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リトリーブフィッシングのプチテク(その5) [釣りノウハウ(実釣編)]

今回は、リトリーブのバリエーションについてご説明したいと思います。

リトリーブは、私はボートを漕ぐことに例えて、「ストローク(一回に引く長さ)」と「ピッチ(一定の時間に繰り返す回数=スピード)」、そして「休み(ストップ=止めること)」を加えた3つの要素から構成されると考えています。

この3要素の組み合わせ次第で、いくらでもバリエーションが出来るわけですが、ここでは、私がよく実践している4つのパターンについてご説明したいと思います。

まず1つ目は、基本的なリトリーブです。このシリーズのその3でご説明したところですが、左手で10~15cm程度引くこと(比較的短いストローク)を間断無く繰り返すこと(早いピッチ)です。これにより、毛バリを「ほぼ一定のスピード」で手前に引くことができます。この時毛バリは水中でほとんど上下動しません。

2つ目は、1つ目の引き方をベースに、ストロークを数回行った後、数秒引くことを止める(休みを入れる)パターンです。この場合、休みを入れている時には毛バリは沈み、ストロークを再開すると毛バリが浮いてくることになりますが、この上下動が魚を誘うのか、この前後に魚がアタルことがよくあります。
私の場合、この引き方を多用しており、ストロークを3回繰り返したのち1~2秒止めることがいつの間にか身についてしまっています。

次に3つ目ですが、ストロークを30~50cmと比較的長くする引き方があります。ストロークを長くするということは、一度引いたあと次に引くために左手を移動させるための時間が多少かかることになります。毛バリは「意図せざる小刻みなストップ&ゴー」を繰り返しながら、手前に引かれることになります。この時毛バリは水中で僅かに上下動します。

最後に4つ目ですが、3つ目の引き方をベースに、先ほどと同様にストロークを数回行った後、数秒引くことを止める(休みを入れる)パターンです。この引き方によれば、毛バリは更に大きな上下動をします。

なお、ここで、毛バリを引くスピードについてご説明しておきたいと思います。きわめて感覚的な話で申し訳ありませんが、人がゆっくり歩くくらいの速さを基本として考えて良いと思います。アタリがない場合は、これより遅くしたり早くしたり試行錯誤しつつ魚を誘うようにします。
参考までに、イトウ狙いの場合は、レインボーが追い付かないほど速く引くのが良いと言う方もいますのでご紹介しておきます(残念ながら真偽のほどはわかりません)。

以上で、私が実践している4つの引き方と引くスピードについてご紹介しました。かなりマニアックで分かりづらい説明だったかもしれませんがご容赦ください[たらーっ(汗)]

いずれにしても、これらを参考に、リトリーブの3要素(ストローク、ピッチ、休み)を自由に組み合わせて楽しんでいただければ幸いです。


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