SSブログ

教えることは学ぶこと・・・!? [釣りノウハウ(実釣編)]

先日(6/28)の養沢釣行で、フライ釣行が初めてという方から声を掛けていただいたので、不肖私がお教えすることになったことをご報告していました[たらーっ(汗)]

今後また同じような機会があるかもしれないため、間が空きましたが備忘的に振り返っておきたいと思います。これから始めようとしている方にも多少なりとも参考になれば幸いです。

この場所でお教えしました。
270710教えることは学ぶこと.JPG

ポイント①まずは実際に釣っていただいて、しばらく様子を見てからアドバイスするように心がけました。お教えする前に、何が出来て、何が出来ていないかを見極めるようにしました。

ポイント②キャスト時の問題として、初めての方はフォルスキャストが多すぎ、結果としてティペットやライントラブルが多くなる傾向があること。(養沢に来る前に一度キャスト練習に参加されていたたので、基本は出来ている感じでしたが、それでも一生懸命ロッドを振っている感じでした。5~6m程のキャストであれば、フォルスキャストは無しか1回で十分だということをお教えしました。)初めての方は、とにかく飛ばそうとしてロッドを前後に沢山振ろうとする傾向があります。

ポイント③キャスト時にライン、リーダー、ティペット、フライが一直線に着水するようにすること。そのため無理して距離を稼ごうとしないようにアドバイスしました。(着水時に魚の警戒心を少しでも少なくするため、そしてフライを咥えたときにアタリを出やすくするため、更にはアワセが遅れないようにするためにも極めて大切なことです。)

ポイント④アタリを分かってもらうこと。(最初のアタリはマーカーが少し沈んだのですが、分からなかったそうです。何回かアタリがあって少しずつアタリが分かったようでした。いろいろなアタリがあるため、今アタッタよと言葉で伝えてあげながら、徐々にわかっていただくようにしました。)

ポイント⑤アワセを出来るようにすること。(最初はアワセがなかなか決まりませんでした。というのもキャスト後ロッドを持たない方の手でラインを持つことがルーティーンになっていなかったのでした。そのためキャストしたら必ずラインを持つ癖を付けるようお教えしました。また、流れがあるためキャスト後ラインが弛んできますが、ロッドティップの位置を動かさないようにしつつそのラインの弛みを取ることをお教えして徐々にフッキング出来るようになりました。)実は以前釣りビジョンで初めての女性にメンディングすることも教えている映像をみましたが、アタリがあってもアワセることが出来ず可哀そうにボーズに終わっていたのを思い出しました。このため敢えてメンディングをお教えしませんでした。メンディングは、ラインを必要以上に長くしかも曲げて出してしまいかねないため折角アタリがあってもアワセが難しくなるだけで、最初にお教えする内容ではないと思っています。シンプルイズベストです。

ポイント⑥ランディング出来るようにすること。(フッキングしたら魚の抵抗を吸収するようにロッドを立てること、そしてラインをゆっくり引いてくることをお教えしました。)また魚を必要以上に傷めないようにするため、自らが水に入り、陸上に上げないこともお教えしました。

以上のプロセスを経て、約1時間で待望の1匹ゲットされました。そしてその後、自力で3匹ゲットされたようです。

C級の私が偉そうなことを言いましたが、この一連の流れをお教えする中で、自らも改めて基本を学ぶというか再確認することが出来て、貴重な経験になりました。


nice!(18)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 18

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0