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芦ノ湖のボートフィッシングについて(改訂版・その3) [釣りノウハウ(実釣編)]

今回は釣り具を除くボートフィッシングに特有の装備についてご紹介したいと思います。

通常管理釣り場で楽しむときには、釣り具とは別に、フィッシングベスト、帽子、サングラス(メガネ)、ランディングネット、タオル、更に必要に応じて、防寒着上下(冬場)、使い捨てカイロ各種(冬場)、フラシビクかストリンガー(魚をキープする場合)、マスク(花粉対策や感染症対策が必要な場合)等を用意するかと思います。

ボートフィッシングでは、これらに加え次の装備が必要になります。

《ボートフィッシング特有の装備》
・ライフジャケット・・・ボート屋さんで貸してくれます。というか、これを着用しないとボートに乗せてくれませんので必須です。私は最初の頃はボート屋さんのものを借りていましたが、現在は12年前に購入した自前のものを使用しています。なお、落水した場合に備えて、助けを呼ぶための笛を肩のところに付けています(お守り替わりです)。
200901ライフジャケット.JPG
なお、通常のフィッシングベストは不要となります。このため、普段ベストに装着しているラインカッターやフォーセップは、防寒着やライフジャケットに付け替えておくとよいと思います。

このほか、自身の経験からあったほうがいいなと思い実際に使っているものは次のとおりです。

・クーラーボックス・・・魚を持ち帰る方にとっては必要な物ですが、そうでない方にとっても大変重宝します。湖上は障害物がないため風がもろに当たり、軽い物は飛んで行ってしまう恐れがあります。また、船の中は思いのほか狭くいろいろなものを置いておくと、キャスト・リトリーブや魚とのやり取りの時に邪魔になることがあります。このため、大き目のクーラーボックスを用意し、予備のリール、フライボックス、リーダーティペット等の仕掛け、更にはタオルや飲食物等も一つにまとめクーラーボックスに入れておくと良いと思います。なお、物の出し入れ時を除いて必ずクーラーの蓋を締めてしっかりロックしておくことをお奨めします。もしクーラーが落ちたり、最悪船が転覆しても、クーラーの中身を失くすことはありませんし、浮き輪代わりにもなります。幸い私はこれまでに落ちたことはありませんが、バランスを崩し落ちそうになったことは少なからずあります・・・[がく~(落胆した顔)]

・手袋・・・寒い季節に特に向かい風でボートを漕ぐのは結構大変です。この時、素手だとオールを持つ手がかじかんだり、手の皮がむけて痛くなったりすることがあります。私は大きめの物を使い、冷え込みが厳しい時には、小型の使い捨てカイロを中に入れておき、フライをキャストした後カウントダウンしている最中に、かじかんだ手を突っ込み温めるようなこともしています。
大き目手袋.JPG

・釣り用尻手・・・私は、ボートでポイントを移動中に、ハーリング(ルアーで言うところのトローリング)で魚のいる場所を探る時があります。その際、大切なロッドやリールを失わないために尻手を使っています。ハーリングでは船が動いているため、魚が毛バリを咥えると思いのほかアタリが強烈で、ドラッグを緩めていてもロッドが船から飛び出る恐れがあります。私は海釣り用品で有名なヤマシタの尻手を使用し、片方をクーラーボックスの持ち手に繋ぎ、もう片方をロッドのリールの上辺りに繋ぐようにしています。
釣り用尻手.JPG

・座席用クッション・・・ボート屋さんによっては、座席の敷物を用意しているところもありますが、シーズン初期は寒く、防寒着を着ていてもお尻から冷えてきます。このため、私は釣具屋さんで買ったビニール製(雨でも大丈夫です)の四角いクッションを使っています。表面に網目があり、寒さが厳しい時は使い捨てカイロを入れて使っています。

・魚群探知機・・・無くても他の人の状況を見れば釣りにはなりますが、より確率を上げたいと思う方や何か手掛かりを得ながら釣りをしたいと思われる方には有った方が良いと思います。私はここのところホンデックスの普及版の魚群探知機のお世話になっています。
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使用目的は、魚の群れを探すことというよりも、底の地形を把握すること、水深を知ること、魚の遊泳層を知ることがメインになります。

・メジャー・・・また、ボートフィッシング特有ということではありませんが、私は魚のサイズを測るためのメジャーを、予めボートのすのこに置いて釣りをしています(出来るだけ魚に負担を掛けないようにスピーディに計測するためです。釣れなかった場合はシャレになりませんが・・・[あせあせ(飛び散る汗)])。
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たまたま72cmまでメモリがあったので4/9にゲットした71cmをギリギリ測ることが出来ました[あせあせ(飛び散る汗)]
210409芦ノ湖 (69).JPG

以上、必須の物、あったほうが良い物をご紹介しましたが、安全・快適に釣りを楽しむためにも、落水対策をしっかりしておくことと、シーズン初期の防寒対策をしっかりしておくこと(防寒着は上下着用)が肝要です。

(続く)


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