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小渓流のルースニング(その9) [釣りノウハウ(実釣編)]

小渓流におけるルースニングのプチテクシリーズの第9回になります。

前回は、意図的に毛ばりを動かして魚を誘うテクについて典型的な例をご紹介しました。

これで、釣れない、或いは数匹釣れた後にアタリが遠のいた場合には、最後の手段として、毛ばりを交換するようにしています。

ここでは、毛ばりのローテーションについて、私が基本としているもの(これが全てではありませんが)をご紹介します。
270303養沢用ニンフ.JPG

毛ばりを交換する場合の変化の要素は大きく3つあります。

①まずはフックサイズですが、私は基本的に大きいサイズから使うようにして、反応が鈍くなると徐々に小さくしていきます。養沢では、14番→16番→18番→20番というように交換しています。反応が極渋の時は、途中を飛ばし14番から一挙に20番へ換えることもあります。

②次に毛ばりの色ですが、私は場を荒らしたくないためまずはナチュラル系を使用し、途中でアピール系にシフトしています。場所が混んでいて移動が出来ないケースでは、アピール系で飽きられたと思ったら、またナチュラル系に換えるようにしています。具体的には、茶・黒系統→黄・白系統→茶・黒系統・・・・・・と交互に換えるようにしています。

③最後はウェイトや形状です。但し私のフライボックスはバリエーションに欠けるため、ここでは形状の話はしません[たらーっ(汗)]。ウェイトについては、狙う場所の流れの速さと深さによって最初に使う毛ばりを決めると以前ご紹介したところですが、この後は、実際の魚の動き等で判断しています(予め順序を決めるようなことはしていません)。魚が深いところに定位している場合は、一番重いビーズヘッドからスタートしますが、魚が水面近くを意識しているように感じたら、敢えて軽い毛ばりに換えて様子を見ることもあります。

以上はあくまで一つの考え方ですので、これにとらわれることなく、自由な発想でフライボックスを眺め、思いつくままに換えて行くことをお奨めします(続く)。


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