蛇の悪夢の巻 [四方山話(失敗談等)]
私の蛇嫌いについては以前ご紹介しましたが、私がもっぱら管理釣り場中心に釣行するようになったのも、そうした自然の脅威(ちょっと大げさです)というか危険を回避しつつ簡単に釣りを楽しみたいと思ったからであります。
しかし今から5~6年前に、ある管理釣り場でとんでもない経験をしたので、名前を伏せてご紹介します。こんなこともあるのかとお思いになるでしょうが、皆さんもお気を付け下さい。
それは、ある夏の週末のことでした。職場の同僚でフライを始めたばかりのS君と、某管理釣り場に行きました。
いつもなら違う釣り場に行くのですが、その日は時間がなく近場で済まそうということでそこに行くことにしたのですが、週末なのに先行者は2人だけ。それも我々が着くとすぐに帰っていきました。
当初、私は釣り人が少なくてこれはいいぞと内心思ったものでした。釣り場は池が2つ3つあったかと思いますが、足場は舗装されておらず、ちょうど足首が隠れるぐらいの草が生えていました。
最初はどこを狙おうかと一生懸命だったのですが、移動している最中に足元を何かが通ったような気がして。何だろうと何気なく見ると・・・、なんと私が一番嫌いな蛇だったのです。思わずゾッとして周りをよく見ると、いるわ、いるわ・・・。近くの草があちこち動いていて、その下を1m程の蛇がシュルシュルと動き回っています。見た限りでも数十匹はいたと思います。中には池を泳いでいるものもいました。もうこうなっては釣りどころではありません。足元が気になって、まともに身動きも出来なくなってしまいました。S君も流石に堪えたようでした。釣りバカの私も我慢できず二人で早々に退散することにしました。蛇を避けつつ恐る恐る忍び足で・・・。
釣り場の受付のオジサン(恐らくアルバイトさん?)にはそのことを言わなかったので、もうお帰りですかと怪訝そうでしたが・・・。
あとで知ったのですがその釣り場の近くの山はマムシが多くて有名なところだったのです。もしかしてあのうち何匹かはマムシだったのか・・・。今でも思い出すとゾッとします。
言うまでもなく蛇が大嫌いな私は2度とそこには行っていません。恐らくS君も・・・。そして、今でも足首が隠れるくらいの草むらには出来るだけ近づかないようにしています。
このブログを書くために記録を見たら、それでも40分程度釣り、小さなレインボーを6匹釣っていました。まさに根性です。
仮にも管理釣り場なのですから、こういう部分も管理してほしいですよね。ホントに
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