C級的バラシの研究・・・ [釣りノウハウ]
先日ご紹介したフライの雑誌128号の特集記事は『バラシの研究』で、興味深く読ませてもらいました。
私は、バラシの回数に関しては釣行回数が多いことに加えて腕もC級レベルなので、他の方に負けないと自負しています。これまでに痛恨のバラシは山ほどあります(変なところで自慢してます・・・)。
ということで、フライの雑誌を見る前に自らの経験から得たバラシについて改めて再整理してみました。そして、昨日の養沢釣行(8/7)の際にも良型のヤマメをランディング寸前にバラシてしまったこともあり、今後のために、このブログで対応も含め考えたいと思います。
まずは、バラシの範囲を明確にしたいと思います。ここでは、実際の釣行場面でしまったと後悔の念が涌く『魚が毛ばりを咥えたのにランディング出来なかったこと』と幅広く定義したいと思います。
そのうえで、バラシの現象、主な理由等を考えてみたいと思います。
現象① フッキングしない
<主な理由>
・フック・毛ばりの不備
・魚に比してフックが小さすぎる
・ハックルやダビング材等を巻き過ぎている
・毛ばりの姿勢が悪い
・フックポイントが鈍っている
・ゲイプが広がっている
・アワセの遅れ(フッキングのための力が毛ばりに伝わるのが遅い)
・ティペット・リーダー・ラインが必要以上に弛んでいる
・ロッドが柔らかすぎる
・釣り人の反応が遅い
・油断している
・ドライの場合毛ばりが見えていない
・老化等により反射神経が鈍る(私の場合です・・・)
現象② アワセ切れ(フッキングはしたもののその瞬間にティペット等が切れる)
<主な理由>
・ティペット等の不備
・魚に対して細すぎる
・ウインドノット、傷、劣化により本来の強度が下がっている
・結束部の不備
・フックとティペットおよびティペットとリーダーの結束部が緩んでいる
・結ぶ際に傷が出来ている(強度が下がっている)
・一時的に過度なテンションが掛かる
・アワセが強すぎる
・ロッドが硬すぎる(ティペット、魚の大きさとのバランス)
現象③ フッキング後から取り込むまでに発生するティペット等の切れ(ラインブレーク)
<主な理由>
・ティペット等の不備(上記に同じ)
・結束部の不備(上記に同じ)
・一時的に過度なテンションが掛かる
・ロッドが硬すぎる(ティペット、魚の大きさとのバランス)
・やり取りが強引すぎる
・魚の動き(急な抵抗やジャンプや方向転換)に適切に対応出来ていない
・沈み石、藻等に巻かれる
現象④ フッキング後から取り込むまでに発生する針外れ(フックオフ(フックアウト))
<主な理由>
・アワセが緩くフッキングが甘い
・一時的にテンションが緩む
・ロッドが硬すぎるか若しくは柔らかすぎる
・やりとりが慎重すぎる
・魚の動き(急な抵抗やジャンプや方向転換)に適切に対応出来ていない
・沈み石、藻等に巻かれる
対応策については、理由がはっきりすれば、自ずとどう対処すればよいかわかるもの(フック、結束部の問題等)と、感覚として身に付けるもの(フッキングしてからのライン等のテンションの掛け方等)に分かれるように思います。
前者については、事前にしっかり点検することで対処し、後者については、自らの力の入れ具合や癖を理解した上で魚の抵抗の変化を吸収するロッド・ライン・リーダー・ティペットの最適バランスを見つける、さらには、ロッドを寝かせる(魚が跳ねないように誘導しライン等のテンションを維持する)、追いアワセをする、大物の場合はリールファイトを活用する等書籍で先達のテクニックを参考に試行錯誤して身に付けていくことになるかと思います。
そして、最後にどんなにうまく対処出来たと思っても、生き物を相手にしている以上思いもよらぬことが起きる余地は残っておりバラスことはあるということを頭に置いて臨む必要があると思っています。
『要はバラシも釣りのうちという心の持ちようが大切』で、その分ランディング出来た時の喜びも大きくなるということだと自らに言い聞かせています・・・。
C級の私は、山ほどバラしてきたなかで僅かですが記憶に残るお魚さんとの出会いもありました。
・21.4.9 芦ノ湖 レインボー71cm
・21.5.26 養沢 ブラウン48cm
・22.5.10 忍野 ブラウン45cm
・22.9.22 魚野川水系登川支流 ヤマメ32cm
これらの魚は、沢山のバラシを経験したお陰でネットイン出来たと思っています・・・。
ここまでバラシについて尤もらしく記してきましたが、バラシの理由も魚によって口が堅いとかまだまだありそうですし、感覚的に対応せざるを得ないことも多く、明確な解決策をお示しすることは不可能だと感じています(身も蓋もありません。期待された皆様には小生の力不足をお詫び申し上げます)。
なお、C級の私は過去痛い目に遭っているため現在は自らの安全と魚へのダメージを考慮してバーブレスフックのみを使用していることから、バーブレスフックとバーブ付きフックの差についてはこの記事では触れておりません・・・。
