巻く。
※1 ダビング材の量の少なさにも驚かれますが、②の工程でスレッドで既にボディを形成しているので、それを薄く覆うことが出来れば十分です。
※2 私の場合は出来上がりを細身にするため、ダビング材を搔き出してフワッとさせたりボリューム感を出すようなことはしていません。むしろ硬めにダビング材を巻いた後にさらに上からスレッドで押さえるように巻いているほどです。
⑤ スレッドを止めてヘッドセメントを1滴垂らしてスレッドをカットして出来上がりです。
※1 スレッドの止め方ですが、私は簡単なハーフヒッチ3回で止めています。
※2 ダビング材とビーズの間にスレッドが食い込むようにしっかり止めることが重要で、そこにヘッドセメントを1滴垂らしています。
※3 耐久性アップのために、③の工程でマラブーを取り付けた後、マラブーに触れないように下巻き部分全体にヘッドセメントを付けてからボディを巻く方法もあります。
こちらは、以上の工程を経て出来上がった毛ばりです。
参考までにスケールを当てていますが、シャンク部分が1.3cm、テール部分を含め約2cmです。
以上いろいろ説明してきましたが、材料や工程そのものは極めてシンプルです。釣行回数が多い私は手軽に巻けて釣れてなおかつ耐久性があることを重要視しています。うまく出来ると毛ばりをロストしなければ1本で50匹釣ることも不可能ではありません。その意味でこの毛ばりは数十年の経験から行きついた『私の最強の毛ばりの一つ』と言えます(少し大袈裟です・・・)。
今回ご紹介したのは、あくまでC級の私のタイイングですので、これに拘ることなく皆様が自ら楽しみながら試行錯誤・工夫して『それぞれの最強の毛ばり』に辿り着くことを願っています。
増水に対応する毛ばりをタイイング [毛バリ情報]
今日も懲りずにタイイング・・・ [毛バリ情報]
今日もタイイング・・・ [毛バリ情報]
禁漁まであと5週間! [毛バリ情報]
今日(8/26)は、釣りに行くつもりで用意していましたが、急遽用が出来て行けませんでした・・・。
カレンダーを見ると関東地方の主な河川が禁漁となる9月末まで残すところあと5週間となっていました。台風の発生等も考慮すると釣行出来る期間はさらに少なくなるので、少し焦りが出て来ました・・・。
焦ってばかりいてもしょうがないため、今日は来たるべきタイミングを逃すことのないよう、ティペット等の消耗品を補充すべくネットショップで注文したほか、タイイングも行いました。
今日巻いたのは、毎度お馴染みのマシュマロファイバー・ストーンフライ16番黄色です。
この毛ばりはシーズンを通してイブニングを中心に多用していますが、これからの荒食いの時期に特に実績があります。
これで一応準備が整ったので、残り少なくなったチャンスを出来るだけ逃さないようにしたいと思います。さてさてどうなりますことやら・・・。
カレンダーを見ると関東地方の主な河川が禁漁となる9月末まで残すところあと5週間となっていました。台風の発生等も考慮すると釣行出来る期間はさらに少なくなるので、少し焦りが出て来ました・・・。
焦ってばかりいてもしょうがないため、今日は来たるべきタイミングを逃すことのないよう、ティペット等の消耗品を補充すべくネットショップで注文したほか、タイイングも行いました。
今日巻いたのは、毎度お馴染みのマシュマロファイバー・ストーンフライ16番黄色です。
この毛ばりはシーズンを通してイブニングを中心に多用していますが、これからの荒食いの時期に特に実績があります。
これで一応準備が整ったので、残り少なくなったチャンスを出来るだけ逃さないようにしたいと思います。さてさてどうなりますことやら・・・。
夏のタイイング! [毛バリ情報]
ここのところ、猛暑の中でも養沢やうらたんざわで釣行を続けているため、流石にフライボックスの毛ばりが枯渇し始めました・・・。
ということで、昨日(8/5)は家で大人しくタイイングです。
こちらは、ビーズマラブーニンフ14番の黄色です。
そして、同じく黒色も少々。
さらに、マシュマロファイバーストーンフライ18番の黒色と黄色を10本ずつ巻きました。
補充する毛ばりの種類・本数で、私のこの夏の使用毛ばりの傾向がわかるかと思いますが、マラブーのカラーは引き続き黄色が圧倒的に多い状況にあります。一方、ドライでは渇水気味のなか18番と小さめの毛ばりが活躍してくれていますが、カラーは日中使用する黒色とイブニングに使用する黄色が拮抗しています。
ということで、昨日(8/5)は家で大人しくタイイングです。
こちらは、ビーズマラブーニンフ14番の黄色です。
そして、同じく黒色も少々。
さらに、マシュマロファイバーストーンフライ18番の黒色と黄色を10本ずつ巻きました。
