穂先よ、さようならの巻 [四方山話(失敗談等)]
フライフィッシングのロッドを買うとついキャスティングの練習をしたくなりますが、釣り場以外では、基本的にロッドを繋がずに持ち手部分だけで持ってグリップの感触だけを掴むようにしてください。特に道路などでは電線もあって危険ですのでやめましょう。と言って、釣り場でも気を付けることがあり、何をやってもOKというわけではありませんのでご留意ください。
その昔、中学生のころ、友人と二人で銚子の防波堤に投げ釣りに行った時のことでした。一通り釣りを楽しんで帰る際、仕掛けの天秤を外し糸をリールに巻き込んだ後、最後に海に向かってキャスティングの練習を数回していたところ、スポッといい音がして穂先が飛んで行ってしまいました。今でも鮮明に覚えていますが、お気に入りのオリムピック社のボディが赤で穂先が白の360cmのロッドの穂先がまさに”やり投げ”のように穂先が弧を描いて飛んでいき30mほど先に着水しました。そして、利根川の河口なので流れがきつくあっという間に流されていってしまいました。中学生の私には大変なショックで”投げやり”になってトボトボと帰路に着いたのでした。
フライフィッシングでも、釣っている最中に、ロッドを振った際に穂先が抜けることが時たまあります。その時は、ラインがついているので、ゆっくりラインを引いて来れば穂先は回収可能です。
しかし、ラインがなければ、先程の例のように「さようなら~」です。皆さんも、私と同じような目に遭わないよう、管理釣り場に於いても必ずラインをガイドに通してから練習するようにしてください。
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