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フライラインの劣化対策 [釣りノウハウ]

先日、久しぶり(5年振り)にフライラインを新しいものに替えたことをご報告しましたが、劣化していくラインをどのようにメンテナンスし長持ちさせるかについて、私の実践している方法をご説明したいと思います。

フライラインの劣化の状況と対応
① ラインのコーティング部分が全体的にひびが入ったり、浮力が無くなる
 → こまめにフライラインクリーナー等を塗る。これによりキャスト時のラインの出を スムースにすることと、浮力を回復させることが出来ます。なお、シンキングライン用にはシンキングラインドレッシングが販売されています。

② ライン先端のリーダーリンク接続部が擦れて弱る
フライラインのキズ1.JPG
 → 私はリーダーリンクの愛用者ですが、フライラインを使い込んでいくと接続部が擦れたりして弱り、コーティングが剥がれたりします。この場合は、その部分をリーダーカッター等で切り捨てて、再度リーダーリンクを接続するようにしています。

③ ライン途中のコーティングが剥がれる
フライラインのキズ2.JPG
 → ラインを踏んだりして傷つけてしまった場合に、何かの拍子でコーティング部が取れることがあります。この場合まずは、芯の部分のキズの有無を確認し、傷がなければ、そのまま使用しています。しかし、芯の部分にも傷があり負荷がかかった場合切れる可能性が高いと判断される場合はその部分を切り捨てます。剥がれた部分がライン全体のどの位置にあるかで、私は継続使用の判断をします。ラインがDTの場合は、大抵再利用可能です。仮にラインの真ん中部分が剥がれた場合は、ラインは半分の長さになりますが、ロングキャストが出来ないこともありバッキングラインの量を増やすことで再利用しています。

④ ラインが切れる
 → 学生時代から使っているWFのシンクティップ(先の方だけシンキング仕様で沈むもの)がありますが、これがある時キャスティングした際に、先端から18m位のところで切れてしまったことがありました。何回もキャストしている間にリール部分に当たって弱っていたのだと思います。私は応急措置的にリーダーリンクを使って切れた部分を繋いで使いました。キャスティング時に竿のガイド部を通って出ていく位置にリーダーリンクがあるとガイドを痛める恐れがありますが、これ以外の場所であれば、継続使用が可能です。

私の場合、このようにしてラインを長持ちさせて使用するようにしています。

なお感覚の問題かもしれませんが、ラインを使い込むほどラインに巻き癖が付きにくくなり、扱いやすくなるとともにキャスト時にラインが出やすくなる感じがします。  


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