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小渓流のルースニング(その5) [釣りノウハウ(実釣編)]

小渓流におけるルースニングのプチテクシリーズの第5回になります。前回は、釣り場での毛ばりの選択と、マーカーと毛ばりの距離(長さ)についてご説明しました。

今回は、魚を狙ってキャストする直前のノウハウです。

1つ目は立ち位置です。魚は流れに向かって定位しますので、通常上流を向いています。ということで、魚をむやみに警戒させないため、可能であれば少し下流側からアプローチすることをお奨めします。岸辺の状況によって、やむを得ず上流側に入らなければならないときは、出来るだけ岩に隠れるか身をかがめるかします。また、水にはなるべく立ち入らずに、岸から2、3歩下がることをお奨めします。この辺りはドライフィッシングと一緒です。

先日ようざわ便りに掲載された写真で解説します。
20150405養沢0.jpg

写真右が上流になります。

この時、プールの上流から1/3程のところにキャストして、プールの半分から下あたりの魚を狙っていました。このため、プールのかなり下流側に立っています。なお、魚が掛かって取り込んでいるところなので、岸辺に近づいていますが、それまでは岸辺から2、3歩下がっていました。

さて立ち位置が決まった所で、いよいよキャストするわけですが、その前にもう一つだけしておくことがあります。それは、毛ばりを岸際の川の中に一旦落として水を吸わせ馴染ませることです。未使用の毛ばりは浮力があり意外と沈まないケースがあるので、これを防ぐのが第一の目的です。

それと同時に、毛ばりの沈み方を目で確かめておくことも重要です。イメージしている沈み方と実際の沈み方が思いのほか異なるケースが多いので、ここで確認しておくことをお奨めします。

毛ばりを実際に流す際には、直接的にはマーカーの動きを見るわけですが、同時に毛ばりが水中のどの辺りを流れているかをイメージすることが釣果を得る上で重要です。毛ばりの沈み方を知っておくことはこの点からも極めて大切ですので、キャスト前に必ず確認する癖をつけることをお奨めします(続く)。


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ソレイユ

お久しぶりです、ご訪問とnice! ありがとうございます。
釣魚記事、興味深く読ませていただいたいます。

今後ともよろしくお願いいたします。
by ソレイユ (2015-04-18 23:51) 

kazu53

ソレイユ さん

こちらこそ宜しくお願いします。
by kazu53 (2015-04-18 23:57) 

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