直近2回の秋川湖釣行(1/22、24)は調子がイマイチでしたが、今回はその中で救世主的な役割を担ってくれた改良を加えたマラブーニンフ14番黒色についてご紹介したいと思います。

こちらが、そのマラブーニンフです#59138;。

見た目何の変哲もない毛ばりですが、C級なりのこだわりが・・・#59142;。

従来のマラブーニンフはフックは小さめの16番を中心に使いシャンクに2.5cm程レッドワイヤー(鉛の細い線)を巻き付けていましたが、沈下速度が遅く、少し流れや風があると狙った層までなかなか沈まなかったり、ティペットが弛んだりしてアタリが出るのも遅くなっていました。また、フッキングにも難がありました。

このため、前々回の釣行前日に改良品を巻いてみたのでした。

具体的には、フックのサイズをビーズマラブーで多用している14番に上げて、レッドワイヤーを5cmと倍にしてアイに近い部分だけ2重にして巻いてみました#59138;。
こちらがフックやマテリアルです。


こちらはシャンクに巻いたレッドワイヤーです。アイに近いところを2重に巻いています#59138;。

ぼやけていて申し訳ありません・・・#59142;。

早速試してみたところ、ビーズニンフほど速くなく絶妙の沈み方をしてくれました。絶妙の沈み方というのは、これまでの経験から得た言い方で、沈む際にお魚さんの興味を惹き、沈下途中でも咥えてもらえ、しかもティペットの緩みが少なくコントロールしやすくアタリも出やすいという極めて感覚的なものです#59142;。

その結果、お魚さんの反応が非常に渋い状況でしたが、アタリが増えてフッキングも向上し釣果も上がりました。特に昨日は、今年初めてとなる大型のブラウンをゲット出来ました。

このブラウンは中層を回遊していたと思われますが、この毛ばりが沈下する途中で咥えてくれたものだと思います。

ただ、良いことずくめではなく、レッドワイヤを2重に巻いているため緩みやすく、使用しているうちにずれが生じて毛ばりが壊れやすいという弱点があり、パイロットフライのビーズヘッド・マラブーニンフより耐久性でははるかに劣ります#59143;。
恥ずかしながら、巻きが甘く数匹釣って壊れた毛ばりです・・・#59143;。


レッドワイヤーをシャンクにしっかり巻き付けた上でスレッドで硬く巻いて、さらに接着剤で固定することで対応してみようと思っています。

しばらく試行錯誤すると思いますが、出来ればパイロットフライに次ぐ位置付けに育てたいと考えています。果たしてどうなりますか・・・#59144;。