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「ビーズニンフ(黄色)」を巻く過程 [釣りノウハウ]

先日来、私のお奨めフライ3種のマテリアルやタイイングキットをご紹介し、更には、これらを使った釣果についてもご報告してきました。今回は、このフライの作成過程を写真でご紹介します。特に、初めてタイイングされる方は、これだけ見てもすぐにはわからないかもしれません。他の方のブログやHPで詳しく解説しているものもありますので、わからない場合は、申し訳ありませんが、そちらもご覧になるか、コメントで、わからない部分をリクエストしてください。できるだけ努力はしてみますが、私の力不足は何卒ご容赦ください。なお、全て右利きを前提に説明します。

<1>まず、フックの先端部から、ビーズを通します。ビーズにも表と裏がありますが、表をフックのアイ(釣り糸を通す穴)に向けて通します。ビーズの凹んでいる方が裏になります。次にバイスにフックを固定します。この際、フックの軸が、地面に平行かやや右上がりになるように固定してください。また、フックの先端部が、バイスの先端部より出ていると、毛バリを巻いている最中に、スレッドが引っかかって切れてしまうことがありますので、フックの先端部を隠すようにして固定するとよいと思います。

ビーズニンフ(黄色)1.JPG

<2>次に、スレッド(ユニスレッド6/0タン)をボビンホルダーに装着し、ボビンスレッダーを使用してスレッドをチューブ(管)に通します。そして、右手の手のひらで、スレッドごとボビンホルダーを軽くつかんで、チューブから出たスレッドの端を左手に持ちます。そして、左手に持ったスレッドの端をフックの軸にあてがって、手前から向こう側に、上から下へ右手を動かしながら、スレッドを下巻きします。この際、フックの軸が見えなくなるまで、そして、ビーズがアイ部分側で固定されるまで、しっかり下巻きします。ビーズがフックを中心にくるくる回らなくなるまで、確認しながら巻いてください。しっかり固定されたところで、スレッドを写真のように左のところに持ってきて、いったん右手を放してください。手を放しても、ボビンの重さでスレッドはぶら下がり、スレッドがほどけることはありません。なお、下巻きをフックの先端側(写真左方向)に巻きすぎないように、写真で位置をよく確認してください。

ビーズニンフ(黄色)2.JPG

<3>次に、ボディとなるダビングマテリアル(フライトイエロー)を少量取って、下に垂れているスレッドに指で巻きつけてください。この際に無理して細く巻きつけようとせず、図のようにスレッドにかろうじて巻きついている状態で良しとしてください。

ビーズニンフ(黄色)3.JPG

<4>今度は、下巻きの上にダビングマテリアルを先ほどスレッドを下巻きした時と同じように、手前から向こう側に、上から下への右手の動きで、写真左から右方向にスレッドごと巻きつけます。この際、巻き始める際に、ダビングマテリアルが動いて空回りしないよう軽く左手の指でダビングマテリアル上部をフックの軸にあてがいながら右手でボビンホルダーを動かし巻いていくと良いと思います。なお、ダビングマテリアルが足りないときは、その時点で、またスレッドに少量巻きつけるなどして調節してください。できるだけ、写真のように、ビーズ側に来るほど太くなるよう形を整えてください。そして、ダビングマテリアルがほどけないよう、最後はスレッドで、もう一度上から巻くと耐久性が上がります。最後はビーズのところで、スレッドを5回ほど巻き、ハーフヒッチという方法で、これまた3回ほど留めてください。これで、留めたところにダビングニードルを使って、接着剤をたらし、不要なスレッドを切れば、出来上がりです。

ビーズニンフ(黄色)4.JPG

どうですか、わかりませんよね・・・?説明が悪くてすいません[たらーっ(汗)]。特にハーフヒッチは、スレッドで輪を作ってその輪をアイ側からくぐらせ留める簡単な方法なのですが、説明が出来ずにすみません。どなたかのブログやHPを見るか、フライの教本を見るなどして身に着けるようにしてください。リクエストがあれば、ハーフヒッチだけの説明にトライしてみたいとは思います。


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