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リトリーブフィッシングのプチテク(その6) [釣りノウハウ(実釣編)]

今回は、リトリーブ後のフライラインの処理についてご説明したいと思います。

これまで、リトリーブについて、右利きの方を想定し、左手で10~15cm程度を間断なく引くことをご説明してきました。これを続けると、体の前の地面に、リトリーブしたフライラインが折り重なっていくことになります。

私の経験からすると、湖等で膝より深いところに立ち込んで釣りをする場合を除き、多少地面でフライラインが汚れますが、そのままにしておくことが、一番効率的でトラブルも少ないように思います。管理釣り場は一般に足場もよく、そもそも立ち込むことはないと思います。例外的に豊島園の波の出るプールは、水の中に立ち込むことがありますが、現在はウェーダーは禁止になっており、膝下までしか立ち込めなくなっています。

参考までに、膝より深いところに立ち込む場合で、シンキングラインを使用する場合は、腰のあたりにラインバスケット(布製の風呂桶状の物=即物的な表現で風情のかけらもなくすみません[バッド(下向き矢印)])をぶら下げてその中にラインを入れていくケースがあります。これは、フライラインが水中にあると、次のキャスト時にフライラインを引き出しにくくなることが大きな理由です。

また、ハンドツイストと言って、左手の親指と小指が一般的ですが、指にフライラインを8の字を書くように絡めていく方法もあります。私も高校生のころには、フライの教本を真似て、ちょっと恰好を付けたことがありましたが、リトリーブする左手が疲れるとともに、リトリーブのスピード調節、特に早く引くことが難しく、また意識がそちらに行ってしまい釣りに集中できなかった覚えがあります。

なお、2つほど注意すべき点がありますのでご留意ください。

1つ目は、大物が掛かってフライラインが引き出される際に、フライラインがスムースに出るようにフライラインを踏まないことです。大物は突然やってきますので慌ててしまい思わずフライラインを踏んでしまうことがありますので要注意です。また、フライラインを砂地以外のところで踏んでしまうと、フライラインにキズが付くこともありますので、この面からも注意する必要があります。

2つ目は、移動する際にフライラインに足を引っ掛けないことです。岸近くでフライラインに足を取られると池に落ちる恐れがあります。私は、池にはさすがに落ちたことはありませんが(当たり前ですね[たらーっ(汗)])、片方の足でフライラインを踏んでピンと張ったところにもう片方の足を引っかけてしまいバランスを崩してヒヤッとしたことが幾度となくあります。皆さんも十分お気を付け下さい。


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