補充する毛ばりの種類・本数で、私のこの夏の使用毛ばりの傾向がわかるかと思いますが、マラブーのカラーは引き続き黄色が圧倒的に多い状況にあります。一方、ドライでは渇水気味のなか18番と小さめの毛ばりが活躍してくれていますが、カラーは日中使用する黒色とイブニングに使用する黄色が拮抗しています。
今日は中型カゲロウフライを試作しました・・・ [毛バリ情報]
一昨日(6/22)の養沢で、中型の黄色いカゲロウが亜成虫(ダン)から成虫(スピナー)に脱皮したところを目撃したことを受けて、早速タイイングです・・・。
こちらは、現在主力として活躍してくれているカワゲラを模したマシュマロファーバーストーンフライ16番黄色です。
これをもとに中型カゲロウパターンを2つ試作してみました。といってもマイナーチェンジです・・・。
まず、テールに使用しているマシュマロファイバーの量を半分に減らし、ハックルも3回転から2回転にして薄く巻いて全体的にスリム化を図ってカゲロウっぽいパターンを巻いてみました。
浮力に懸念がありそうです・・・。
さらに、テールをシャンクに出来るだけ巻き付けてより細身にしたパターンも巻いてみました。
テールの先端が開いてしまってイマイチイメージと違いますが、フロータント(ドライジェル)を付ければ細くなるかと・・・。
次回釣行の際にダメもとで早速試してみようかと思っています。果たして結果はどうなりますか・・・。
P.S. 話は変わり養沢川のホタルについてです。東京都水防チャンネルの小宮ふるさと自然学校のライブカメラを日付が変わる前(6/24の22時台)に覗いていたところ(暇です・・・)、時折ホタルが飛んでいるのが確認出来ました。高感度カメラなので果たして映るのか半信半疑でしたが、点滅しながらゆっくり飛んでいるのが分かりました。そしてまさかの光景が・・・。ちょうど見物していた親子連れの子供さんが手を差し伸べたところホタルが手のひらに止まったようでした。固定カメラなので映像の範囲が極めて狭いなかで、レアな光景を見ることが出来ました。それだけ佳境を迎えているということかと・・・。
こちらは、現在主力として活躍してくれているカワゲラを模したマシュマロファーバーストーンフライ16番黄色です。
これをもとに中型カゲロウパターンを2つ試作してみました。といってもマイナーチェンジです・・・。
まず、テールに使用しているマシュマロファイバーの量を半分に減らし、ハックルも3回転から2回転にして薄く巻いて全体的にスリム化を図ってカゲロウっぽいパターンを巻いてみました。
浮力に懸念がありそうです・・・。
さらに、テールをシャンクに出来るだけ巻き付けてより細身にしたパターンも巻いてみました。
テールの先端が開いてしまってイマイチイメージと違いますが、フロータント(ドライジェル)を付ければ細くなるかと・・・。
次回釣行の際にダメもとで早速試してみようかと思っています。果たして結果はどうなりますか・・・。
P.S. 話は変わり養沢川のホタルについてです。東京都水防チャンネルの小宮ふるさと自然学校のライブカメラを日付が変わる前(6/24の22時台)に覗いていたところ(暇です・・・)、時折ホタルが飛んでいるのが確認出来ました。高感度カメラなので果たして映るのか半信半疑でしたが、点滅しながらゆっくり飛んでいるのが分かりました。そしてまさかの光景が・・・。ちょうど見物していた親子連れの子供さんが手を差し伸べたところホタルが手のひらに止まったようでした。固定カメラなので映像の範囲が極めて狭いなかで、レアな光景を見ることが出来ました。それだけ佳境を迎えているということかと・・・。
久しぶりに水生昆虫の書籍を引っ張り出しました・・・!? [毛バリ情報]
今日(6/23)は、久しぶりに本棚からこちらの書籍を取り出し調べものをしました。
『フライマンのための水生昆虫入門』です。
C級の私は、水生昆虫のことは、カゲロウ、トビケラ(カディス)、カワゲラ(ストーンフライ)、ユスリカ程度の大まかな分類しか知りません。
毛ばりのタイイングについても、写実派ではなく、印象派です。虫らしくというよりは虫っぽくということで巻いていますので水生昆虫を細かく観察するというようなことはしていません(タイイングスキルもありませんので・・・)。巻いている毛ばりも、イミテーションフライというよりはもっぱらアトラクターフライになります。
そんな私がこの書籍を取り出して見るのは珍しいことです。
きっかけは、昨日(6/22)の養沢釣行の最後に事務所のストーブで暖を取っている時に、こちらの光景を見たことでした。
窓の外側の止まっていたカゲロウの亜成虫(ダン)が成虫(スピナー)に脱皮した直後のようです。下が抜け殻で上がスピナーのようですが、まだ翅は伸び切っておらずテールもピンと張っていません。大きさはテール部を除いて全長1.2cm程です。この光景をこの角度(お魚さんが見る角度?)で見るのは初めてだったので即座に画像におさめ、観察させてもらいました。
