ドライフィッシングのプチテク(その8) [釣りノウハウ(実釣編)]
本日も、またまた、ドライフィッシングのプチテクについてご紹介します。
ドライフィッシングに適した時間帯は、一般に魚の活性が高まる、太陽が傾く夕方から日没後の暗闇が迫り毛バリが見えなくなるまでです。しかし、毛バリが見えなくなったあとも、警戒心が解けるのか魚の活性は引き続き高いように思います。
ここで毛バリが見えなくなった後でもドライフィッシングが今しばらく楽しめる、管釣りならではのテクニックをご紹介します。
それは、対岸の照明の明かりや月明かりが水面に反射して光っている場合に使えるテクニックです。この光っている部分に毛バリを落とすことが本日のプチテクです。ここに毛バリを落とすと、毛バリの影が出来てその位置がわかります。そして、この影に魚が出てくるのもわかります。
後は、水面が光っている部分に毛バリをキャストできる技術を持っているかどうかということになりますが、実はそれが出来なくても、毛バリを動かさずに、自らが岸に沿って横に移動することによって水面が光っている部分に毛バリを置くことが可能ですので、どなたでもこのやり方を使って楽しめると思います。
私はキャストがそれほど上手くありませんが、それでも数歩移動すれば毛バリの位置がわかります。なお、毛バリだけでなく、フライライン、リーダーそしてティペットの状況も影となってわかりますので、キャストがうまくいっているかどうかの判断も出来ます。
私は、このプチテクを使うことによって、他の方より長くドライフィッシングを楽しんでいます。
なお、日没後に沖合をルースニングで狙う際にも、この水面の光を使うことによって、インディケーターの位置やアタリがわかりますので、試してみることをお奨めします。
本日は、超マニアックな話にお付き合いいただきありがとうございました。
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