リトリーブフィッシングについて(その2) [釣りノウハウ(実釣編)]
前回から、「リトリーブフィッシング」を取り上げています。
前回は、リトリーブフィッシングとは何かということと、この釣り方が難しいことなどについて記しました。
今回は、なぜわざわざこの難しい釣り方をご紹介する必要があるのかについてご説明したいと思います。
一言でいえば、この釣り方を知ることによりルースニングやドライフィッシングと比べより広範囲にポイントを探れるという利点があるということです。
ルースニングやドライフィッシングは狙いが点若しくは線になりますが、リトリーブフィッシングの場合は、面でしかも、タテすなわちある程度の深さも探れるというメリットがあります。
管理釣り場ではルースニングで十分な場合が多いのですが、自然の湖沼や河川ではその圧倒的な広さや水量により、ルースニングでは限界があり無力感を覚える場合があります。こうした場合に対抗できるのがリトリーブフィッシングだと思います。
また、この釣りでは、視覚というより触覚、すなわち手に伝わるアタリで合わせるという難しさがありますが、逆に言うと釣れた場合の感激はひとしおです。
ということで、フライフィッシングを楽しもうとする方には、幅を広げる意味でも、是非この釣り方を身につけていただければと思っています。
本日は、酔っていることもあり、これくらいにさせてください。すみません。
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