現在、これに近いもの(中型の黄色いカゲロウ)が飛んでいる時に私が使用している毛ばりは、いつものこちらになります。定番のマシュマロファイバーストーンフライ16番黄色です。
勿論名前のとおり本来カワゲラを模したつもりの毛ばりですが、カゲロウが飛んでいる時にも効果的な場合があるのでした。昨日の尺ヤマメもこの毛ばりに出てくれました。
しかし、今回見たスピナーは、色は殆んど一緒でしたが、シルエットが思った以上に細身で長いのに驚きました。スピナーが飛んでいる時は翅を動かしているのでもう少し大きく見えるのかもしれませんが、それにしてもスリムです。
ということで、ストーンフライをベースに今回の観察を手掛かりにして、テールをより細身にしてハックルもより薄く巻くことでカゲロウフライを巻けないかチャレンジしてみようと思っています。あくまで印象派としてですが・・・。
その前に、書籍を手掛かりにカゲロウの種類を特定しようと試みたのですが、翅が伸び切っていないこともあり、これがなかなか難しく・・・。色と大きさから判断してキイロカワカゲロウ、キイロヒラタカゲロウ、エルモンヒラタカゲロウあたりが近いように思いますが、C級の私には良くわかりませんでした・・・。
C級の私にとっては、名前を知らなくても実際の釣行で困ることはないため、便宜上『中型の黄色いカゲロウ』としておきたいと思います(完全に開き直っています・・・)。
『フライマンのための水生昆虫入門』です。
C級の私は、水生昆虫のことは、カゲロウ、トビケラ(カディス)、カワゲラ(ストーンフライ)、ユスリカ程度の大まかな分類しか知りません。
毛ばりのタイイングについても、写実派ではなく、印象派です。虫らしくというよりは虫っぽくということで巻いていますので水生昆虫を細かく観察するというようなことはしていません(タイイングスキルもありませんので・・・)。巻いている毛ばりも、イミテーションフライというよりはもっぱらアトラクターフライになります。
そんな私がこの書籍を取り出して見るのは珍しいことです。
きっかけは、昨日(6/22)の養沢釣行の最後に事務所のストーブで暖を取っている時に、こちらの光景を見たことでした。
窓の外側の止まっていたカゲロウの亜成虫(ダン)が成虫(スピナー)に脱皮した直後のようです。下が抜け殻で上がスピナーのようですが、まだ翅は伸び切っておらずテールもピンと張っていません。大きさはテール部を除いて全長1.2cm程です。この光景をこの角度(お魚さんが見る角度?)で見るのは初めてだったので即座に画像におさめ、観察させてもらいました。
現在、これに近いもの(中型の黄色いカゲロウ)が飛んでいる時に私が使用している毛ばりは、いつものこちらになります。定番のマシュマロファイバーストーンフライ16番黄色です。
勿論名前のとおり本来カワゲラを模したつもりの毛ばりですが、カゲロウが飛んでいる時にも効果的な場合があるのでした。昨日の尺ヤマメもこの毛ばりに出てくれました。
しかし、今回見たスピナーは、色は殆んど一緒でしたが、シルエットが思った以上に細身で長いのに驚きました。スピナーが飛んでいる時は翅を動かしているのでもう少し大きく見えるのかもしれませんが、それにしてもスリムです。
ということで、ストーンフライをベースに今回の観察を手掛かりにして、テールをより細身にしてハックルもより薄く巻くことでカゲロウフライを巻けないかチャレンジしてみようと思っています。あくまで印象派としてですが・・・。
その前に、書籍を手掛かりにカゲロウの種類を特定しようと試みたのですが、翅が伸び切っていないこともあり、これがなかなか難しく・・・。色と大きさから判断してキイロカワカゲロウ、キイロヒラタカゲロウ、エルモンヒラタカゲロウあたりが近いように思いますが、C級の私には良くわかりませんでした・・・。
C級の私にとっては、名前を知らなくても実際の釣行で困ることはないため、便宜上『中型の黄色いカゲロウ』としておきたいと思います(完全に開き直っています・・・)。
粗製濫造のツケ!? [毛バリ情報]
昨日(6/15)は、前日に巻いた毛ばりを使ってうらたんざわで60cmのレインボーを筆頭に71匹ゲットすることが出来ましたが、勢いに任せて一挙に46本も巻いたツケが・・・。
私は毛ばりの耐久性を重視しており、普段はあまり毛ばりが壊れることはないのですが、昨日は何時になく毛ばりが壊れて交換することが多かったのでした。
こちらは、ビーズマラブーニンフですが、ボディに使用しているダビング材が解れてずり下がってしまっています。
そして、こちらはストーンフライですが、巻いていたハックルが解れてしまっています。
どうやら、テールとヘッドそしてハックルの巻き留めが甘かったようです。また、下巻き自体も甘かったようです。何本も巻いているうちに丁寧さが欠けてしまったようで粗製濫造のツケが出てしまったようです。
