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ドライフィッシングのプチテク(その9)  [釣りノウハウ(実釣編)]

今日も、ドライフィッシングのプチテクについてご紹介します。

ドライフィッシングをしていると、毛バリが次第に浮力を失くし、沈むようになってきます。そこで、どこで毛バリを交換するかを考える必要が出てきますが、私の実践していることをご紹介したいと思います。

まず、或る1つの毛バリを使ってアタリが出ない場合には、早めに見切り、浮力を失くす以前に、15~20分で違う種類若しくは違うサイズの毛バリに替えるようにしています。特に毛バリが着水した周辺の水面に変化が全くない場合は、より早く見切るようにしています。

次に、釣れている毛バリの場合にどこまで使うかですが、私は出来るだけ長く使うようにしています。浮力を失くしてもまずはタオル等で水を切ってから、以前ご紹介したドライジェルやギンクを少量指先に取り毛バリのボディやウイングに塗ってキャストするようにしています。これで浮力が回復すればまたしばらく使えます。ドライジェル等を塗ることをこまめに繰り返すことによって、意外と長く使えます。

しかし、フックを魚から外す際にウイングを切ってしまった場合やボディに水がしみ込んでしまった場合には、ドライジェル等を塗ってもさすがに浮かなくなってきます。この時も、私はすぐに毛バリを替えずに、キャストしたのち毛バリが水中に沈んで見えなくなった段階で、ウェットキャスティングの要領で、ラインをゆっくりリトリーブする(ライン、リーダー、ティペットのテンションを保ちつつ手前に引く)ようにしています。アタッている毛バリの場合、このようにしても、魚が結構毛バリを咥え、アタリが竿先に伝わってくることがあります。毛バリは見えませんが、この段階でアワセてフッキングするケースがあります。ウェットアンドストリーマーフィッシングの練習にもなりますので、お奨めです。これでアタリが遠のくようになった段階で初めて新しいドライフライに替えるようにしています。

ドライフィッシングのプチテクは、その9まで来ましたが、私のノウハウはほぼご紹介しましたので、ここで一旦終了したいと思います。少しでも皆さんのお役に立てていれば幸いです。

なお、年始以降は、ウェットアンドストリーマーフィッシングのプチテクをご紹介できればと思っています。


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