SSブログ

マラブーを巻くためのマテリアル(材料)について [釣りノウハウ]

マラブー用のマテリアル(シェニール).JPG間が空いてすいませんでした。3つ目のお奨めフライのマラブーを巻くのに必要なマテリアルについてご説明します。マラブーとは、アフリカハゲコウノトリの毛のことだそうで、大変やわらかい素材です。水中で引くと細くなり、止めると太く拡がる性質があることから、魚を誘惑する動きをしてくれます(写真では、左から4つ目のオリーブ色のフワッとした毛です)。このことから、ウェットアンドストリーマーフィッシングに欠かせない材料といえます。このマラブーを使うフライのことを一般にマラブーというため、種類は沢山あります。ここでは、巻くのが比較的簡単なビーズマラブーの材料を、写真左から順にご紹介したいと思います。
フック ・・・ ティムコ社の5263の12番です。20本で500円前後で手に入ると思います。これまでにご紹介した2つの毛バリのフックの番号には、BLと付いていましたが、このフックには付いていません。直前にご紹介した失敗談で、人にフックが引っかかった際にバーブ(返し)があると外しずらく、病院にお世話になる話をしましたが、BLはバーブレスのことで返しのないことを示します。今回ご紹介するフックの種類ではバーブレスのものは作られていないことから、取り扱いにはくれぐれもご注意ください。釣る際には、ペンチなどで返しをつぶしてから使用するようにしてください。

ビーズ ・・・ これは、最初にご紹介したビーズニンフのビーズと同じものですので、説明は省略します。

スレッド ・・・ ユニプロダクツ社のユニスレッドの太さ6/0、色は黒がお奨めです(写真は、今手持ちに6/0のものがないため8/0を使っています)。1つ400円程度で売られていると思います。

テイル(しっぽ) ・・・ マラブー(色オリーブ)。写真のマラブーで5~6本程度巻くことができます。一般にマラブーは、透明な四角い袋に10本程度入って600円前後で売られています。

ボディ ・・・ アキスコ社のシェニール、色は黒(番号100)がお奨めです。200~300円程度で売られており、一つで20本程度巻くことができます。

ハックル ・・・ 雌鶏の首周りの毛(ヘンハックル)を使用します。このハックルは、写真上のように鳥の皮についたままのまとまった量で売られているものと、写真下のように抜かれた毛が20本程度小分けにされ透明な四角い袋に入って売られているものとがあります。前者は、品質や量により異なりますが3,000円から5,000円程度とそれなりの値段がします。後者は、数百円程度で売られています。最初は、後者を購入することをお奨めします。

接着剤 ・・・ これもビーズニンフのところでご紹介したものと同じですので、説明は省略します。 

ビーズニンフのマテリアルを購入した方においては、ハックルを小分けしたものを購入する場合の追加費用は、2,500円程度かと思います。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0