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「エルクヘアカディス(もどき)」を巻く過程 [釣りノウハウ]

今日は、お奨めフライの2つ目のエルクヘアカディス(もどき)の巻き方を、文章と写真で、ご説明したいと思います。巻き始めと巻き終わり(ハーフヒッチ)については、昨日写真を掲載しましたので、まだ、ご覧になっていない方は、そちらも参考にしてください。

<1>フック(ティムコ社100SP-BL14番)をバイスにセットします。

エルクヘアカディスもどき1.JPG

<2>ユニスレッド(タン(黄褐色)、太さ6/0)を右から下巻きをし、左の位置で止めます。

エルクヘアカディスもどき2.JPG

<3>スレッドに、スーパーファインのドライフライダビングを写真のように巻き付けます。

エルクヘアカディスもどき3.JPG

<4>フックの軸に、スレッドと一緒にダビングマテリアルを巻き付けます。そして、写真のようにアイ(釣り糸を通す穴)から、3~4mm程度左側の位置にスレッドをハーフヒッチを2回ほど行って留めます。後ほどこの位置で、エルクヘアを留めることになります。

エルクヘアカディスもどき4.JPG

<5>ここでエルクヘアを30~40本程度、右手で一旦つまみます。次に、これを左手の親指と人差し指でつまみ直して、2cm程度の長さになるよう材料からシザースを使って切り取ります。このとき、左手の指から5~6mmのところで、切るようにしてください。

エルクヘアカディスもどき5.JPG

エルクヘアカディスもどき5-2.JPG

<6>エルクヘアをつまんだまま左手をフックの軸の上部に写真のようにあてがってください。

エルクヘアカディスもどき5-3.JPG

<7>そして、右手でスレッドを持って、3~4回エルクヘアごと軽く巻き、その後スレッドを強く引っ張ります。そうすると、スレッドの両サイドに、エルクヘアが広がります。そして、更に7~8回スレッドを固く巻いて、その位置でハーフヒッチを2回ほど行いしっかり留めます。

エルクヘアカディスもどき5-4.JPG

 エルクヘアカディスもどき5-5.JPG

<8>そして、左手を一旦離して、こんどは、アイの上近くに広がったエルクヘアをつまんで、スレッドを最終的に巻き留める部分を確保します。その場所に、スレッドを5回程度巻き付け、ハーフヒッチ3回で留めます。

エルクヘアカディスもどき5-6.JPG

 エルクヘアカディスもどき6.JPG

そして、巻き終えた部分とエルクヘアを巻き付けた部分に接着剤を垂らしてほぼ終了です。

<9>最後に、エルクヘアの形を整えるため、必要に応じて、シザースを使って、トリミングします。特に、エルクヘアがフックのテール(尻)からあまり長く出すぎていると、魚がフライを咥えてもフッキングしにくくなりますので、必要に応じて写真を参考に切ります。以上でエルクヘアカディス(もどき)が完成です。

エルクヘアカディスもどき7.JPG


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