今日も秋川・養沢へ!? [四方山話]
芦ノ湖で大物に逃げられました・・・ [釣果情報]
昼過ぎに大物を掛けて2分程やり取りしたのですが、バラしてしまいました。エイプリルフールの話題ではなく本当の話です・・・。
リトリーブしている最中に突然重くなったと思ったらロッドが大きく絞り込まれました。最初の走りにうまく対処出来て、お魚さんの抵抗をロッドを矯めて凌いだところまでは良かったのですが、寄せに入ろうとしたところでスウッと軽くなってしまいました。フックが外れたのかと思って確認してみると、ティペットが切れていました・・・。思わぬタイミングでの痛恨のティペット切れです(やはり腕はC級です・・・)。
切れたティペットをカメラに収めました・・・。
掛けた直後、ボートの近くまで寄って来て反転した際に魚体を確認出来たのですが、ひれピンのロクマルでした・・・。
次回、いつもの様式でご紹介したいと思います。取りあえずのご報告まで・・・。
芦ノ湖(今年3回目)に行ってきました! [釣果情報]
昨日(4/1)、速報的にお伝えしましたが、芦ノ湖に行ってきました。往路乙女峠からの景色を撮りましたが、曇っていたのと黄砂の影響もあったようで富士山は隠れていました。
釣行内容: 4月1日(木)8:40~17:00、桃源台(海賊船桟橋手前)2か所、飯塚(竹杭手前)、キャンプ場(早川寄り)、飯塚(竹杭手前)
釣果: レインボー2匹40cm∼45cm(リトリーブ2、ハーリング0)、ブラウン1匹30cm(リトリーブ1、ハーリング0)
タックル: セットA=ロッド:シマノ・フリーストーンFV907、リール:グレイン・セノーテⅡ、ライン:WF7SタイプⅡ、リーダー3X9ft、ティペット1.0号(4X)1m、毛ばり:ビーズヘッド芦ノ湖スペシャル(UVタイプ)10番
セットB=ロッド:セージグラファイトⅢRPL790SP、リール:グレイン・セノーテⅢ、ライン:WF7S タイプⅢ、リーダー3X9ft、ティペット1.0号(4X)1m、毛ばり:ゾンカー12番オリーブ色、ビーズヘッドマラブー12番黒色、ビーズヘッドマラブー(UVタイプ)10番黒色、芦ノ湖スペシャル12番、ゾンカー(UVタイプ)10番オリーブ色
コメント: 昨日は前回同様暖かい一日でした。前回は兄と一緒でしたが今回は単独で湖尻のやまびこさんから8:40に出船です。今年は1m程減水しています。
昨日は年度始めの平日だったこともあり湖上は空いていました。一方、岸からの餌釣が解禁となったこともあり、岸は、ルアー、フライの方に餌釣の方も加わり平日にしては結構賑わっていました。
私はいつもどおり、海賊船桟橋手前の桃源台、海賊船桟橋先の飯塚、キャンプ場の早川寄りの気になるポイントを探っていきました。今回は延べ5つのポイントに入りましたので、ポイントごとにご紹介したいと思います。
<①桃源台(海賊船桟橋手前 水深8.6m)>※水深はボートの係留位置のもので魚探に表示されたものです。
釣行時間8:45∼9:20、アタリ0回、フッキング0回、ネットイン0匹
毎回その日の調子を探るため最初に入っている場所ですが、水温が例年より早く上がっているようだったので、少し沖目からスタートしてみました。セットA、セットBでカウント10~30で探りましたが、全くアタリが出なかったことから直ぐに浅場に移動です。
<②桃源台(海賊船桟橋手前 水深5.0m)>
釣行時間9:25∼11:50、アタリ約10回、フッキング2回、ネットイン1匹
こちらの浅場は時として魚が溜まることがあるので狙ってみたものです。セットAでカウント5~20で探ったこころ、少しして小さいながら初アタリが出ました。時折水面に波紋が出る等魚っ気もあったので、粘ってみることにしたところ、暫くして小刻みなアタリが出てファーストフィッシュをゲットです。
〇1匹目 10:33 ブラウン30cm
全体的に茶色っぽく黒い斑点があり放流直後のブラウンのようでした。
この1匹を釣った直後、珍しく4,5回連続して同じようなアタリが出たのですがフッキングに至りませんでした。そして、少し大きめのアタリが出てようやくフッキングしたと思ったところで何とティペット切れです・・・。それなりの手応えでティペットの切り口が裂けるようになっていたので、ブラウンの良型にフックを飲み込まれ歯にティペットが擦れた可能性があるのではと勝手に推測しています・・・。これを境にアタリがパッタリ出なくなりました(毎度のことですがチャンスタイムを逃すところがC級たる所以です・・・)。その後、暫く間を置いてセットBで狙ったところ、1度アタリが出たもののまたしてもフッキング出来ませんでした・・・。
もう少し粘りたいところでしたが、観光のスワンボートが湖上を賑わしつつあったことから昼前に移動することにしました。
<③飯塚(竹杭手前 水深6.8m)>
釣行時間12:00~13:20、アタリ3回、フッキング2回、ネットイン1匹
次は桃源台の海賊船桟橋を越えた飯塚に入りました。ここまではスワンボートは来ません・・・。
こちらは、少し前にご紹介した釣りビジョンの番組ハイパーエキスパートで3/1の特別解禁に杉坂研治氏が岸から挑戦した沖合付近です。海賊船が入港するため深く掘られているようで、岸に近いところでもそれなりに水深があり、個人的に実績もあって外せないポイントです。
なお、こちらは前回まで竹杭が岸に沿って何本か並んでいましたが、今回確認出来たのは何故か1本だけでした。
セットAでカウント5~30で探りましたが、暫くアタリが出ずに移動は失敗だったかなと思い始めた矢先、突然昨日ご紹介した大きなアタリが出てひれピンのロクマルをフッキングです。2分程やりとりしましたが、無理をしていないところでのまさかのティペット切れで当日最大のチャンスを逃してしまい天を仰ぎました・・・。65cmクラスだったと思います(逃した魚は大きいのでした・・・)。時刻は12:15を回ったところで、ちょうど海賊船が入港するタイミングだったので一部始終を見られたかもしれません(自意識過剰です・・・)。
その後、気を取り直して再び芦ノ湖スペシャル(UVタイプ)10番を結んでキャストを続けたところ小さなアタリを挟んで、少し大きなアタリが出てこちらをネットインです。
どのアタリもカウント25と多めにした時に出たもので、底近くに沈めたフライが浮かび上がってくるところを魚が咥えたようでした。
〇2匹目 12:41 レインボー40cm
