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因果はめぐるの巻(その2) [四方山話(失敗談等)]

その後、しばらく大きなアクシデントもなく平穏な日々が続き、悪い記憶が薄れかけていたときのことでした。またもや悲劇が襲ってきました。

それは、今から10年ほど前のことでした。当時小学生の長男と一緒に芦ノ湖にルアーとフライのボート釣りに行った際のことでした。その日はいつものように湖尻から手漕ぎボートで出漁したのですが、少し遠出をして九頭龍神社沖まで行きました。しばし釣りを楽しんだ後、昼食のためボート屋さんに戻ろうとしたとき、突然風向きが北からのアゲンストに変わってしまいました。一苦労してようやくボート屋さんの桟橋までたどり着いた時に悲劇はおきました。疲れ切った私にボート屋のお兄さんが、つれなく、桟橋の反対側に回るようにと言いました。しょうがないので、指示に従い、最後の力を振り絞ってやっとたどり着き、オールから手を放しボートの座席のところに手をついた瞬間、突然、鈍痛が走ったのです。そうです。竿のガイドに引っ掛けていたルアーの針が、私の左手の親指の腹にぶすりと突き刺さったのでした。その時も返しが付いていて、どうしてもとれません。そこで即釣りを断念し、針のついた手で車を運転しながら、ガラスの森美術館そばの病院に向ったのでした。結局、相模湖の悲劇から30年後、今度は私が自らの不注意で返し付き針の餌食になったのでした[たらーっ(汗)]

 余談ですが、この時のボート屋のお兄さんの私に対するしょうがない人ですね的な態度と、「もう今日は釣りは止めるのですか」との追い打ちをかけるような一声が忘れられません[バッド(下向き矢印)]。それ以降黙ってボート屋さんを変え、今では「やさしい」やまびこさんにお世話になっています。      

また、一部始終を見ていた長男は、その後決して芦ノ湖には行こうとしませんでした。         

かくして因果はめぐったのでした。トホホ・・・・・・[ふらふら]


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