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釣り場での毛ばりの演出プチテク(その2) [釣りノウハウ(実釣編)]

その1に続き、ドライフライの流し方についてのプチテクです。

前回、ナチュラルドリフトが基本と申しあげましたが、今回は意図的に毛ばりを動かすという攻撃的な演出についてです。

以前釣りビジョンの番組で、フライフィッシングの大御所的存在である里見栄正氏が出演していました。

この中で、羽化した昆虫(アダルト)が水面すれすれに、時折触れながら飛んでいる場合や羽をバタバタさせながら水面を流れている場合に、ドライフライを意図的に水面をチョンチョンと滑らせるテクニックが紹介されていました。

いわゆるフラッタリングというテクニックですが、先日養沢でも同じようなシチュエーションが出現したため、早速試してみることにしました。

キャスト後、竿を立てつつ竿先(ロッドティップ)を前後に小刻みに動かし、毛ばりが水面を跳ねつつ手前に滑らせるようにしてみました。

すると・・・、結構魚が飛び付いてきて、効果を実感しました。

この場合、毛ばりは浮力があってその大部分が水面上に出ているものが適しているように思います。私は、エルクヘアカディスやハックル系のフライを使用しています。

先日フラッタリングの効果のあったハックル系のドライです。
260505ハックル系ドライ.JPG

また、ナチュラルドリフトで数匹釣った後など魚の警戒心が高まったときにも、試していますが、結構効果的な場合がありますので、毛ばりを交換する前や、次の場所に移動する前に試してみることをお奨めします。


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