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リトリーブフィッシングのプチテク(その3) [釣りノウハウ(実釣編)]

前回は、キャストしたあと、ロッドをどの位置に保つかについて触れました。今回は、リトリーブの仕方について、ご説明したいと思います。

右利きの方を想定してご説明すると、毛バリをキャストしたのち、ロッドを持った右手の人差し指か中指でフライラインをロッドに軽く押しつけるようにはさみ、右手とリールの間のフライラインを左手で掴み10~15cmほどゆっくり手前に引いたのち左手を離します。この左手の動きを繰り返すことで、リトリーブすることができます。

この間に竿先や手先にグッと重さを感じることがありますが、これがアタリです(極まれに根掛かりの場合がありますのでご注意ください)。

アタリがなければリトリーブを続けますが、どこまでリトリーブすればよいかについてご説明したいと思います。釣り場ではまだフライラインがロッドから5m以上出ているのにリトリーブをやめ次のキャストに入る方をよく見かけますが、最初は出来るだけ手前までリトリーブすることをお奨めします。具体的には、フライラインの先端が竿先の30㎝程先に来るまでリトリーブを繰り返します。そして、そこまで来たら、今度は、フライラインを左手で持ちながらロッドをゆっくり立てることにより毛バリを手前に引いてきます(日本古来のテンカラ釣りの要領です)。この時に魚が毛バリを咥えることが結構あり、フライラインも短いのでアタリも鮮明に出やすいことから、アタリやアワセのタイミングを体感し会得するとよいと思います。なお、アタリは手先に感じるだけでなく、リーダーやティペットの動きが一瞬止まったり反対に動いたりすることも多々ありますので、目でも注意深く見ておく必要があります。またアタリがあってもアワセないとフッキングしないことも分かると思います。

王禅寺などの釣り場では、足元で魚が掛かるケースが多く、私は今でも、よくこれを実践しています。

この週末釣行される方は是非試してみることをお奨めします(続く)。


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