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レッドリストのこと [四方山話]

今回は8月28日に環境省から発表された第四次レッドリスト(絶滅、絶滅危惧等のリスト)についてです。

今回新聞等で、ニホンカワウソが残念ながら「絶滅危惧」から「絶滅」に変更となったことが報道され話題になりました。

魚はどうなっているのかと気になり、環境省のHPで確認したところ「汽水・淡水魚類(海の魚は把握が困難ということでそもそも対象外とされているようです)」については、今後まとまり次第公表予定とされており、今回発表はありませんでした。

このため、「汽水・淡水魚類」については、平成19年8月3日に発表された第三次レッドリストが現時点での最新版となっているようです。

これによれば、「絶滅」とされているものは、チョウザメ、スワモロコ、ミナミトミ及びクニマスの4種でした。

ご案内のとおり、クニマスについては、さかなクン達の功績により、平成22年になり山梨県の西湖で生存が確認されており、今後発表予定の第四次リストでは、めでたく「絶滅」から外されるのかなと期待しています。

第三次リストをざっとみたところ、フライの主な対象魚では次のとおりとなっており、今後の発表が待たれます。なおここでは省略しますが、淡水魚等は生息域が限られているからか、相当な数がリストに載っていたので驚きました。

〇絶滅危惧Ⅰ類(絶滅の危機に瀕している種)
・絶滅危惧ⅠA類(ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの)・・・ベニザケ(ヒメマス)
・絶滅危惧ⅠB類(ⅠA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの)・・・イトウ

〇絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危険が増大している種)・・・オショロコマ、ミヤベイワナ

ヒメマスについては意外でしたが、「野生」ということがミソのようです。

最後に、今回絶滅とされたニホンカワウソについても、クニマスのように復活することを願っています。


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