簡単に巻けるからと言って基本部分を疎かにしてはいけないと改めて反省した次第です(お粗末でした・・・)。
私は毛ばりの耐久性を重視しており、普段はあまり毛ばりが壊れることはないのですが、昨日は何時になく毛ばりが壊れて交換することが多かったのでした。
こちらは、ビーズマラブーニンフですが、ボディに使用しているダビング材が解れてずり下がってしまっています。
そして、こちらはストーンフライですが、巻いていたハックルが解れてしまっています。
どうやら、テールとヘッドそしてハックルの巻き留めが甘かったようです。また、下巻き自体も甘かったようです。何本も巻いているうちに丁寧さが欠けてしまったようで粗製濫造のツケが出てしまったようです。
簡単に巻けるからと言って基本部分を疎かにしてはいけないと改めて反省した次第です(お粗末でした・・・)。
毛ばりを補充しました! [毛バリ情報]
昨日(6/14)は、ここのところ釣行が続いてフライボックスがスカスカになってきたことから家で大人しくタイイングです。
まずは、沈める毛ばりの定番となっているビーズヘッド・マラブーニンフです。
通常の釣行では14番黄色の使用が圧倒的に多いのですが、梅雨時期は増水・濁り対策で沈みやすい12番と濁りの時に反応が良い黒色を使うケースが増えることから、14番黄色12本に加え、12番黄色を3本、14番黒色を10本、12番黒色を4本の計29本をタイイングです(30本巻くつもりでしてたがマテリアルが無くなったもので・・・)。
さらにドライフライも。こちらも定番となっているマシュマロファイバー・ストーンフライですが、今回は黄色を補充しました。
まずは18番を11本。
黒色とともに日中から使用しています。
そして16番を6本。テールに使用しているマシュマロファイバーを2つ折りにして浮力をアップさせています。
こちらは増水で速くなった流れやイブニングに威力を発揮してくれます。
昨日は46本巻くことが出来ました。
なお、パラシュートは使わないのですかと質問を頂くことがありますが、釣行頻度が高くタイイング技術が低いC級の私は、試行錯誤の結果、近年はもっぱら上記の簡単に巻ける毛ばりに頼っています。一応、フライボックスにはパラシュートやCDCピューパ、CDCダン、フェザントテールニンフ等も入っていますが・・・。
何はともあれ、これでまた暫く釣りに専念出来ます・・・。
まずは、沈める毛ばりの定番となっているビーズヘッド・マラブーニンフです。
通常の釣行では14番黄色の使用が圧倒的に多いのですが、梅雨時期は増水・濁り対策で沈みやすい12番と濁りの時に反応が良い黒色を使うケースが増えることから、14番黄色12本に加え、12番黄色を3本、14番黒色を10本、12番黒色を4本の計29本をタイイングです(30本巻くつもりでしてたがマテリアルが無くなったもので・・・)。
さらにドライフライも。こちらも定番となっているマシュマロファイバー・ストーンフライですが、今回は黄色を補充しました。
まずは18番を11本。
黒色とともに日中から使用しています。
そして16番を6本。テールに使用しているマシュマロファイバーを2つ折りにして浮力をアップさせています。
こちらは増水で速くなった流れやイブニングに威力を発揮してくれます。
昨日は46本巻くことが出来ました。
なお、パラシュートは使わないのですかと質問を頂くことがありますが、釣行頻度が高くタイイング技術が低いC級の私は、試行錯誤の結果、近年はもっぱら上記の簡単に巻ける毛ばりに頼っています。一応、フライボックスにはパラシュートやCDCピューパ、CDCダン、フェザントテールニンフ等も入っていますが・・・。
何はともあれ、これでまた暫く釣りに専念出来ます・・・。
今日はタイイングです! [毛バリ情報]
ここのところ、養沢釣行が続いていますが、いよいよフライボックスから良く使う毛ばりが枯渇してきました。
ということで、今日(5/28)は家で大人しくタイイングです。
まずは、ルースニングやアウトリガーの沈める釣りでパイロットフライとして活躍してくれているビーズ(ヘッド)マラブーニンフの14番黄色です。
ここ最近の養沢釣行においてどんなフライを使っているのか質問を受けるケースが続き、その際にお譲りしたこともありフライボックスからなくなったことから、今回11本巻きました。この毛ばりは耐久性があるのでティペット切れが無ければ一日1本で済ますことも可能です。
なお、過去にマラブーを使ってニンフとは分かってないのではとのご指摘を頂いたことがあります。私の中ではフェザント(キジ)の毛と同じようにマラブーもニンフのテールの素材として使っているという感覚です。私はテールにのみマラブー素材を使っておりしかも先端を短く切り揃えています。マラブーを敢えてテールに使っているのは、水中でゆっくり沈めるためと毛ばりの姿勢を水平に保つためです。その方がお魚さんに見切られにくいと思っているからです。
