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シンキングラインの置かれた立場 [釣り具(ロツド・リール等)]

私が良く行く釣具屋さんでは、フローティングラインとシンキングラインの品揃えを比べると圧倒的にフローティングラインの方が多い状況にあります。逆に在庫処分・見切り品を見るとシンキングラインの方が多いようです。

確かに、フローティングラインの方が、ドライフィッシング、ルースニング、そして水面直下狙いのリトリーブフィッシングと幅広く使用できるのは事実ですし、どうしてもシンキングラインでなければならないケースは、湖(海)で深場を狙う場合くらいですから、仕方がないといえば仕方がないのですが・・・。

昨日(5月8日)ギルにバッキングラインを買いに行ったことは前回申し上げましたが、実は写真右のシンキングライン(WF7番)が野口英世さん1枚+消費税で売られていたので、つい買ってしまったのでした。パッケージも古く、どこかの釣具屋さんに長いこと陳列されていたものの売れなかったため、ギルで再度売っていたものと想像しています。

240509シンキングライン.JPG

私の経験からしても、これまでにシンキングラインを10本以上買っているのですが、綺麗なパッケージのものを正価に近い値段で買ったのは1度だけです。それは写真中央のウェットセル(WF5番)です。写真左(WF8番)も在庫処分で買ったものです。

安いからいいじゃないかと思われる方もいるかと思いますが、なぜかいつも不憫に思ってしまいます。

確かに、シンキングラインによるリトリーブフィッシングは、視認性に劣るうえアタリも取りづらく、しかも管釣りでは釣果面でも分が悪いことも事実です。しかし、どの層に毛バリを流すか等想像力を働かせながら、手先に伝わるアタリの感触を待つのも楽しいものです。もう少しシンキングラインが普及・復権しても良さそうな感じがします。

最近とみに、シンキングラインを作るメーカーさんがどんどん減ってしまうのではと危惧している私です[たらーっ(汗)]


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