ロッドは消耗品!?の巻 [四方山話(失敗談等)]
小さい時から釣りをしてきた私は、これまでに、マブナ竿、ヘラブナ竿、ハゼ竿、渓流竿・・・と恐らく10本以上は、不注意によりロッドを折ってきたと思います(決して自慢しているわけではありません)。
釣りをしている最中にロッドを誤って踏み付けてしまったり、振りだし竿を仕舞う際に継ぎ目が固く締まっていて無理に力を入れて折ってしまうケースが多かったように思います。これらの経験から、ロッドは消耗品だと思うようになってしまいました。
約10年前に釣りを再開してからも、実は新たにフライロッドを4本も折っています(ちなみにこの間の釣行回数は約450回です)。
1本は、釣りを終えてロッドケースにしまう際に不注意により穂先が折れてしまったものですが、残りの3本は実は同じシチュエーションで折ったものです。
皆さん、お分かりになりますか・・・?
答えは、いずれも高番手(7番)の2ピースロッドでシンキングラインをキャストしている最中に折れてしまったものです。折れた箇所もほぼ同じで、穂先ではなく手元の太い方のつなぎ目(フェルール部)のところです。キャストの最中に突然竿がフニャッとして穂先に力が加わらない状態になってしまったのでした。竹を折るとタテに割れ目が幾筋も出来て折れ曲がるものの、手を離すと元に戻り折れていないように見えることがありますが、ちょうどこれと同じようになってしまったのです。
この主な原因は、次の2つではないかと思っています。1つ目は私のキャスト技術が未熟で過度にロッドに負荷がかかってしまったこと、2つ目はロッドを振っている最中にフェルール部が緩んでしまい、何度も使用しているうちにつなぎ目が擦り減ってしまったことです。
このためロッドを長持ちさせるためには、まずはキャスト技術の向上が必要ということになりますが、長年自己流でやってきたツケはなかなか治らないと自覚しています。
次に、フェルール部の摩耗については、以前ご紹介したフェルールワックスをしっかり塗るとともに、つなぎ目が緩んでいないかこまめに点検することで、より長持ちさせられる可能性があります。
なお、2ピースのうち折れた手元の部分のみをメーカーに発注すると正価となることから、新品(2ピース)を量販店で購入する場合の価格とそれほど差がなく、またいずれ穂先を折ることもあるかと思って、その都度新品(2ピース)を買うようにしていたら、穂先だけが余分になってしまいました。穂先のほうは意外と折れないものです・・・。
いずれにしても、皆さんも私を反面教師として散財しないようお気を付け下さい。
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