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小渓流のルースニング(その4) [釣りノウハウ(実釣編)]

小渓流におけるルースニングのプチテクシリーズの第4回になります。これまでは、タックル、マーカー、毛ばりについてご紹介してきましたが、いよいよ、釣り場でのノウハウ編です。

釣り場に着いたら、まずは狙う魚がどのレーン(流れ)やレンジ(深さ)にいるか確認します。それにより2つのことを決めます。

1つ目はどの毛ばりを使用するか、2つ目はマーカーと毛ばりの距離をどの程度の長さにするかです。
2704マーカーと毛ばり.JPG

以下私の経験から得た原則的なことを記します(あくまで私の考えですのでお含みおきください)。

流れが速い流心周辺の深い位置にいる場合・・・毛ばりはビーズニンフのように出来るだけ沈みやすいものを選択します。マーカーと毛ばりの距離は、魚が定位する深さ(レンジのことで水面から底までの水深のことではありません)の1.5倍程度にします。ティペットが受ける水の抵抗が強いことから長目にしないと毛ばりがティペットに引きずられてしまい沈まないためです。

流れが緩やかで深い位置にいる場合・・・毛ばりはビーズニンフかコーパーワイヤ若しくはレッドワイヤのものを選択します。マーカーと毛ばりの距離は、魚が定位する深さの1.2倍程度にします。

流れの速い流心近くの浅い位置にいる場合・・・毛ばりはビーズニンフかコパ―ワイヤ若しくはレッドワイヤのものを選択します。マーカーと毛ばりの距離は、魚の定位する深さの2~3倍にします。ティペットが受ける水の抵抗が強いことと、マーカーを出来るだけ魚から遠ざけて通過させるために長目にするものです。これにより浅いところに位置する魚の警戒心を高めさせないようにします。

流れが緩やかで浅い位置にいる場合・・・毛ばりはノンウェイトかコパーワイヤ若しくはレッドワイヤのものを選択します。マーカーと毛ばりの距離は、やはり魚を警戒させないように、魚の定位する深さの2~3倍にします。

なお、浅い・深いは感覚的な言葉ですが、養沢を例にとると、その目安は50cmより浅いか深いか程度のものとお考えください(続く)。


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