長野県で思い出すこと [四方山話(失敗談等)]
昨日は、長野県での過去の釣行について記しましたが、長野県というとホロ苦いというか、恥ずかしい思い出があります・・・。
今から36年前(1977年)のことで、当時私は大学一年でした。
ガラにもなくテニスの同好会に入ったのですが、最初の夏合宿でのことです。合宿は長野県の白馬で8泊9日というものでした。
合宿が白馬であると聞いて、早速地図で見たところ近くに青木湖や日本海に注ぐ姫川水系の川が流れていたので、マスやイワナが狙えるのではと密かに期待したのでした。当時(今でもそうですが)、長野県の北部は東京に住んでいた私にとっては滅多に行けないところでしたので、この機会を逃す手はないと考えたのでした。
合宿についての予備知識がなかった私は、長丁場だし少しは釣りもできるだろうと安易に考え、テニスラケットとともに、ルアーのパックロッドを持って行きました。今にして思えば釣りバカそのものです。
合宿へは貸切バスで行ったのですですが、途中でアルミのロッドケースを見た先輩が、「何だそれは」というので、ルアー釣り用のロッドが入っていますと答えると「何だこいつ、テニス合宿に来てるのに釣りするつもりだ」と大声で叫びました。すぐに皆の知れるところになって、大恥をかきました。
その上、宿に着いたところで、宿の横の幅30cm程の小川、と言うよりも生活用水路で釣りの実演をさせられ、皆から好奇の目で見られたのでした。当然釣れるはずもありません。
その後合宿では、同好会だというのに、コート整備とテニスに明け暮れるハードな毎日でした。結局、アテはハズれ釣りをする時間は全くとれず、まさに恥をかきに行ったようなものでした。
そんなことがあったのですが、その後もテニス同好会を辞めることはなく、4年間白馬にも通い続けました。
勿論2回目以降は釣り具は持って行きませんでしたが・・・。
今考えても、全くお粗末(バカ)な話です。
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