先ほど逃した大物とは比べ物になりませんが、放流から少し時間が経過してワカサギを捕食したようで引きは強く元気なレインボーでした。
しかし、その後アタリが出なくなったことから、本命ポイントに急ぐことにしました。
<④キャンプ場(早川寄り 水深4.8~5.4m)>
釣行時間13:30~15:05、アタリ0回、フッキング0回、ネットイン0匹
こちらは、ここ数年アタリが一番出ている本命ポイントですが、昨日は何故か魚の気配を感じることなく、アタリを得ることも出来ませんでした。画像右から左への早川に向けた湖流が風の影響かいつもより速く感じられラインが流されてしまい毛ばりを思うようにリトリーブ出来なかったこともあり、先ほどロクマルを逃したポイントに入り直すことにしました。
<⑤飯塚(竹杭手前 水深6.6m)>
釣行時間15:15∼16:50、アタリ1回、フッキング1回、ネットイン1匹
先ほど大物を逃したポイントに戻って数投で、少し大きめのアタリが出て1発でフッキングです。
〇3匹目 15:29 レインボー45cm
ひれピンのコンディションが良い1匹でしたが、ちょうど通りかかったフライの方と情報交換しながら余裕でネットインです・・・。
その後、終了時刻まで粘りましたが、大物のアタリは得られませんでした。深追いし過ぎたかなと反省です。
今回ネットイン出来たのは3匹に止まりましたが、最初に何度もアタリが出たほか大物とのやりとりもあり、悔しくも緊張感のある面白い釣りが出来ました(無理しています・・・)。今年は例年より暖かく水温上昇も早い気がしますが、また挑戦したいと思わせる釣行でした。
秋川湖(今年26回目)に行ってきました [釣果情報]
釣行内容: 4月4日(日)12:20~18:00、フライ優先エリア、3番ばっ気(切株岬横)、センターハウス横(やなぎ)
釣果: レインボー32匹25~55cm(ルースニング26、ドライ6)、アルビノ2匹30~35cm(ルースニング1、ドライ1)、イワナ3匹33~38cm(ルースニング3)、40オーバー4匹、50オーバー2匹(53、55)
タックル: ルースニング;ロッド:ダイワ・ロッホモアX・F866、リール:ダイワ・シフル、ラインWF6F、ドライ;ロッド:ハーディ・ジェットシントリクス・シングルハンド905、リール:シマノ・フリーストーンLA5/6、ライン:DT5F、リーダー3X、ティペット0.8号(5X)
主なヒットフライ: ビーズマラブーニンフ14番黄色、マラブーニンフ14番黒色、マシュマロファイバーストーンフライ16番
コメント: 今日は午後から天気が崩れる予報が出ていたので、雨を覚悟でレインウエアを着ての釣行でしたが、ラッキーなことに小雨程度でした・・・。今日は3か所に入りましたので、場所ごとにまとめてご紹介したいと思います。
<①フライ優先エリア> 12:20~13:10 ルースニング:レインボー7匹、アルビノ1匹
まずは、フライ優先エリアのセンターハウス寄りに入りました。
いつもどおりルースニングでスタートです。桜の花弁が水面に浮いていたため魚は水面近くにいるのではと思い、マーカー下は1.2mと短めで流したところ、すぐにアタリがありました。ゴーマルの手応えでしたが、何とティペット切れからスタートです・・・。スタートで躓いたのが響き、その後も大物のバラシが相次ぎました・・・。結局こちらでは、30cm前後の小型ばかり8匹ゲットです。
サイズが上がらなかったことから約1時間経過したところで場所を移動です。
<②3番ばっ気(切株岬横)> 13:15~16:15 ルースニング:レインボー18匹、16:15~16:40 ドライ:レインボー3匹
こちらでもルースニングでスタートしました。アタリが結構出てくれて釣果を重ねることが出来ましたが、サイズはなかなか上がりません。こちらでもゴーマルを1本掛けてやり取りしている最中にフックオフを喰らいました。さらに釣り場のスタッフの方が見ている前でロクマルクラスを掛けたのですが、こちらもやり取りしている最中にフックオフです・・・。
その後14時過ぎにようやく55cmをネットインすることが出来てホッとしました。
綺麗な45cmクラスも。
途中ウォータリングホールでコーヒー休憩です。
休憩直後に53cmが来てくれました。
16時過ぎにドライを試したところ、そこそこ反応があり小さいながらレインボーを3匹ゲットです。
ドライでも最初に45cmクラスが来たのですがこちらもフックオフです・・・。
ここで、超人気ポイントのセンターハウス横の通称やなぎが空いたことから移動しました。
<③センターハウス横(やなぎ)> 16:40~18:00 ルースニング:レインボー1匹、イワナ3匹、ドライ:レインボー3匹、アルビノ1匹
こちらではまず、センターハウスの通路の下をルースニングで狙ってイワナを3連続でゲットです。
最後は、この画像外の左にある1番ばっ気からの流れをドライで狙いました。画像奥に見えるのは2番ばっ気です。
サイズは上がりませんでしたが、アルビノを含め4匹ゲットして終了です。
秋川湖では、ここのところの暖かさで水温が16度台に上がっており、先週の土日で放流も終了しています。いよいよシーズン終盤を迎えていますが、お魚さんのコンディションは非常に良く、ドライの活性も上がっており、まだまだ楽しめそうです。
養沢(今年6回目)に行ってきました [釣果情報]
今日(4/6)は、養沢に行ってきました。桜はほぼ散っており木の下には桜の絨毯が出来ていました。
桜に代わりシャクナゲが満開になっていました。
釣行内容: 4月6日(火)12:30~18:10、事務所下、下弁天、栗の木、遠藤前
釣果: レインボー27匹22~32cm(ルースニング17、ドライ10)、ヤマメ12匹21~27cm(ルースニング6、ドライ6)、ブラウン1匹20cm(ドライ1)
タックル: ロッド:カムパネラC4803、リール:kobaのこうばモデル411、ライン:DT3F、リーダー6X、ティペット0.5号(6.5X)、ドライはティペット0.4号(7X)を1m継ぎ足し
主なヒットフライ: ビーズマラブーニンフ14番黄色、マシュマロファイバー・ストーンフライ16、18番ケイヒル色、黒色
コメント: 正午過ぎに受付して受付番号は30番でした。
コーヒーを頂いた後、いつもどおり事務所下から入渓です。
①事務所下 12:30~13:30 ルースニング レインボー10匹、ヤマメ4匹
事務所下は各プールに先行の方がいたので、まずは一番下のプールの下流側からスタートです。
