今回は、今年の養沢釣行の振返りの2回目になりますが、魚種についてです。






2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
累計


釣行回数

17
32
38
41
43
45
35
46
301


釣果
74
343
603
833
1,103
1,566
1,708
1,154
1,467
8,851


平均釣果
18.5
20.2
18.8
21.9
26.9
36.4
38.0
33.0
31.9
29.4


レインボー
72
297
540
729
922
1,374
1,475
936
1,245
7,590


ヤマメ
0
37
41
95
166
162
207
208
214
1,130


ブラウン
2
4
7
6
7
9
6
3
0
44


ウグイ
0
5
14
3
8
21
20
7
8
86


イワナ
0
0
1
0
0
0
0
0
0
1




≪コメント≫
①釣行回数: 省略
②釣果: 省略

③魚種:
過去に養沢で釣った魚種は、レインボー、ヤマメ、ブラウン、ウグイ、イワナの5種類です。このうち、主なターゲットは、シーズン中毎週放流されるレインボーとヤマメさんになります。特にレインボーの比率が高いのですが、私個人としてはヤマメさんが釣れた方が喜びが大きいものがあります。今年は釣行回数が多かったことから現時点で214匹と昨年を6匹上回り、3年連続で200匹を超えることが出来たので満足しています。また、今年最初の釣行で6匹目に標識ヤマメさんをゲット出来て余裕が出ました・・・#59142;。


しかし、ここ3年の一回あたりのヤマメの平均釣果をみると、2018年4.6匹、2019年5.9匹、2020年4.6匹となっており、過去最高だった昨年比では1.3匹減っています。今後は、これを出来るだけ維持できるようにしたいと思っていますが、現時点でその対策・手段は思い浮かんでおらず、まずはこれを考えることが課題です#59143;。

次に、ブラウンについてです。養沢毛鉤専用釣場では近年ブラウンは放流していませんが、僅かに自然繁殖はしているようで、下流域から中流域までを中心に楽しんでいる私にも毎年数匹は釣れていました。しかし、今年はブラウンをゲット出来ませんでした。他の方の話では特に上流域では釣れていたそうですが、昨年10月の台風19号による大増水で土砂が流れ出して渓相が大きく変わったことが影響しているのではと思っています。

最後に、日本の渓流魚の代表といえばヤマメさんとともにイワナも思い浮かびます。現在養沢毛鉤専用釣り場ではイワナについても放流を行なっていません。私は過去2014年5月に西野橋で1匹釣ったことがあるだけです。勿論貴重なのでリリースしましたが・・・#59142;。


養沢川全体を管轄する秋川漁協自体も「アユとヤマメの里」をキャッチフレーズにしており、残念ながら近年イワナの放流を行なっていないようで、養沢川のイワナは枯渇しかかっているように思います・・・。

因みに、公益財団法人東京都農林水産振興財団(奥多摩さかな養殖センター)では、ニジマスやヤマメに加えイワナの種苗生産(日原川で採取したニッコウイワナ)もしています#59138;。また、都内の別の漁協が管轄している奥多摩川などでは、毎年、発眼卵、稚魚さらには成魚放流を行なっているようです#59138;。
コロナ禍もあり遠出がしづらい昨今、養沢川でも以前から生息していたイワナが少しでも釣れてくれたら嬉しいのですが・・・#59142;。(続く)