次に、日中のドライでパイロットフライとして使っているマシュマロファイバーストーンフライの18番黒色です。
この毛ばりはユスリカがハッチしている際にも効果があります。この毛ばりが無いとC級の私のドライフィッシングは組み立てられません。こちらも11本巻きました。
最後は、イブニングライズの際に多用しているマシュマロファイバーストーンフライの16番黄色です。
ということで、今日(5/28)は家で大人しくタイイングです。
まずは、ルースニングやアウトリガーの沈める釣りでパイロットフライとして活躍してくれているビーズ(ヘッド)マラブーニンフの14番黄色です。
ここ最近の養沢釣行においてどんなフライを使っているのか質問を受けるケースが続き、その際にお譲りしたこともありフライボックスからなくなったことから、今回11本巻きました。この毛ばりは耐久性があるのでティペット切れが無ければ一日1本で済ますことも可能です。
なお、過去にマラブーを使ってニンフとは分かってないのではとのご指摘を頂いたことがあります。私の中ではフェザント(キジ)の毛と同じようにマラブーもニンフのテールの素材として使っているという感覚です。私はテールにのみマラブー素材を使っておりしかも先端を短く切り揃えています。マラブーを敢えてテールに使っているのは、水中でゆっくり沈めるためと毛ばりの姿勢を水平に保つためです。その方がお魚さんに見切られにくいと思っているからです。
次に、日中のドライでパイロットフライとして使っているマシュマロファイバーストーンフライの18番黒色です。
この毛ばりはユスリカがハッチしている際にも効果があります。この毛ばりが無いとC級の私のドライフィッシングは組み立てられません。こちらも11本巻きました。
最後は、イブニングライズの際に多用しているマシュマロファイバーストーンフライの16番黄色です。
ストーンフライ(カワゲラ)と称していますが、モンカゲロウ等大き目のカゲロウ(メイフライ)がハッチしている時にも有効です。また、視認性が良く日没直前の周囲が暗くなってきた釣行最後に結ぶことが多くなっています。こちらは6本巻きました。
いずれも、過去の経験をもとに行きついた信頼の厚い毛ばり達です。
これで、また釣りに行くことが出来ます・・・。
いずれも、過去の経験をもとに行きついた信頼の厚い毛ばり達です。
これで、また釣りに行くことが出来ます・・・。
芦ノ湖用毛ばりのタイイング [毛バリ情報]
エース毛バリのタイイング [毛バリ情報]
解禁直後を振り返りながらタイイングです [毛バリ情報]
2023年の解禁(3/1)から12日が過ぎましたが、これまでに養沢に2回、芦ノ湖に1回、そしてその合間に秋川湖に2回の計5回釣行しました。
今日は、解禁直後の釣行を振り返りつつのんびりタイイングです。
まず養沢ですが、ラッキーにも初日に標識ヤマメをゲットする等、水量が少ない中ですが、ほぼ期待した通りの釣りが出来ています。毛ばりも、ルースニングではパイロットフライのビーズマラブーニンフの14番黄色とマラブーニンフ14番黒色、ドライではCDCストーンフライ18番黒色とCDCダン20番黄色を中心に想定通りの活躍をしてくれています。ということで本日は養沢用の毛ばりは巻きませんでした。
次に芦ノ湖ですが、アタリは23回とそれなりに得ることが出来たものの、フッキング率が非常に悪く大苦戦しました。フッキング率の悪さは、リトリーブの仕方やアワセ方等様々な要因が重なってのことだとは思いますが、一番お魚さんに近い毛ばりにも問題があるのではと思っています。ということで、今日はビーズヘッド芦ノ湖スペシャルUVパターン10番(C級スペシャル)をベースに、小さめの12番のフックやゲイプの広いフックを使ってタイイングしてみたり、ビーズのないマラブーを巻いてみたりしました。
次回の芦ノ湖釣行で少し試してみたいと思います。
最後に秋川湖ですが、暖かい日が続いて水温が上がってきており、トップシーズンを迎えつつあるようです。個人的には、その波にイマイチ乗り切れていない感じはありますが、マズマズ想定の範囲内かなと思っています。毛ばりについては、パイロットフライのビーズマラブーニンフ14番黄色にいつもの爆発力がないもののマラブー14番が好調なので、今日はこれを補充しました。
なお、次回の芦ノ湖釣行ではこの毛ばりも少し持参してみようかなと思っています。
さらに秋川湖はドライの季節に入っているようなので、ドライ用の毛ばりも巻きました。
フックサイズで14番から18番までを数本用意しました。
今日は、久しぶりにあれこれ思いをはせながら、タイイングで楽しい時間を過ごすことが出来ました。
これで結果が出てくれればさらに嬉しいのですが、果たしてどうなりますやら・・・。
今日は、解禁直後の釣行を振り返りつつのんびりタイイングです。
