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芦ノ湖のボートフィッシングについて(その6) [釣りノウハウ(実釣編)]

昨日はプロバイダーがメンテのためブログがアップできませんでした。すみませんでした。
今回は、芦ノ湖のボートフィッシングにおけるポイントの探し方について、ご説明したいと思います。
私のこれまでの湖尻中心の経験から得た考え(独断と偏見?)ですので、参考にならない部分も多いかと思いますがご了承ください。

まず、ターゲットとなる魚の湖における生態を考えつつ狙うポイントを考えたいと思います。

最初はニジマスです。ニジマスは、湖では基本的には回遊しながらエサを捕食しているように思います。芦ノ湖のニジマスの一番のご馳走はワカサギですので、基本的にワカサギの群れを探しながら回遊しているようです。しかし、捕食を終えるとエサとは関係なく沖の水面直下を回遊していることもあるようです。ある時、湖尻のボート屋さんから対岸の深良水門を目指しハーリングをしつつ移動していたら、まさに湖のど真ん中(水深数十m)で40cmオーバーの元気のよいニジマスがアタッタことがあります。フローティングラインを使っていたので、この時のタナは、せいぜい水面から1m位だったろうと思います。この頃、ワカサギは水深15mラインで釣れていたので、いつもワカサギと行動を共にしているわけでもなさそうです。これは単なる推測ですが、水中の酸素は水面近くの方があると聞いたことがあります。水温が比較的高い時期は、浅い酸素の多いところを回遊している可能性もあるのかなと思っています。

以上から、ニジマスの場合は、ワカサギの群れか、酸素の多い場所(水の流れがあるところ)を探すのが、ポイントを選ぶコツだと思います。
初期は、水通しのよい水深5~6mの浅い場所(シャローエリア)がまず狙い目です。底に水草(ウィード)が生えていれば、小魚が集まっている可能性がありますので特に有望です。また、底に変化があるところや急に落ち込んで深くなっているいわゆるカケアガリ等にも小魚が集まっている可能性があります。そうしたところをニジマスが回遊していると思われますので、これらの場所の近くにボートを止めて釣ることをお奨めします。
湖尻では、ボート屋さんの桟橋の前あたりが水深5~6mラインです。この桟橋沖や、ボート屋さんの北側の海賊船桟橋沖、キャンプ場沖、早川水門沖あたりが実績があり、釣り人も多いところです。

私は昨年から魚探を使い始めましたが、魚探はターゲットとなる魚を探すというよりは、ワカサギの群れや水深そして底の形状を知るために使っているというのが本当のところです。

次に、芦ノ湖ではブラウントラウトが魅力的なターゲットですが、ブラウントラウトは、ニジマスと異なり、夕マズメを除き、底の岩などの物陰に潜んでエサとなるワカサギ等を待っている感じがします。特に初期は岸近くの岩や倒れ木の陰に潜んでいるように思います。エンジン付きボートを使ってルアーで狙う常連の方はどこに岩があるのか分かっているので、ポイント、ポイントを手際よく探りながら移動していきます。手漕ぎボートでのフライの場合は、機動性がないため不利なところはありますが、岸釣りの方がいない岸近くの岩等のある浅場を選んでアンカーをおろし丹念に探ることをお奨めします。湖尻近辺では、ボート屋さんの北側になるキャンプ場沖や早川沖が狙い目です。また、南側では、坊が沢や九頭龍あたりが有名です。

なお、対岸にもポイントはありますが、手漕ぎボートの場合は、風向次第のところもあり、またボート操作や体力に自信がある方でないと難しいと思いますので省略します。

芦ノ湖漁協やボート屋さんのHPにポイント解説や地図が掲載されていますので、詳細はこちらをご覧ください。これによれば、底の地形や水深もある程度分かると思います。


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