プレッシャーもあり厳しいかなと覚悟しましたが、嬉しいことに非常に活性が高く40分程でヤマメさん3匹を含め10匹ゲットすることが出来ました。
9寸サイズのヤマメさんも来てくれました。
次に、3つ目のプールの下流側に入れて頂きました。
こちらも好調で15分程でヤマメさん1匹を含め4匹ゲットすることが出来ました。
②下弁天 13:30~14:50 ルースニング レインボー7匹、ヤマメ2匹
14:50~16:20 ドライ レインボー4匹、ヤマメ2匹
下弁天では、まず一番下のプールでルースニングを継続です。
事務所下と比べ反応はやや薄くなり厳しい時間帯もあったものの、ヤマメさん2匹を含め9匹ゲットです。
15時前にドライに移行しました。ドライにもマズマズ反応するのですが、警戒心が強いのか口先でチョコンと触る程度のアタリが多くフッキングに大苦戦です・・・。
下弁天の下から3つのプールを釣り上がって、何とかヤマメさん2匹を含め6匹追加です。
ここで事務所に戻って休憩した後、中流域へ移動です。
③栗の木~遠藤前 16:50~18:10 ドライ レインボー6匹、ヤマメ4匹、ブラウン1匹
17時前に中流域に移動しました。平和橋からポンプ小屋まで誰もおらず貸し切り状態で、どこに入るか迷いましたが、時間がなかったため前回良かった栗の木から遠藤前周辺を釣り上がることにしました。
まずは栗の木の下流の水深20cm程の浅瀬を狙いました。
レインボーが出てくれました。嬉しい1匹です。
その後栗の木の流れ込み周辺を狙ってみたところ、前回同様非常に活性が高く釣果を重ねることが出来ました。
やっぱりドライで釣るヤマメさんは最高です。
珍しくブラウンも出てくれました。
暫く見かけませんでしたが、いたのですね。
さらに夕マズメには遠藤前周辺を狙い、終了間際にヤマメさんを2匹追加して終了です。
途中下弁天で厳しい時間帯があったものの総じて反応が良く、今日も楽しく釣りが出来ました。養沢には感謝、感謝です。
速報・芦ノ湖で自己記録更新!?? [釣果情報]
そして、予想もしない事態が・・・。
何と自己記録を3つも更新です。
まずは、こちらです。
ブラウンのロクマル(60cm)をゲットです。これまでの記録は、2005年(平成17年)5月に早川で岸から釣った48cmでしたので大幅更新です。
滅茶苦茶興奮し大喜びしましたが、これは序章に過ぎませんでした・・・。
その後、何と何とレインボーも自己記録を更新です。しかも、初のナナマル(71cm)をゲットすることが出来ました。
ナナマルは、私には関係ない別世界の話だと思っていたので想定すらしていませんでした。
因みにこれまでの芦ノ湖での記録は、2011年(平成23年)4月のボートフィッシングで湖尻(海賊船桟橋付近)で釣った64cmでした。
そして、一回の釣行でロクマル以上を2本ゲットしたのも初のことでした。
まさか、まさかの出来事が起きてしまいました・・・。下手でも長くやっているとこんな事も起きるのですね・・・。
芦ノ湖(今年4回目)に行ってきました!! [釣果情報]
昨日(4/9)速報でお伝えしましたが、芦ノ湖に行ってきました。いつもどおり往路乙女峠からの景色を撮りました。晴れていましたが富士山は雲に隠れて見えませんでした。
釣行内容: 4月9日(金)9:05~16:30、桃源台(海賊船桟橋手前)、飯塚(竹杭先)、飯塚(竹杭手前)
釣果: レインボー2匹58cm∼71cm(リトリーブ2、ハーリング0)、ブラウン2匹25~60cm(リトリーブ2、ハーリング0)
タックル: セットA=ロッド:シマノ・フリーストーンFV907、リール:グレイン・セノーテⅡ、ライン:WF7SタイプⅡ、リーダー3X9ft、ティペット1.0号(4X)1m、毛ばり:ビーズヘッド芦ノ湖スペシャル(UVタイプ)10番
セットB=ロッド:セージグラファイトⅢRPL790SP、リール:グレイン・セノーテⅢ、ライン:WF7S タイプⅢ、リーダー3X9ft、ティペット1.2号(3.5X)1m、毛ばり:ゾンカー10番オリーブ色⇒ビーズヘッドマラブー12番黒色
前回(4/1)、まさかのタイミングでティペットが切れて大物を逃したことから、ティペットをどうするか迷いましたが、セットAは変えずにセットBだけこれまでより太い1.2号を使用することにしました。
コメント: いつもお世話になっている湖尻のやまびこさんから9:05に出船です。
今回は延べ4つのポイントに入りましたが、最初に入った海賊船桟橋手前の桃源台のポイントが好調で自己記録を更新出来たので、こちらを中心にご紹介したいと思います。
<①桃源台(海賊船桟橋手前 水深6.2m)>※水深はボートの係留位置のもので魚探に表示されたものです。
釣行時間9:15∼13:50、アタリ7回、フッキング5回、ネットイン4匹
湖畔の桜が満開になっています。過去、桜の季節に良い結果が得られているので期待が膨らみました。
前回は水深8.6mのやや沖合と水深5mの浅場の2つのポイントに入りましたが、今回は過去の記録を参考にその中間の6.2mラインにボートを係留しました。まずは、セットAでカウント10~25で探ったところ、開始から15分程でアタリが出ました。キャスト後カウント中にラインが引っ張られてロッドも引き込まれるアタリが出て一瞬フッキングしたのですが、すぐにフックアウトです。それなりに大きかったのではないかと思いますが、カウント中にロッドにアタリが出るのは珍しいことで油断しました・・・。その10分後に、今度はリトリーブ中にコツコツという感じの軽いアタリが2回続いたのですが乗りませんでした・・・。
その後1時間程アタリが遠のいたため、セットBに替えてアタリが出なければ移動しようと考えてチェンジしたところ、すぐにコツンという感じの小さなアタリが出ました。またしても乗りませんでしたが、久々にアタリが出たことと、観光のスワンボートと手漕ぎボートが3艘程度と前回より少なかったこともあり、もう少し粘ってみることにしました。後で考えるとこの判断がポイントだったように思います。
再びセットAで探ったところ、小さな前アタリがありさらにリトリーブを続けるとロッドが大きく撓りフッキングです。すぐに大きいと思いましたが、前回大物を逃しているので今回は「力を抜くこと」を意識していました。テンションを保ちつつもラインを引き出されるままにしてやり取りしていると、暫くして茶色い魚体が見えたのでブラウンと分かりました。5分程慎重にやり取りして無事ネットインです。
