2021年の養沢毛鉤専用釣場を振り返るシリーズの2回目になります。


前回は養沢の釣り場の状況や取組等について振り返りました。今回は、そうした有難い環境の中での小生の養沢釣行と釣果を数字で振り返りたいと思います。細かい話で申し訳ありません・・・#59142;。

まずは、養沢での過去3年の釣行回数、釣果(総釣果(匹数)、魚種別、釣法別)を表にしてみました。

<過去3年の養沢の釣行回数・釣果実績>       (回・匹)




 
2019年
2020年
2021年

2021年

増減




釣行回数
35
52
68
+16


総釣果(匹数)
1,154
1,605
2,249
✛644


一釣行平均
33.0
30.9
33.1
✛2.2



魚種


レインボー
936
1,382
1,941
✛559


ヤマメ
208
215
287
+72


ブラウン
3
0
14
✛14


ウグイ
7
8
7
▲1


釣法
ドライ
452
738
1,458
+720


アウトリガー
0
48
346
✛298


ルースニング
702
819
445
▲374




次に、今年の釣果を魚種別・釣法別に表にまとめてみました。

<2021年の魚種別・釣法別釣果>                   (匹・%)




 
合計
一釣行平均
ドライ
アウトリガー
ルースニング


総釣果
2,249
33.1
1,458
346
445


釣法別比率
100.0

64.8
15.4
19.8


レインボー
1,941
28.6
1,235
325
381


ヤマメ
287
4.2
204
19
64


ブラウン
14
0.2
12
2
0


ウグイ
7
0.1
7
0
0




その上でこれらの数字を踏まえて、感想というかコメントを記したいと思います。

<コメント>
① 釣行回数
今年(2021年)の釣行回数は、過去最多の68回でした。このほとんどが午後からお邪魔したものです。コロナ禍でステイ東京が長く続き他県の釣り場になかなか行けなかったこともありますが、釣りだけでなくスタッフを含む地元の皆さんや里山の雰囲気も気に入っておりついつい行ってしまいます・・・#59142;。また、自宅から釣り場までの距離が45㎞と比較的近いので途中で休憩する必要がなく気軽に行けるのもこれを後押ししてくれました。

② 総釣果(匹数)
釣行回数が増えたこともあり、総釣果は2,249匹とこちらも過去最多になりました。小生は午後からの釣行で一応毎回20匹を目標としていますが、一釣行当たりの平均で33.1匹と30匹台をキープ出来ました#59138;。因みに一釣行当たりの最多は2018年の38.0匹でした。

③ 魚種
魚種別にみると、当然ですがレインボーが一釣行平均で28.6匹と圧倒的に多い状況です。ヤマメさんがそれに次ぐ4.2匹でした。今年特筆すべきことは昨年ゼロだったブラウンが14匹釣れたことです。近年ブラウンの放流は行われていません。一昨年秋の台風19号により上流部で土砂崩れがあり主だった淵が埋まってしまい渓相も大きく変わってしまった影響か昨年はゼロだったのですが、ブラウンは生き延びたようです#59139;。

④ 釣法
釣法についてですが、これまで養沢では特にマーカーを使ったルースニングに大きく依存してきました。これでは進歩がないと思い昨年から一念発起して、ドライの時間を増やすとともに毛ばりを沈める釣りでもルースニングではなくアウトリガーの比率を増やそうと意識してやってきました。特にドライでヤマメを狙うのが楽しいというか好きです。
この結果、ドライによる釣果の比率が6割を超える一方で、ルースニングの比率は2割を切るまでになりました。アウトリガーでは、今まで以上に川の流れや魚の様子を観察するようになり、少しずつですお魚さんが口を使ったときにアワセることも出来るようになってきました(まだまだ空振りも多いのですが・・・#59142;)。また、増水時にアウトリガーが有効であることも分かりました。釣りの幅が多少広がったかなという手応えを感じる中で釣果を伸ばせたので内容的にも濃い一年でした(自画自賛です・・・#59143;)。

なお、釣法については決め打ちせず、釣り場が広くて水深がある芦ノ湖ではリトリーブをメインにし、秋川湖のような浅くマッディなポンドではルースニングをメインにする等、釣り場に合わせていろいろな釣り方で楽しみたいと思っています。