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使用済み毛ばりの取扱いについて [毛バリ情報]

今日(9/20)は、釣行で使用した毛ばりの取扱いについて私の事例をご紹介したいと思います。

こちらは7月の或る日の養沢釣行後のフライピットです。
210711養沢 (2-1).jpg

使用したした毛ばりが付いていますが、結構ハックルが取れたりして原型をとどめていないものも数多くあります。

釣行回数が多い私の場合、タイイングの時間や費用がバカにならないことから、出来るだけ再利用するようにしています。

以下、その手順をご紹介したいと思います。

釣行後フライピットに付いている使用済み毛ばりが乾いた段階で、再利用出来るかどうかを判断します。手順は次のとおりです。

まずは、フック全体を確認します。
ベンド部が延びて開いてしまったり、シャンクに大きな歪みがあったり、さらには錆が出ているような場合は、基本的には再利用は諦めるようにしています。一旦フックが歪んだり延びたりしてしまうと、フォーセップ等を使って元の形状に戻しても、強度が弱くなってしまうためです。

次は、極めて大事な針先の確認作業です。
一見して問題ないように見えても、針先が鈍っていたり、微かに曲がっていたりするケースが多々あり、過去に山ほど痛い目に遭っていますので、丁寧に確認するようにしています。

私の場合は、具体的に次の2つの確認を行っています。まずは、針先を指の爪に軽く押し当てて引いてみて針先が引っ掛かるかどうか確認します。次に、親指と人差し指で針先を摘まんでみて、歪み等違和感がないか確認します。この2つの確認作業で、針先が爪の上を滑ったり、針先に歪み等違和感がある場合は、フックシャープナーでしっかり研ぐようにしています。私はシャープナーを複数保有しタイイングツールとしても常備してします。

そして、最後に、ハックル等が取れていたり弛んでいる場合には、巻き直しや補強をして終了です。

こちらは、確認作業を経て、次の釣行に向けて再利用する準備が整った毛ばりです。
210828毛ばりの再利用 (3-1).jpg

なお、再利用に向けた確認作業を行っていて、針先が鈍っているケースが非常に多いことから、釣行時においてもこまめに針先を確認しシャープナーで研ぐように気を付けています。

キャスト時だけでなく、取込み後に魚から外したフックを足元の河原の岩等に引っ掛けてしまうことが多いC級の私の場合、ピンオンリールを使って別のシャープナーをベストに外付けして、いつでも使えるようにしています。

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