〇 1匹目 10:39 ブラウン60cm ブラウンの自己記録を更新する超嬉しい1匹でした。
オスのブラウンで鋭い歯がありましたが、飲み込まれず歯と歯の間にうまくフッキングしていたのが幸いしました。
思えば、前回最初のバラシの時にティペットの切れ目が裂けていましたが、このようなブラウンだったかもしれません・・・。速やかにリリースして余韻に浸った後、念のためティペットを交換です(珍しく冷静な対応です)。一方で嬉しさのあまり兄に携帯で報告しようとしましたが出ませんでした。
そして次の1匹は、何と再開後の1投目に来ました。
〇2匹目 11:07 レインボー58cm
最初にアタリが出た付近にキャストし20カウントした後、引き始めたところでドスンと来ました。既に1匹ゲットして少し余裕が出来た中、こちらも5分程掛けて無事ネットインです。
ロクマルには僅かに届きませんでしたが、過去に経験したことのない大物の連続ゲットで舞い上がってしまいました。そうした中ですが、再びティペットを新たなものと交換しました。C級の私にしては珍しく冷静な行動ですが、これが少し後に生きることになりました・・・。
もう今日は十分なので帰ろうかと思いつつもキャストを再開です。そして何と何と3投目にマタマタアタリました。
〇3匹目 11:51 レインボー71cm 初のナナマルです。
岸と平行にキャストして20カウントした後引いてくると、突然ロッドが曲がるような大きなアタリが出て一旦フッキングしたものの直ぐにはずれてしまったのですが、我慢してリトリーブを続けていると再び大きなアタリが出てフッキングです。どうやら追い食いしてくれたようでした。先ほどの2匹よりはるかに重たく少しでもテンションを掛けるとプッツンしそうだったのでライン操作に気を配りながら根競べ開始です。今度はバッキングラインまで3度も引き出されました。最長でラインを合わせると60m程引き出されましたが、既に2匹ネットインしていたので余裕がありました(いつもですとバッキングラインが出たところで焦ってしまいます)。5分ほど経過したところで兄から電話が入りましたが、一旦出て「ちょうど大物とやり取りしているので架け直す」と対応するほどでした。そして途中カメラも撮りました。
こちらは、フッキングしてから8分程経過したところで撮ったものです。沖に向かってバッキングラインが引き出されています。
リールのバッキングラインはまだまだ余裕がありました。
こちらは、13分経過したところです。ちょうど最初にフッキングした辺りで、お魚さんが浮いてきました。
分かり辛いのですが、拡大して頂くと画像中央の10m程先に白い魚体が見えます。初めて魚体が見えてもしかしたらナナマルかもと思ったところで、急に緊張感が増しました。因みに、奥に見えるのは海賊船の桃源台港です。大涌谷につながっているロープウェイも見えます。まさに観光地のど真ん中です・・・。
そしてフッキングしてから約15分経過したところで無事ネットインすることが出来ました。
素早く船上に上げて計測しナナマルであることを確認出来て嬉しさマックスです(急いでいたため画像は撮りませんでした)。この段階ではお腹を上に出していましたが、手で扇ぐようにして水を口に送っていると次第に自立するようになり、10分程で泳ぎ出し無事リリース完了です。時計を見ると12時を回っていました。
フッキングからリリースするまで約30分掛かった計算です。
ここで兄に電話で報告した後、昼食をとりながら暫し余韻に浸りました・・・。帰路、事故に気を付けないといけないと思いながら・・・。
昼食中に風が南風から冷たい西風に変わって釣り場の雰囲気が一変する中で、さらに1匹追加です。
〇4匹目 13:18 ブラウン25cm
申し遅れましたが、4匹とも使用タックルはセットAでアタリフライはここのところ好調のこちらでした。ティペットを太くしたセットBには来ませんでした・・・。
ここで、移動することにしましたが、風も強く、物理的にも気持ちの上でもお腹いっぱいだったこともあり、本命ポイントのキャンプ場には行きませんでした。
<②飯塚(竹杭先 水深6.2m)> 14:00~14:30 アタリ0
<③飯塚(竹杭手前 水深6.6m> 14:35~15:10 アタリ0
<④桃源台(海賊船桟橋付近 水深6.2m)> 15:20~16:20 アタリ0
寒さが増し時折小雨も降り出してきてアタリも出なかったことから、早めに撤収です・・・。
今回の釣行は予想だにしないこの上ない展開となり、記録と記憶の両方に残るものになりました。芦ノ湖および関係者の皆さん(漁協、ボート屋さんそしてお魚さん達)に改めて感謝、感謝です。
勿論このブログをご覧頂いてる皆様やご指導頂いている皆様にも御礼申し上げます。有難うございました。そして、これからも宜しくお願いしマス・・・。
秋川湖(今年27回目)に行ってきました [釣果情報]
釣行内容: 4月11日(日)12:15~18:00、ウォータリングホール、フライ優先エリア
釣果: レインボー25匹25~53cm(ルースニング20、ドライ5)、アルビノ2匹33~40cm(ドライ2)、40オーバー5匹、50オーバー2匹(50、53)
タックル: ルースニング;ロッド:ダイワ・ロッホモアX・F866、リール:ダイワ・シフル、ラインWF6F、ドライ;ロッド:ハーディ・ジェットシントリクス・シングルハンド905、リール:シマノ・フリーストーンLA5/6、ライン:DT5F、リーダー3X、ティペット0.8号(5X)
主なヒットフライ: ビーズマラブーニンフ14番黄色、マラブーニンフ14番黒色、マシュマロファイバーストーンフライ16番、同14番
コメント: 前々日の芦ノ湖釣行で大興奮した余韻がまだ残っていたため、クールダウンしに行ってきました。ここ数日少し冷え込んだこともあり、水温の急激な上昇は避けられたようで14度台で推移していました。
ラッキーにも1番人気のウォータリングホールに最初から入ることが出来ました。
いつもどおりビーズマラブーニンフ14番を使ってルースニングでスタートです。主にインレット付近やウォータリングホール沿いを狙いました。マーカー下は1.2mと短めでスタートしましたが、途中で少し長めの1.5mに調節しました。
クールダウンするつもりで行ったのですが、何とティペット切れからスタートです・・・。結局13時の昼食までに40cmクラスを2匹ゲットするに止まりました。
