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タイイングキットについて(その2) [釣りノウハウ]

次に、毛バリを巻く際に、フック(針そのもの)を固定するバイスを除く小道具類について、私が必須だと思うものを5つに絞ってご紹介したいと思います。画像を用意すればよいのですが、まだサイズを縮小するソフト等が準備できていないため、すいませんが、今のところは言葉だけで説明することをお許しください。

ボビンホルダー ・・・ 毛バリを巻くときに使う糸(スレッドと言います)は、ミシンに使う糸と同じように筒状のボビンに巻いて売られています。毛バリを巻くときにこの筒状のボビンからスムーズに糸を引き出すための道具がボビンホルダーです。これは、必須のものです。

ボビンスレッダー(糸通し) ・・・ ボビンをボビンホールダーに装着した後に、ボビンホルダーの管(くだ)の部分に糸を通すための補助器具のことです。フライを巻くことに直接使うことはまずありません。中には、この道具を使わずに、管に口をつけ息を吸い込む勢いで糸を通してしまう人もいるようですが、毛バリを巻く前に糸が通らずにフラストレーションを溜めてもよくないので、この道具も必須と言ってよいでしょう。余談ですが、私のような老眼になると実際に釣りをする場面で毛バリ自体の穴にティペット(釣り糸)を通すのにも一苦労することがあります。その際には、このボビンスレッダーの小型版のような道具に頼ることがあります。

シザース(小型ハサミ) ・・・ スレッド(糸)やまとまったマテリアル(材料)のうち一部を切り離す際などに使います。また、毛バリを巻いた後に形を整えるために使うこともあります。これまた必須と言えるでしょう。

ダビングニードル ・・・ スレッドを巻く際に最後にスレッドがほどけないように接着剤で固めることが多いのですが、その際にピンポイントで接着剤をつけるために使う針のことです。これも必須と言ってよいでしょう。

ハックルプライヤー ・・・ ハックル(鳥の毛)をフック(針)に巻きつける際に使用する道具です。私のお奨めする3つのフライのうち、3つ目のマラブーで唯一鳥の毛を使いますが、その際に重宝する道具です。

このほか、毛バリを巻き終える際に、スレッドがほどけないように結ぶための道具であるフィニッシャーや、動物の毛を使う際に毛先を揃えるためのスタッカー等があります。私も、一応これらの小道具を持ってはいますが、実際にはほとんど使っていません(使うことができないと言ったほうがよいかもしれません)。それでも、毛バリは巻けます!

この次は、私がお奨めする3つのフライに必要なマテリアル(材料)をご紹介したいと思っています。


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