芦ノ湖用ゾンカーを巻きました [毛バリ情報]
小渓流のルースニングシリーズの後に最初にアップするのは、芦ノ湖用のゾンカーを補充した話題です。
芦ノ湖ではこの時期、産卵後のワカサギが岸辺の浅場をフラフラ泳いでいて、これを狙って大物が接岸します。この時期、フローティングワカサギ(ドライワカサギ)というフライで大物を狙う方がいるそうですが、私はこれを巻けないため、オリジナルゾンカーで代用しています。
ということで、前回(4/12)の芦ノ湖釣行で58cmのレインボーが咥えてくれた「オリジナル・ゾンカー(白)」を追加で巻きましたのでご紹介します。4年前の4月22日にも64cm、4.2kgのレインボーがこれを咥えてくれた実績があります。
まずは、使用するフックやマテリアルです。
ユニスレッドは6-0番、レッドワイヤはNo.3、フックはロングシャンクのTMC5262の12番です。
ウイングになるラビットゾンカーです。4cm程に切り取って使用します。
ボディは2種類で、下に巻くメルティヘア(左)とその上に巻くパールフラッシュ(右)です。
パールフラッシュのキラキラは、ワカサギの鱗をイメージしています(魚クンからどう見られているかは分かりません。自己満足に近いというかそのものです)
最後はテールに使用するマラブーです。
次は、タイイングプロセスです。
①.フックをバイスに固定し、シャンクに直接レッドワイヤ(2~3cmに切ったもの)を隙間なく巻き付けます。
②.ユニスレッド6-0白で下巻きしながら、レッドワイヤが動かないよう固定します。スレッドはベント側(曲がった部分)に移動させておきます。
③.テールになるマラブーをスレッドで巻き止めます。
④.ボディの外側になるパールフラッシュをスレッドで巻き止めます。
⑤.さらにボディの内側になるメルティヘアを同様に止めます。
⑥.ここでスレッドをアイ側に移動させてから、メルティヘア、パールフラッシュの順で、アイ側に向けて巻いていきます。そしてアイの近くでスレッドにより両者を巻き止め固定します。
⑦.最後にラビットゾンカーをアイの近くでスレッドで巻き止め、ウィップフィニッシャーでスレッドを止めて完成です。
私はゾンカーをシャフトの背側(画像上側)に付けていますが、ゲイプ側(内側・画像下側)に付ける方法もあります。
さらにこのバリエーションとして、ビーズ付きのものも巻きました。
少し深いタナを探る際に使用するつもりです。
春のシーズンもいよいよ佳境に入ったようなので、これで今年の目標の60(ロクマル)を狙いたいと思っています(捕らぬ狸の皮算用です)。
果たして結果は・・・??。
コメント 0