お魚さん達はまだまだコンディション良く元気でした。
昼食は久しぶりに牛丼を美味しく頂きました。
ウォータリングホールの調度品に囲まれて、お蔭様でのんびりすることが出来ました。
昼食後、早速牛丼効果が出たのか、1匹目に53cmをゲットです。
さらに50cmも来てくれました。
なお、途中で毛ばりをマラブーニンフ14番黒色に替えています。
その後はお馴染みの皆さんと会話を交わしながら、ゆったり釣りをすることが出来ました。15時を回ってからは、時折ドライを交えつつ楽しみました。
ドライではライズを狙ってまず5匹ゲットです。小型が多かったのですが40cmクラスも出てくれました。
最後の30分はフライ優先エリアに移動し、さらにドライでアルビノ2匹をゲットして終了です。
お蔭様で良いクールダウンが出来ました。
秋川湖は水温上昇の関係でシーズン終盤を迎えていますが、まだまだお邪魔したいところです。
今シーズンの秋川湖、いよいよ終盤へ! [釣り場情報]
秋川湖は水温が高くなることから夏場は休業せざるを得ず、例年5月連休前後で営業を終了しています。このため、既に新規の放流は3月28日(日)で終えています。
昨年はコロナ禍による初の緊急事態宣言が出された4月初めのタイミングで営業が終了となったことから、半額キャンペーンはありませんでしたが、一昨年も同様の対応がとられていました。
一昨年の釣果記録を紐解いてみたところ、4/30にドライ中心で大物を含め大爆釣する等、実は半額になってからの釣果には目を見張るものがありました。
一昨年の4/30にゲットしたコンディションの良い50オーバーのレインボーです。
藤棚も満開で綺麗でした。
これからの水温上昇ペース次第のところはありますが、いよいよ終盤を迎えた今シーズン(2020-2021シーズン)の秋川湖をまだまだ楽しめればと思っています。
養沢(今年7回目)に行ってきました [釣果情報]
今日(4/13)は、養沢に行ってきました。
釣行内容: 4月13日(火)12:50~18:15、事務所下、下弁天、早淵、栗の木、遠藤前
釣果: レインボー30匹22~30cm(ルースニング17、ドライ13)、ヤマメ9匹14~27cm(ルースニング3、ドライ6)、ブラウン1匹16cm(ドライ1)
タックル: ロッド:カムパネラC4803、リール:kobaのこうばモデル411、ライン:DT3F、リーダー6X、ティペット0.5号(6.5X)、ドライはティペット0.4号(7X)を1m継ぎ足し
主なヒットフライ: ビーズマラブーニンフ14番黄色、マシュマロファイバー・ストーンフライ16、18番ケイヒル色、黒色
コメント: 今日は午後から天気が崩れる予報だったためか、12時半過ぎに受付して受付番号は16番と入渓者は少なめでした。レインウエアを上下着込んでの釣りでしたが、幸いなことに終了まで雨は降りませんでした。
コーヒーを頂いた後、いつもどおり事務所下から入渓です。
水量は少なめでした。
①事務所下 12:50~14:50 ルースニング レインボー17匹、ヤマメ3匹
事務所下の下から2つ目のプールからルースニングでスタートです。
魚影は濃いものの毛ばりへの反応はイマイチだったため、桜の花弁やガクなどが水面に浮かんでいるところや少しでも流れの変化のある所を狙って毛ばりを流してアタリを得ました。
一番下のプールに戻り2時間でヤマメさん3匹を含め20匹ゲットすることが出来ました。
綺麗なヤマメさんも来てくれました。
ここでドライに替えて下弁天に移動です。
②下弁天 14:50~15:50 ドライ レインボー3匹、ヤマメ2匹
下弁天ではまず一番下のプールの流れ込みを狙って、ドライでの1匹目にこれまた綺麗なヤマメさんが出てくれました。
帰宅して画像を見て気が付きましたが、アブラビレの後ろ側がカットされている標識ヤマメでした。まだ、こんなに綺麗な標識ヤマメがいるとはビックリです。勿論リリースしています。
しかしその後はなかなか反応が得られず、あちこち流すレーンを変えながら何とかレインボーを3匹追加です。
下から2つ目のプールも厳しく、こちらの少し瘦せたヤマメさんが出てくれたところで事務所に戻り休憩です。
コーヒーでリフレッシュして、16時過ぎに中流域に移動です。
③早淵 16:10~17:10 ドライ レインボー8匹、ヤマメ2匹
珍しく早淵が空いていました。新緑が目立ち始めて綺麗でしたが、水量はやはり少なめです・・・。
木の小屋さんの少し下から駐車場まで釣り上がりましたが、嬉しいことに下弁天よりはるかに反応が良く、1時間でヤマメさん2匹を含め10匹ゲットすることが出来ました。
こちらの小さなプールでは、レインボー2匹に加え9寸サイズのヤマメさんが出てくれました。
この1匹で今日来た甲斐がありました。
早淵のプールは特に魚影が濃くレインボーだけでしたが6匹ゲットです。
さらにこちらの小場所を少し離れて一つ下の段から狙ったところ、綺麗なヤマメさんが出てくれました。
なお、駐車場裏の流れは期待に反し不発に終わりました・・・。
ここで、さらに上流へ移動です。旧遠藤商店横の駐車場に車を止めました。
④栗の木~遠藤前 17:15~18:15 ドライ レインボー2匹、ヤマメ2匹、ブラウン1匹
まずは、最近良い思いをしている栗の木からです。
こちらでは、まず養沢生まれの木っ端ヤマメさんと小型ブラウンが出てくれました。
しかし、その後はこれまでの勢いがなくレインボー2匹に止まりました・・・。
最後は遠藤前の流れを狙いました。
こちらも沢山魚が見えましたが、沈み気味で苦戦です。流れの速いところを狙ってヤマメさんが1匹出てくれたところで終了です。
どの場所も魚影は非常に濃いものの、水量が少ない中でプレッシャーを受けているためかお魚さんの反応は厳し目でした。
一雨欲しいところです・・・。
C級的釣り川柳(その23) [釣り川柳]
きっかけとなった出来事は、先日(4/9)の芦ノ湖釣行でナナマルレインボー(71cm)をゲットしたことです(単純です・・・)。
今日の一句: 『期せずして ナナマルゲットし 有頂天』
コメント: コトの経緯は既にご報告しているところですので、改めて詳細説明はいたしませんが、先日の芦ノ湖釣行で、目標をロクマルに設定していたところ思いもよらず自己記録更新となる初のナナマルをゲットしてしまったのでした。
それ以来、ナナマルをゲットした要因というか、現時点の私の芦ノ湖のボートフィッシングのノウハウを再整理しようとしている自分がいます。偶然の産物で再現性がないにもかかわらず・・・。完全に有頂天状態です・・・。
