引き続き芦ノ湖特別解禁に向けての話題です。チョットしつこいですがお許しください#59143;。

今回は、テーパーリーダーの長さについてです。

所謂渓流でのロングティペットリーダーを除くと、テーパーリーダーの長さは、9ft(274cm)と12ft(365cm)が一般的です(1ft≒30.48cm)。

ということで、毎回、芦ノ湖用にどちらを選択するのかという問題が生じます。

以下は、私の拙い経験から得た感覚をもとに両者を比較して話を進めますのでご容赦ください(何の検証もしていませんし論理的でないかもしれません#59143;)。

まず短い9ftの長所として考えられることは・・・。


①フライラインの端とフライの間が短いためアタリが出やすくアワセやすい、②ロッドとほぼ同じ長さなのでガイド内にリーダーの端を巻き込まないで済むため、トラブルが少ない。特に大物を取り込む際に近くに寄せた後の最後の抵抗でラインを引き出されても引っかかりが少ないため、フックアウトしにくい。

次に長い12ftの長所として考えられることは・・・。


①フライラインの端とフライの間隔がより広くなるため、フライが着水する際やリトリーブしている際の魚の警戒心を弱められる、②大物がフッキングした際の最初の衝撃を吸収しやすくラインブレークを多少なりとも回避できる(ルアーでのシーバス釣り等におけるショックリーダーとしての役割)。

なおこの場合、それぞれの長所は、他方の短所になります。

私は、これまでの経験で、大物との勝負での一番のカギは、フッキングした直後の衝撃と最初の「ヒトノシ」をどう凌げるかにあると思っています(C級の私の場合、大物が来た瞬間、ロッドを引っ張られてロッドを立てる間もなくラインとロッドが一直線になりラインブレークするパターンが多いのでした#59143;)。

ということで、私は芦ノ湖では少しでもその不安感を回避できる12ftのリーダーを使用するようにしています(信じる者は救われる#59139;です)。