まず養沢ですが、ラッキーにも初日に標識ヤマメをゲットする等、水量が少ない中ですが、ほぼ期待した通りの釣りが出来ています。毛ばりも、ルースニングではパイロットフライのビーズマラブーニンフの14番黄色とマラブーニンフ14番黒色、ドライではCDCストーンフライ18番黒色とCDCダン20番黄色を中心に想定通りの活躍をしてくれています。ということで本日は養沢用の毛ばりは巻きませんでした。
次に芦ノ湖ですが、アタリは23回とそれなりに得ることが出来たものの、フッキング率が非常に悪く大苦戦しました。フッキング率の悪さは、リトリーブの仕方やアワセ方等様々な要因が重なってのことだとは思いますが、一番お魚さんに近い毛ばりにも問題があるのではと思っています。ということで、今日はビーズヘッド芦ノ湖スペシャルUVパターン10番(C級スペシャル)をベースに、小さめの12番のフックやゲイプの広いフックを使ってタイイングしてみたり、ビーズのないマラブーを巻いてみたりしました。
次回の芦ノ湖釣行で少し試してみたいと思います。
最後に秋川湖ですが、暖かい日が続いて水温が上がってきており、トップシーズンを迎えつつあるようです。個人的には、その波にイマイチ乗り切れていない感じはありますが、マズマズ想定の範囲内かなと思っています。毛ばりについては、パイロットフライのビーズマラブーニンフ14番黄色にいつもの爆発力がないもののマラブー14番が好調なので、今日はこれを補充しました。
なお、次回の芦ノ湖釣行ではこの毛ばりも少し持参してみようかなと思っています。
さらに秋川湖はドライの季節に入っているようなので、ドライ用の毛ばりも巻きました。
フックサイズで14番から18番までを数本用意しました。
今日は、久しぶりにあれこれ思いをはせながら、タイイングで楽しい時間を過ごすことが出来ました。
これで結果が出てくれればさらに嬉しいのですが、果たしてどうなりますやら・・・。
タイイング用に瞬間接着剤を購入! [毛バリ情報]
解禁後も毛ばりのタイイングに追われていますが、一昨日(3/5)、百均で瞬間接着剤を購入しました。
購入のきっかけは、ある方にタイイングの際に使う接着剤として勧められたことでした。
こちらです。
私のこれまでの瞬間接着剤のイメージというと、チューブに入っておりドロッとしていて、一度使ってしばらく置くと出口が硬くなってしまい使いづらいというものでした。しかし、こちらはボトルに入っており中身も従来のものよりサラッとしている感じで、その上キャップの内側にブラシが付いており、格段に扱いやすくなっていました。
早速使用してみましたが、イイ感じでした。
後は接着効果や毛ばりの素材への影響等が気になるところですが、実践で早速確認してみたいと思っています。
購入のきっかけは、ある方にタイイングの際に使う接着剤として勧められたことでした。
こちらです。
私のこれまでの瞬間接着剤のイメージというと、チューブに入っておりドロッとしていて、一度使ってしばらく置くと出口が硬くなってしまい使いづらいというものでした。しかし、こちらはボトルに入っており中身も従来のものよりサラッとしている感じで、その上キャップの内側にブラシが付いており、格段に扱いやすくなっていました。
早速使用してみましたが、イイ感じでした。
後は接着効果や毛ばりの素材への影響等が気になるところですが、実践で早速確認してみたいと思っています。
プロのタイイング!! [毛バリ情報]
先日(2/⒘)、つるや釣具店の第33回ハンドクラフト展に行ってきたことをご紹介しましたが、今日はその際に見ることが出来たプロのタイイングについてです。
ティムコのブースにこちらの有名なタイヤ―がお出ででした。
このブログでもこれまでに数回ご紹介していますが嶋崎了氏です。今回も画像を撮ることとブログで紹介することについてもご了解頂きました。有難うございます。
今回タイイングして頂いたのは、通称『便所アブ』です・・・。私は左右に開くウイングが難しいため、まだ巻いたことはありません・・・。
工程は次のとおりです。
下巻きする⇒ポストを立てる⇒フォームを使ってボディを作る⇒ポストの根元にハックルを取り付ける⇒左右に開くウイングを1枚ずつ取り付ける⇒シールズファーを使ってソラックスを巻く⇒ハックルをポストに巻いてパラシュート部を形成しアイのところでハーフヒッチで巻き留める
途中途中、ポイントとなる部分をお教えいただきましたが、左右に開くウイングを取り付ける作業が特に勉強になりました。
綺麗に取り付けています。
さらに、嬉しいことに完成品を頂きました。
なお、毛ばりを支えているのは当日矢野シルクのブースで購入した優れものです。
今回のハンドクラフト展でも、プロのタイヤ―の技を間近で見ることが出来て、大変参考になるとともに大いに刺激を受けました。出来るかと言われると疑問符が付きますが・・・。