また、釣り場で大変お世話になっている方から、記念に使用毛ばりや写真等をまとめて飾ったらとのアドバイスを頂きました。有難うございました。
そう言っていただいて、今から27、8年前のゴルフをやっていた頃のことを思いだしてハッとしたのでした・・・。職場のコンペで一緒に回った上司がホールインワンする場面に出くわしたことがありました。後にも先にも初めてのことでした。皆で大喜びしたあと、次のホールで勿論その上司がオナーとなり最初に打ったのですが、何と林に打ち込んでしまいました。私が念のため、まさかホールインワンしたボールではないですよねと確認したところ、何とそのボールだったのでした。それを聞いて慌てて皆で林に入って探して、幸い見つかり事なきを得たことがあったのでした。
次元は違いますが、今回は私自身も同じようなことをやってしまっていたことに気付いたのでした・・・。
ということでもう一句: 『突然の ナナマルゲットで 我忘れ』
お粗末様でした・・・。
なお、折角の機会ですので、川柳シリーズを今後も折に触れてアップしたいと思っています・・・。
C級的釣り川柳(その24) [釣り川柳]
今日の一句: 『平日の 釣果アップに 気が引ける』
コメント: 今年は、芦ノ湖でナナマルをゲットしたり、養沢の最初の釣行で標識ヤマメを釣りヤマメバッジをゲットしたりとここまで好調です。また、秋川湖等でも満足度の高い釣行が続いています。
この背景に、平日釣行が増えていることが挙げられます。釣り人が少なければ、お魚さんが受けるプレッシャーも少なく、また好きな場所に移動出来るチャンスも増えるので必然的に釣果アップの可能性が高くなります。
因みに、標識ヤマメをゲットしヤマメバッジを頂いた3/1は月曜日でした・・・。
ということで、平日に好釣果を挙げても何となく後ろめたさを感じてしまいます・・・。自分の腕を確認する上でも、混雑を覚悟で土日釣行を一定の割合で組み込むようにしないといけないと思っている今日この頃です・・・。
秋川湖(今年28回目)に行ってきました [釣果情報]
釣行内容: 4月16日(金)12:00~18:00、柳、フライ優先エリア
釣果: レインボー17匹25~55cm(ルースニング16、ドライ1)、イワナ3匹38~40cm(ルースニング3)、ブラウン1匹42cm、40オーバー6匹、50オーバー2匹(52、55)
タックル: ルースニング;ロッド:ダイワ・ロッホモアX・F866、リール:ダイワ・シフル、ラインWF6F、ドライ;ロッド:ハーディ・ジェットシントリクス・シングルハンド905、リール:シマノ・フリーストーンLA5/6、ライン:DT5F、リーダー3X、ティペット0.8号(5X)
主なヒットフライ: ビーズマラブーニンフ14番黄色、マラブーニンフ14番黒色、マシュマロファイバーストーンフライ16番
コメント: 小雨模様の中、まだ正規料金の秋川湖に行ってきました。
いつもどおりビーズマラブーニンフ14番を使ってルースニングでスタートです。まずは、期待を込めてセンターハウスの通路下に毛ばりを流し込みましたが、全くアタリません・・・。
いつもなら確実にアタリが出るところですが、既に釣りきられているのか・・・、それとも湖水が前回より濁っているせいか・・・。どうもこのところ少し冷えたことで水面近くの水と底近くの水が入れ替わったようでした(いわゆるターンオーバー)。
このため狙いを変えて、少し沖合の1番ばっ気からの流れを中心に狙うことにしましたが、アタリは散発的で、たまにあるアタリも小さく微妙なものでなかなかフッキングしませんでした・・・。ファーストフィッシュは開始から40分経過したところでようやくゲットです・・・。ブラウンの42cmでした。
その後、小型のレインボーを1匹追加したところで昼食時間を迎えました。最初の1時間で2匹と厳しいスタートとなりました・・・。
昼食は牛丼を美味しく頂きました。
フライ優先エリアの後ろにある藤棚が開花しはじめました。
リフレッシュしたところで釣りを再開です。牛丼効果か藤効果か、再開後は少しアタリが増えて、15時半までの約2時間でイワナ2匹を含め6匹を追加することが出来ました。途中ドライも試して小型のレインボー1匹をゲット出来ました。
岸近くの比較的流れのある所を中心に狙ったところ約2時間で10匹追加することが出来ました。柳よりアタリが出ました。柳が空いていた理由が分かったような・・・。
移動後最初の1匹は今日イチの55cmでした。
その後、40cmクラスも。
こちらは45cmクラス。
なお、ドライのチャンスも窺っていましたが、前回よりライズが少なくチャンスはありませんでした。
最後は、再び柳に戻りルースニングで40cmクラスを3匹追加して終了です。
こちらは40cmのイワナです。
最後は45cmのレインボーでした。
なお、今日釣れたお魚さんは全てコンディションが良くまだまだ元気でした。
今日はこちらも目的でした・・・。地元秋川のレトルトカレーです。
入場料半額前に購入したので、ポイントが沢山付きました。
我が事ながらセコイ話です・・・。
秋川湖最終盤に向けてタイイング [毛バリ情報]
まずはドライフライです。マシュマロファイバー・ストーンフライの16番です。
フックにはTMC100SP-BLの16番を、ハックルには視認性重視でグリズリーを使用しています。
そして、こちらはルースニングで使用するニンフです。ビーズヘッドマラブーニンフ黒色です。
フックにはTMC3761SPーBLの14番を、ビーズはTMCのブライトビーズゴールドのMサイズを使用しています。なお、画像には写っていませんが勿論黄色も巻いています・・・。
いずれも、私にとっては一番頼りにしているパイロットフライですが、果たして最終盤を迎えている秋川湖のスレたお魚さん達が咥えてくれるでしょうか・・・。
なお、秋川湖のシーズン終了後は養沢などで使いまわしたいと思っています・・・。
秋川湖(今年29回目)に行ってきました! [釣果情報]
釣行内容: 4月18日(日)12:00~18:00、フライ優先エリア(手前、中央)、3番ばっ気(藤棚前)、切株岬
釣果: レインボー18匹25~53cm(ルースニング13、ドライ5)、イワナ3匹38~40cm(ルースニング3)、アルビノ2匹33~40cm、40オーバー9匹、50オーバー1匹(53)