私は、バラシの回数に関しては釣行回数が多いことに加えて腕もC級レベルなので、他の方に負けないと自負しています。これまでに痛恨のバラシは山ほどあります(変なところで自慢してます・・・)。
ということで、フライの雑誌を見る前に自らの経験から得たバラシについて改めて再整理してみました。そして、昨日の養沢釣行(8/7)の際にも良型のヤマメをランディング寸前にバラシてしまったこともあり、今後のために、このブログで対応も含め考えたいと思います。
まずは、バラシの範囲を明確にしたいと思います。ここでは、実際の釣行場面でしまったと後悔の念が涌く『魚が毛ばりを咥えたのにランディング出来なかったこと』と幅広く定義したいと思います。
そのうえで、バラシの現象、主な理由等を考えてみたいと思います。
現象① フッキングしない
<主な理由>
・フック・毛ばりの不備
・魚に比してフックが小さすぎる
・ハックルやダビング材等を巻き過ぎている
・毛ばりの姿勢が悪い
・フックポイントが鈍っている
・ゲイプが広がっている
・アワセの遅れ(フッキングのための力が毛ばりに伝わるのが遅い)
・ティペット・リーダー・ラインが必要以上に弛んでいる
・ロッドが柔らかすぎる
・釣り人の反応が遅い
・油断している
・ドライの場合毛ばりが見えていない
・老化等により反射神経が鈍る(私の場合です・・・)
現象② アワセ切れ(フッキングはしたもののその瞬間にティペット等が切れる)
<主な理由>
・ティペット等の不備
・魚に対して細すぎる
・ウインドノット、傷、劣化により本来の強度が下がっている
・結束部の不備
・フックとティペットおよびティペットとリーダーの結束部が緩んでいる
・結ぶ際に傷が出来ている(強度が下がっている)
・一時的に過度なテンションが掛かる
・アワセが強すぎる
・ロッドが硬すぎる(ティペット、魚の大きさとのバランス)
現象③ フッキング後から取り込むまでに発生するティペット等の切れ(ラインブレーク)
<主な理由>
・ティペット等の不備(上記に同じ)
・結束部の不備(上記に同じ)
・一時的に過度なテンションが掛かる
・ロッドが硬すぎる(ティペット、魚の大きさとのバランス)
・やり取りが強引すぎる
・魚の動き(急な抵抗やジャンプや方向転換)に適切に対応出来ていない
・沈み石、藻等に巻かれる
現象④ フッキング後から取り込むまでに発生する針外れ(フックオフ(フックアウト))
<主な理由>
・アワセが緩くフッキングが甘い
・一時的にテンションが緩む
・ロッドが硬すぎるか若しくは柔らかすぎる
・やりとりが慎重すぎる
・魚の動き(急な抵抗やジャンプや方向転換)に適切に対応出来ていない
・沈み石、藻等に巻かれる
対応策については、理由がはっきりすれば、自ずとどう対処すればよいかわかるもの(フック、結束部の問題等)と、感覚として身に付けるもの(フッキングしてからのライン等のテンションの掛け方等)に分かれるように思います。
前者については、事前にしっかり点検することで対処し、後者については、自らの力の入れ具合や癖を理解した上で魚の抵抗の変化を吸収するロッド・ライン・リーダー・ティペットの最適バランスを見つける、さらには、ロッドを寝かせる(魚が跳ねないように誘導しライン等のテンションを維持する)、追いアワセをする、大物の場合はリールファイトを活用する等書籍で先達のテクニックを参考に試行錯誤して身に付けていくことになるかと思います。
そして、最後にどんなにうまく対処出来たと思っても、生き物を相手にしている以上思いもよらぬことが起きる余地は残っておりバラスことはあるということを頭に置いて臨む必要があると思っています。
『要はバラシも釣りのうちという心の持ちようが大切』で、その分ランディング出来た時の喜びも大きくなるということだと自らに言い聞かせています・・・。
C級の私は、山ほどバラしてきたなかで僅かですが記憶に残るお魚さんとの出会いもありました。
・21.4.9 芦ノ湖 レインボー71cm
・21.5.26 養沢 ブラウン48cm
・22.5.10 忍野 ブラウン45cm
・22.9.22 魚野川水系登川支流 ヤマメ32cm
これらの魚は、沢山のバラシを経験したお陰でネットイン出来たと思っています・・・。
ここまでバラシについて尤もらしく記してきましたが、バラシの理由も魚によって口が堅いとかまだまだありそうですし、感覚的に対応せざるを得ないことも多く、明確な解決策をお示しすることは不可能だと感じています(身も蓋もありません。期待された皆様には小生の力不足をお詫び申し上げます)。
なお、C級の私は過去痛い目に遭っているため現在は自らの安全と魚へのダメージを考慮してバーブレスフックのみを使用していることから、バーブレスフックとバーブ付きフックの差についてはこの記事では触れておりません・・・。
コメント 0