ティムコのブースにこちらの有名なタイヤ―がお出ででした。
このブログでもこれまでに数回ご紹介していますが嶋崎了氏です。今回も画像を撮ることとブログで紹介することについてもご了解頂きました。有難うございます。
今回タイイングして頂いたのは、通称『便所アブ』です・・・。私は左右に開くウイングが難しいため、まだ巻いたことはありません・・・。
工程は次のとおりです。
下巻きする⇒ポストを立てる⇒フォームを使ってボディを作る⇒ポストの根元にハックルを取り付ける⇒左右に開くウイングを1枚ずつ取り付ける⇒シールズファーを使ってソラックスを巻く⇒ハックルをポストに巻いてパラシュート部を形成しアイのところでハーフヒッチで巻き留める
途中途中、ポイントとなる部分をお教えいただきましたが、左右に開くウイングを取り付ける作業が特に勉強になりました。
綺麗に取り付けています。
さらに、嬉しいことに完成品を頂きました。
なお、毛ばりを支えているのは当日矢野シルクのブースで購入した優れものです。
今回のハンドクラフト展でも、プロのタイヤ―の技を間近で見ることが出来て、大変参考になるとともに大いに刺激を受けました。出来るかと言われると疑問符が付きますが・・・。
芦ノ湖用パイロットフライのタイイング! [毛バリ情報]
前回は3月の解禁に向けタイイングを始めたことをご紹介しましたが、今回は私が芦ノ湖でパイロットフライと位置付けている『ビーズヘッド芦ノ湖スペシャルUVパターン』のタイイングについてご紹介したいと思います。少しでも参考になれば幸いです。
フック・マテリアルは次のとおりです。
フック: TMC3761 10番または12番
ビーズ: TMC・ブライトビーズLサイズまたはキャップス・ビーズヘッドMサイズ
スレッド: ユニスレッド・6/0W ブラック
ダビング材:フライライト・#42ダークオリーブブラウン
シェニール:ヘアライン・マイクロUVポーラーシェニール UVオリーブブラウン
テール: ターキーマラブー・ブラウン
ハックル: コックサドル・ブラウン
接着剤: TMC・ヘッドセメントクリア
プロセス① フックにビーズを通してバイスに固定します。画像ではフックは12番を使用しています。
プロセス② スレッドで下巻きをしてビーズをアイ側に固定します。
この時スレッドがアイからベンド側に向かってテーパー状に細くなるように巻くのがコツです。ベンド側には、③④の工程でテールとシェニールを巻き留めるのでこの段階では出来るだけ細くしておくとスリムに仕上がります。
プロセス③ テールとなるマラブーを25本前後切り出してスレッドでシャンクにしっかり取り付けます。
私は、この時マラブーとシャンクの間に一回転スレッドを通しておくことで、実釣時にマラブーがシャンクにまとわりつくことが減るような気がしています(あくまで感覚の問題ですが・・・)。テールの長さはアバウトですがシャンクの長さの2倍を目安にしています。テールはカットせずに先端が自然に細くなるようにします。もし後で長すぎると思ったら、シザースを使わずに余分な部分を指先でつまんでむしって調節します。
プロセス④ さらにテールを固定した位置にスレッドを使ってシェニールを固定します。
プロセス⑤ さらにスレッドにボディとなるフライライトを少量撚り付けます。
プロセス⑥ ⑤で撚り付けたフライライトをスレッドごとアイ側に向かってシャンクに巻き付けボディを作ります。スレッドはビーズ近くで止めておきます。
プロセス⑦ ④で取り付けたシェニールをアイに向かって粗く3回転巻き付けてビーズの近くでスレッドで固定します。
プロセス⑧ ビーズから2~3ミリのところにスレッドを使ってハックルを巻き留めます。
プロセス⑨ ハックルプライヤーを使ってハックルをビーズ側に向かって3回転させてスレッドで巻き留めます。スレッドはビーズの付け根でハーフヒッチ3、4回で巻き留めてカットします。最後はビーズとハックルの隙間にニードルを使ってヘッドセメントを1滴付けて完成です。
解説用に途中で手を止めて画像を撮りながら巻いたこともあり出来が悪くなり申し訳ありません(もう少しスリムに作りたかったのですが慣れないもので・・・)。ハックルもイメージより若干短くなってしまいました・・・。
参考までに10番のフックを使った完成品はこちらになります。
ハックルなど形状はこちらを参考にしてください。
説明が下手で分かり辛いところもあったかと思いますがご容赦ください・・・。
フック・マテリアルは次のとおりです。
フック: TMC3761 10番または12番
ビーズ: TMC・ブライトビーズLサイズまたはキャップス・ビーズヘッドMサイズ
スレッド: ユニスレッド・6/0W ブラック
ダビング材:フライライト・#42ダークオリーブブラウン
シェニール:ヘアライン・マイクロUVポーラーシェニール UVオリーブブラウン
テール: ターキーマラブー・ブラウン