タックル: ルースニング;ロッド:ダイワ・ロッホモアX・F866、リール:ダイワ・シフル、ラインWF6F、ドライ;ロッド:ハーディ・ジェットシントリクス・シングルハンド905、リール:シマノ・フリーストーンLA5/6、ライン:DT5F、リーダー3X、ティペット0.8号(5X)
主なヒットフライ: ビーズマラブーニンフ14番黄色、マシュマロファイバーストーンフライ16番
コメント: 今シーズンの正規料金の最終日となる今日も秋川湖です。天気は良かったのですが、風が強く釣り辛い一日でした。
ファーストフィッシュは25cmのレインボーでした。タナは底近くを狙いました。
その後もポツポツアタリは出るものの、秋川湖のレギュラーライズ(40cmクラス)の4連続バラシで調子に乗れませんでした・・・。
13時の昼食直前にようやく2匹目をランディングです。
今日イチとなる53cmが来てくれました。
昼食は久しぶりにカツカレーをオーダーしました。
昼食後は、フライ優先エリアの中央付近のベンチが空いたことから移動です。
こちらでは岸近くから流したところ先ほどよりアタリが多く出るようになり、16時までの約2時間半で、イワナ3匹、アルビノ1匹を含め11匹ゲットです。
50オーバーは出ませんでしたが、秋川湖のレギュラーサイズの強い引きを堪能出来ました。
こちらは、お馴染みのMさんが撮ってくれたものですが、45cmクラスにバッキングラインまで出されて格闘()しているところです。Mさん有難うございました。
16時になったところで、久々に移動してみることにしました。空いていた3番ばっ気の藤棚前に移動です。
こちらでは、岸から5~10mほどのところを左からの流れに乗せて狙って、約1時間で40cmクラスを5匹追加です。
アルビノも40cmありました。
17時を回ったところで、すぐ横の切株岬が空いたことから移動です。
こちらでは僅かながらライズが見られたことから、ライズをドライで狙いました。
嬉しいことに前日巻いたストーンフライ16番が好調で30cmクラスを5匹ゲットです。
余裕が出たところで、3番ばっ気からの流れに時折大きな頭を出してライズしている大物がいたことから、狙ってみることにしました。暫くキャストを繰り返していると突然大きな頭が出てフッキングです。ライン越しに頭を振る大物の手応えが伝わってきて、2度ほどラインを引き出されたところで無情にもフックアウトです(いつまで経っても腕はC級です・・・)。ランディングは出来ませんでしたが、久々にドライで大物を掛けて興奮しました。
今日は、カツカレー効果と言えるほどの釣果は得られませんでしたが、いろいろ楽しむことが出来ました。
明日からは料金半額となります。
ロッドを落札していました!? [買い物]
秋川湖(今年30回目)に行ってきました! [釣果情報]
釣行内容: 4月21日(水)12:00~18:00、3番ばっ気(藤棚前)、フライ優先エリア(手前)
釣果: レインボー29匹25~53cm(ルースニング29、ドライ0)、アルビノ3匹33~40cm(ルースニング3)、40オーバー11匹、50オーバー4匹(50、52×2、53) ※釣り場退場時の釣果報告では30匹と申告しましたが、帰宅後画像を確認したところ32匹釣っていました・・・。
タックル: ルースニング;ロッド:ダイワ・ロッホモアX・F866、リール:ダイワ・シフル、ラインWF6F、ドライ;ロッド:ハーディ・ジェットシントリクス・シングルハンド905、リール:シマノ・フリーストーンLA5/6、ライン:DT5F、リーダー3X、ティペット0.8号(5X)
主なヒットフライ: ビーズマラブーニンフ14番黄色、同黒色
コメント: 初夏を思わせる陽気の中、またまた秋川湖です。朝6時の段階の水温は16度でしたが夕方には18度まで上がったようです。
フライ優先エリアが一杯だったので、その先の3番ばっ気(藤棚前)の切株ワンド寄りに入りました。
ルースニングで、ビーズマラブーニンフ14番の黄色を使いマーカー下を1.5mにして岸際から10m程先まで広範囲に底近くを流しました。すぐにアタリがあり、25cmの超小型レインボーを4連続でゲットです。
サイズが上がらなかったことから、タナを変えずに毛ばりをビーズマラブーニンフ14番の黒色にチェンジしたところ、不思議と良型が来るようになりました。
5匹目に来た45cmです。
こちらは6匹目に来た53cm。
結局、昼食までの1時間で6匹ゲットと好調なスタートとなりました。昼食は牛丼を美味しく頂きました。
フライ優先エリアの後ろにある藤の花はほぼ満開になっていました。
昼食後は牛丼効果と藤効果でさらにペースが上がりました。
50オーバーのレインボーがさらに3匹来てくれました。
まずは50cmです。
こちらは52cm。
こちらも52cm。
アルビノも3匹来てくれました。
16時を過ぎたところで毛ばりを黄色に戻したところ、僅かの間にラインを引き出す良型を連続5回ヒットしましたが、5回ともバラしてしまいました・・・。最初はフックを伸ばされ、2,3,4匹目はフックアウト、5匹目はリーダーとティペットの結び目から切れました。お魚さんは元気だったもののまさにC級の腕前を露呈です・・・。この派手なバラシの様子をフライ優先エリアでご覧になっていたお馴染みの方が驚いてお出でになるほどでした・・・。
それでも、16:30までの4時間半で32匹と時速換算で7匹と絶好調でした。このコンディションの良い45cmクラスも数匹混じりました。
残り1時間強となったところでフライ優先エリアに移動してドライで狙ってみました。
しかし、何故かライズは少なく、2回ほどフライに出てくれたもののノーフィッシュに終わりました・・・。そうそううまくは行きません・・・。
ドライは不発でしたが、料金半額のなか釣果と釣り場の雰囲気を満喫出来て、コストパフォーマンスは非常に良く何か申し訳ない感じでした・・・。
養沢(今年8回目)に行ってきました [釣果情報]
今日(4/23)は、新緑が綺麗な養沢に行ってきました。
釣行内容: 4月23日(金)12:25~18:25、事務所下、下弁天、木和田平橋、早淵
釣果: レインボー32匹20~30cm(ルースニング10、ドライ22)、ヤマメ5匹20~24cm(ルースニング4、ドライ1)
タックル: ロッド:カムパネラC4803、リール:kobaのこうばモデル411、ライン:DT3F、リーダー6X、ティペット0.5号(6.5X)、ドライはティペット0.4号(7X)を1m継ぎ足し
