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養沢川の現在 [釣り場情報]

3/1の解禁日に養沢に行ってきましたが、釣りを始める前に釣り場最上流の養沢神社にお参りした際に、川の様子も見てきましたのでご紹介したいと思います。昨年10月の台風19号の影響で私が良く入る下流域と中流域は上流域での土砂崩れの影響をモロに受けたようで、様変わりしていました。全体的に、増水と土砂の流入により、河原の土はなくなり、魚の付き場となっていた淵も埋まって浅くなり一本調子の流れになっていました。

以下、ポイントごとに見ていきたいと思います。

<下流域>
①事務所下:先の釣果報告でも言及しましたが、プールの数が減っていました。昨年まで6つに仕切られていたと思いますが、現在は4つになっています。
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こちらは現在の1番下のプールですが、昨年の1番下と2番目のプールが一つになっていました。
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2番目のプールの淵を作っていた大岩が少し下流に流されたようで、趣のあった淵は土砂で殆んど埋まっていました・・・。それでも、昨年最終釣行時の単なる一本調子の流れの印象からは相当整備されていました。

②下弁天:下弁天の最初のプールの大きな淵があったプールも、ここまで整備されていました。
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名物だった対岸側の大きな淵は相当埋まってしまいましたが、流れ込み付近中心に底に微妙な変化があり、面白い流れになっていました。

2つ目のプールは重機で整備された感はありますが、比較的これまでの流れに近く魚の付き場もあって、これまでどおり外せない場所になりそうです。
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さらに、上弁天との境になる下養沢橋の下流側のプールは下流に向かって右岸側から狙うと面白い感じに整備されていました。
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後ろの木の枝はキャスティング時に要注意ですが・・・。

③上弁天:下養沢橋直下の人気の流れ込みと淵は土砂で多少小さくなったものの、水深もありこれまでどおり大場所として人気ポイントになると思います。当日も常に誰かが入っていました。
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④下養沢橋~阪東橋:川幅が狭くなりチャラ瀬が続く一本調子の流れになっていましたが、右岸側に土砂が集められてニーブーツでも阪東橋まで行けるようになりました。
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ところどころ流れに変化があったので、今後水量が増えると魚の付き場も出来て気軽にドライでの叩き上がりが楽しめそうな感じです。こちらは阪東橋下の流れです。
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⑤西野橋:有名ポイントの橋下の淵は小さくなったとはいえ、流れ込み付近の岩盤に変化なく深場も残っており引き続き健在のようでした。
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⑥西野橋~立岩:こちらは落差が大きく流れに変化もあり、フリーストーンエリアの雰囲気が引き続き残っていました。
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<中流域>
⑦木和田平橋:橋から見た印象ですが、川幅が狭くなりまた流れも浅くなってしまったようです。この上の早淵も同様に被害というか影響が大きいようです[たらーっ(汗)]
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⑧平和橋:個人的に大好きな場所だったのですが、影響をモロに受けてしまった印象です・・・[たらーっ(汗)]
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橋の下は辛うじて水深がありますが、それ以外はチャラ瀬になってしまいました・・・。現在のように水量が少ないと鳥に簡単に狙われてしまう感じです。

⑨神谷橋:好ポイントだった橋の上も土砂の堆積により、川幅が狭くなり水深も浅くなってしまっています。
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それでも流れ込みや道路側(左岸より)には、魚が定位していそうです。

⑩栗の木~遠藤前:以前より変化が少ない流れになったとはいえ、平和橋付近より流れが急で変化があるため、引き続き狙えそうです。
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⑪ポンプ小屋:これまで中流域で個人的に一番お世話になっていた場所です。以前は流れ込み付近に素晴らしい淵があり川幅もありましたが、流れが緩やかになる場所のためか土砂の堆積により、すっかり変わってしまいました・・・[たらーっ(汗)]
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川幅が従来の1/3程度になってしまい、淵だったところも面影がありません・・・。残念ながらどうやら新たな場所を開拓する必要がありそうです。

⑫西平:駐車場から見た限りでは、やはり川幅は狭くなっていましたが、それなりに狙える場所は残っている感じでした。
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<上流域>
神谷堰堤より上流は入ったことがないのでコメント出来る立場にありませんが、養沢神社近くの釣り場最上流域は、大きな土砂崩れがあった鏡沢より上流に位置しており変化はそれほど目立ちませんでした。
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なお、現在は冬枯れで水量が少ない時期ですが、シーズンが進み水量が増えてくると、魚が身を隠せるところも増えて、魚が広範に散って狙い場所も増加してくるものと思われます。

また、今後台風等の増水により落ち込みやカーブしているところが掘られて、徐々に変化に富んだ流れに戻ってくることを期待したいと思います。気長に・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

以上、長々レポートしてきましたが、私としては変わってしまったことを嘆くのではなく、新たな流れを楽しむ気持ちで臨みたいと思っています。


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