フライフィッシングの敷居の高さ [釣りノウハウ]
昨日は、深酔いしまして、更新できませんでした。すいません。
さて、前回は、下手な私でも、それなりの釣果を上げられることをお示しするために、王禅寺の実績を掲載させていただきました。
私からすると、こんなに釣れて楽しいのに、何でルアーに比して圧倒的にフライをやろうとする人が少ないのかといつも思うのですが、自分が始める時のことを思い出しながら、まずはその理由を勝手に考察したいと思います。
理由1: フライの道具は他の釣りと大きく異なり汎用性がなく、また、値段が高いと思われていること。一度買って、つまらなかったらほかの釣りに使えずに、元が取れそうもないと思うのではないでしょうか。ルアーであれば、一度でもリールを使ったことがある方であれば入りやすいですし、道具を買った後につまらないと思っても、防波堤のエサ釣りや船つり(キス、カレイ、ワカサギ釣り等)に転用可能ですが、確かにフライはそうはいきません。
理由2: フライを投げる(キャストする)のが難しそうと思われていること。いまだに私も、フライの専門誌などに載っている解説や連続写真を見ても、どうしてよいかイメージがわかないことが多いです。
理由3: 毛バリ(フライ)は、ルアー以上に消耗品ですが、それにしては値段が高いと思うこと。買おうと思うとだいたい1本150円はしますが、一回の釣行に切れたりほつれたりするので、最低でも5~6本は使います。かといって自分で作ろうにも、専用の道具は要るし、毛バリもいろいろ種類があって、何を作ればよいのか教えてくれる人がいないとわかりません。
理由4: 実は最大の理由は、フライは他の釣りと違って難しいのだと、フライに関わっている人が敢えて難しくしているように思えること。例えば、フライに興味を持った方が、フライの専門誌を本屋さんで立ち読みしてどう思うでしょうか。30年もやっている私でさえ、記事の半分以上は、残念ですが、わからないか、読もうとも思わないものです。おそらく、これから始めようとする人にとってこれなら自分でもできそうだとは思わないのではないでしょうか。海外の釣行紀行や高いロッドの紹介など実用的でない記事が多すぎる気がします。一部のシニアのマニア向けで、お金を持った経験豊富な人だけが買ってくれればよいという開き直りがあるのかとさえ思ってしまいます(専門誌の関係者の方、すいません)。その点、ルアーは、AファンだとかFエリアニュースとか手軽に読めるものが多いように思います。これが最大の問題かもしれません。
私は、以上のことから、これからフライを始めようとする方や始めたばかりの方に、どうすれば簡単に楽しめるかを、できるだけわかりやすくお伝えできればと思っています。力不足でわかりずらいじゃんとお思いになるかもしれませんが、その時は無料ということでご容赦いただきたいと思います。
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