小渓流におけるルースニングのプチテクシリーズも、今回の第10回で最終したいと思います。

これまで私のやっていること=いわば経験から得た「引き出し」を、縷々ご紹介してきました。

このほかにも、①立ち位置を変える。これにより毛ばりとマーカーの位置関係・流れ方が変わるので魚の活性が上がることがあります、②ティペットをより細いものに替える、③それでもダメな場合は釣り場を暫く休ませる等、まだまだいろいろ考えられますが、冗長に過ぎるので、ここで終了したいと思います。

このシリーズでお伝えしたかったのは、「ルースニングは決して待ちの釣りではなく、むしろ攻めの釣りである」ということです。今回ご紹介したテクが全てではありませんので、自然相手の様々な条件下で、3次元の釣りを思い思いに工夫し楽しんでいただければ幸いです。

この画像は、以前養沢の中流域にある遠藤前の流心を狙った時のマーカーです(分かりづらいですが画像中央にマーカーが流れています)。


上流方向に誘いをかけたあとに、毛ばり先行で流したときのものです。このあとアタリが出てマーカーが沈みました#59125;。

長々とお付き合いいただき有難うございました。

なお、明日からはまた通常モードに戻りたいと思っておりますので、引き続き宜しくお願いします。