ハックル: コックサドル・ブラウン
接着剤: TMC・ヘッドセメントクリア
プロセス① フックにビーズを通してバイスに固定します。画像ではフックは12番を使用しています。
プロセス② スレッドで下巻きをしてビーズをアイ側に固定します。
この時スレッドがアイからベンド側に向かってテーパー状に細くなるように巻くのがコツです。ベンド側には、③④の工程でテールとシェニールを巻き留めるのでこの段階では出来るだけ細くしておくとスリムに仕上がります。
プロセス③ テールとなるマラブーを25本前後切り出してスレッドでシャンクにしっかり取り付けます。
私は、この時マラブーとシャンクの間に一回転スレッドを通しておくことで、実釣時にマラブーがシャンクにまとわりつくことが減るような気がしています(あくまで感覚の問題ですが・・・)。テールの長さはアバウトですがシャンクの長さの2倍を目安にしています。テールはカットせずに先端が自然に細くなるようにします。もし後で長すぎると思ったら、シザースを使わずに余分な部分を指先でつまんでむしって調節します。
プロセス④ さらにテールを固定した位置にスレッドを使ってシェニールを固定します。
プロセス⑤ さらにスレッドにボディとなるフライライトを少量撚り付けます。
プロセス⑥ ⑤で撚り付けたフライライトをスレッドごとアイ側に向かってシャンクに巻き付けボディを作ります。スレッドはビーズ近くで止めておきます。
プロセス⑦ ④で取り付けたシェニールをアイに向かって粗く3回転巻き付けてビーズの近くでスレッドで固定します。
プロセス⑧ ビーズから2~3ミリのところにスレッドを使ってハックルを巻き留めます。
プロセス⑨ ハックルプライヤーを使ってハックルをビーズ側に向かって3回転させてスレッドで巻き留めます。スレッドはビーズの付け根でハーフヒッチ3、4回で巻き留めてカットします。最後はビーズとハックルの隙間にニードルを使ってヘッドセメントを1滴付けて完成です。
解説用に途中で手を止めて画像を撮りながら巻いたこともあり出来が悪くなり申し訳ありません(もう少しスリムに作りたかったのですが慣れないもので・・・)。ハックルもイメージより若干短くなってしまいました・・・。
参考までに10番のフックを使った完成品はこちらになります。
ハックルなど形状はこちらを参考にしてください。
説明が下手で分かり辛いところもあったかと思いますがご容赦ください・・・。
解禁に向けタイイングを開始! [毛バリ情報]
今日(2/10)は、久々に私の住む東京三鷹でも雪が降ったので、大人しくしていました。
車の上には5cm程積もりましたが、道路は一時薄っすら白くなったものの雨に変わった夕方にはほとんど融けました。
雪が降ると寒いことは寒いのですが、私は極寒というよりむしろ春が近づいているのを感じます・・・。
さて、春と言えば先日ようやく2023年の釣りの目標を立てたところですが、数日前から釣行の合間を縫って3月の解禁に向けてぼちぼちタイイングを開始しています。
今年は、まず最初に芦ノ湖でのボートからのリトリーブフィッシングで使用する『ビーズヘッド芦ノ湖スペシャルUVパターン』を補充しました。
フックサイズ10番を3本、12番を2本巻きました。
これで、ひとまず芦ノ湖で使用するマラブー系の毛ばりは揃いました。
今回巻いた10番が近年私の芦ノ湖でのパイロットフライになっているので、取り出しやすいように右一列に配置しています。後はゾンカー系を少し巻けば完了です。
果たしてこの中に今年芦ノ湖でロクマルが咥えてくれる毛ばりはあるでしょうか・・・。
なお、参考になるか分かりませんが、今回巻いた毛ばりのタイイングについて別途説明画像をアップしたいと思っています。
車の上には5cm程積もりましたが、道路は一時薄っすら白くなったものの雨に変わった夕方にはほとんど融けました。
雪が降ると寒いことは寒いのですが、私は極寒というよりむしろ春が近づいているのを感じます・・・。
さて、春と言えば先日ようやく2023年の釣りの目標を立てたところですが、数日前から釣行の合間を縫って3月の解禁に向けてぼちぼちタイイングを開始しています。
今年は、まず最初に芦ノ湖でのボートからのリトリーブフィッシングで使用する『ビーズヘッド芦ノ湖スペシャルUVパターン』を補充しました。
フックサイズ10番を3本、12番を2本巻きました。
これで、ひとまず芦ノ湖で使用するマラブー系の毛ばりは揃いました。
今回巻いた10番が近年私の芦ノ湖でのパイロットフライになっているので、取り出しやすいように右一列に配置しています。後はゾンカー系を少し巻けば完了です。
果たしてこの中に今年芦ノ湖でロクマルが咥えてくれる毛ばりはあるでしょうか・・・。
なお、参考になるか分かりませんが、今回巻いた毛ばりのタイイングについて別途説明画像をアップしたいと思っています。