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ボートフィッシングのプチテクについて(その2) [釣りノウハウ(実釣編)]

今回は、ボートのアンカー(錨)を下ろしてリトリーブフィッシングを楽しむ場合のプチテクについて、2つご紹介したいと思います。

1つ目は、キャストする方向についてです。以前、落下防止のためボートの座席に着いてキャストすることをお奨めしましたが、この場合、体は船尾方向に向いていますので、基本的には船尾方向に向かってキャストするのが一番楽です。また、リトリーブの際は、竿先は右利きの場合ボートの右手側から湖面に向けて下げ先端が湖面に着くようにするとよいと思います。

 なお、アンカー(錨)は舳先側に沈めますので、風があると船尾は自然と風下を向くようになります。一方、フライラインをキャストする場合、風下に向かってキャストした方が無理なくラインが出ますし疲れません。この面からも船尾に向かってキャストすることをお奨めします。なお、他の方向に魚がいることがわかっているような場合には、体をそちらに向けてキャストすることもありますが、風が強い場合等は、風に逆らわずに風下の船尾方向にキャストするのが無難です。

 次に、リトリーブフィッシングでは、以前ご紹介したようにアタリを取るために毛バリから竿先までストレートに保つ必要がありますが、カウントダウンやリトリーブ中に上記のように風でボートが動くとラインが曲がりくねって、折角のアタリが取れないこともあります。特に風が一定しない場合は全くアタリが取れない状態になることがあります。

そこでちょっとしたテクニックが必要になります。具体的には竿先が常に同じ位置を保つように、手や場合によっては体を動かして調整する必要が生じます。この時毛バリと竿先の位置を把握する必要がありますが、そのために竿先の背景にある遠くの陸の山や木等を目印にしておくことをお奨めします。こうすることで、竿先を同じ位置に保つことが可能となり、アタリも取りやすくなります。なお、180度ボートが回転するような極端な場合は、頑張ってもさすがにラインは曲がってしまうことがありますが、この場合は風には逆らえません。

以上で、ボートフィッシングシリーズを一旦終えたいと思います(何とか芦ノ湖の特別解禁に間に合わせることが出来てよかったと勝手に思っています[グッド(上向き矢印)])。
長い間ご覧いただいた方、有難うございました。これを契機として、芦ノ湖などでボートフィッシングを楽しむ方が増えれば幸いです[るんるん]


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