主なヒットフライ: ビーズマラブーニンフ14番黄色、マシュマロファイバー・ストーンフライ16、18番ケイヒル色、黒色
コメント: 10日振りの養沢でしたが、日差しが強く初夏を思わせる陽気でした。いつものように昼過ぎに受付です。受付番号は34番と平日でしたが賑わっていました。ただ、朝晩は冷えるようで、ストーブには火がついていました。C級の私はあさイチから来たことがないので良く分かりませんが・・・。
コーヒーを頂き、いつもどおり事務所下から入渓です。
①事務所下 12:25~14:00 ルースニング レインボー10匹、ヤマメ4匹
事務所下の下から2つ目のプールからルースニングでスタートです。
前日に放流があったので期待したのですが、沈めた毛ばりへの反応は思ったほどではありませんでした。それでもヤマメさんがポツポツ混じりました。最初にゲットした綺麗なヤマメさんは、何とアブラビレが切れている標識ヤマメさんでした。
さらに2匹目のヤマメさんです。
下から3つ目のプールでもヤマメさんが来てくれました。
さらに下から4つ目のプールでも。
②下弁天 14:10~16:10 ドライ レインボー11匹、ヤマメ0匹
下弁天に入るとユスリカとメイフライ(カゲロウ)のハッチが見られ、お魚さんも盛んにライズしていたので、予定を早めドライに移行しました。
しかし、食いが浅いのかバラシ連発です(腕のせいですが・・・)。しかもヤマメさんは、毛ばりの近くまで寄ってくるものの口を使ってくれません・・・。
結局、下弁天の2つのプールで11匹ゲットしたものの全てレインボーでした。私のドライフライは本物に負けました・・・。
ここで、事務所に戻ってコーヒーで休憩した後、中流域へ移動です。
③木和田平橋ー早淵 16:40~18:25 ドライ レインボー11匹、ヤマメ1匹
神谷橋、栗の木、遠藤前には先行の方がおいでだったので、早淵の駐車場に戻って車を停めました。早淵にも先行者が複数おられたので、珍しくさらに下流のこちらから再入渓です。
木和田平橋の下流の入渓ポイントです。ここから小さなポイントを叩き上がることにしました。
こちらのポイントでは、ヤマメさんが毛ばりに出てくれ一瞬フッキングしたもののすぐにバレてしまいました。
こちらでは、ライズがあったことから時間を掛けて狙ってみました。
何回かチェイスがあった後、毛ばりを咥えてくれたのはヤマメさんではなくレインボーでした・・・。
最後は直前まで先行者がおいでだった早淵で粘ることにしました。
非常に魚影は濃いものの叩かれた後で反応は厳しく半ば諦めムードだったのですが、途中からメイフライのスーパーハッチに遭遇し、釣果を重ねることが出来ました。
最後はドライで唯一のヤマメさんをゲットしたところで終了です。
久々にメイフライのスーパーハッチに遭遇してアドレナリン出まくりでした。その割には釣果はイマイチでしたが・・・。
芦ノ湖のボートフィッシングについて(改訂版・その1) [釣りノウハウ(実釣編)]
コロナ禍で3度目の緊急事態宣言が出る等、ややタイミングが遅れた感がありますが、芦ノ湖のボートでのフライフィッシングについて、数回にわたって再整理したいと思います。
≪はじめに≫
芦ノ湖のボートフィッシングについては、2012年2月にこのブログで数回にわたり実践ノウハウ等をご紹介したことがあります(現在も閲覧可能です)。今年に入ってから、芦ノ湖のボートフィッシングについて数名の方から質問を受けたことがあり、その時の記事を久しぶりに見返す機会がありましたが、9年以上が経過しておりこの間に様々な失敗をして試行錯誤を繰り返しているうちに、記事の内容が現状とそぐわなくなってきているところもあったことから、改訂版をアップすることにしました(少し大袈裟です・・・)。
勿論、今シーズンの釣行で、自己記録となるロクマルのブラウンとナナマルのレインボーをゲットして、未知の世界を少し垣間見ることが出来たことも大きな契機となっています・・・。
4/9の釣行でゲットした60cmのブラウンです。
こちらは、同日ゲットしたナナマルのレインボーです。
いずれにしても、興味がある方に向けて私の経験をまとめたものに過ぎませんが、少しでもお役に立てば幸いです。
《対象》
芦ノ湖では、一口にフライフィッシングと言っても、重めのシンカーを使って深い層を狙うリトリーブフィッシングや、ボートを漕いで毛ばりを引いてくるトローリングの毛ばり版ともいうべきハーリング、ドライフィッシング、ドライフィッシングの中でもワカサギを模した毛ばりを使ったドライワカサギ(ドラワカ)、さらには私が管理釣り場で多用しているルースニング等、いろいろな形で楽しむことが出来ますが、このシリーズでは、私が主戦場としている『シーズン初期の比較的浅い層を手漕ぎボートを使ってシングルハンドのロッドで狙うリトリーブフィッシング』に絞って説明したいと思います。
対象魚ですが、広くトラウト全般を意識しています。芦ノ湖では、レインボートラウト、ブラウントラウトといった従来の魚種に加え、近年コーホサーモン、イワナ等も放流されており、結果として釣れることがありますが、C級の私の力量では、単一の魚種に狙いを定めることは出来ませんので・・・。
なお、芦ノ湖にはごく小さな川を除き流入河川はなくレインボーの自然繁殖は難しいようで、芦ノ湖漁協では、毎年成魚放流を行なっています(放流実績は漁協のHPに掲載されています)。このため、半ば冗談で芦ノ湖を『規模の大きな管理釣り場だ』という方もお出でになります。しかし、同漁協では、ワカサギの採卵・放流事業にも力を入れており、放流魚はこの豊富なワカサギを捕食して時間の経過とともにヒレが張ってネイティブに近い大型魚に育っており、これがメインのターゲットになるという魅力があります。
《シーズン》
芦ノ湖の漁期ですが、例年3月1日から12月14日までとされています。このうち、ボートフィッシングのシーズンは、3月1日の特別解禁からゴールデンウィーク前後までの2か月強と考えておりそれほど長くありません。トップシーズンは3月中旬から4月のゴールデンウィーク直前までで、特に、芦ノ湖畔の桜が開花する時期(年によって時期が多少変わりますが、今年は4月初旬でした)がベストシーズンだと思っています。この時期は、エサとなるワカサギが産卵したあと一生を終える際に岸近くの浅場にふらふらと漂うため、これを狙いにマスも浅場に来ます。また、水面近くの水温も10度前後とトラウト類が快適に過ごせる時期でもあります。
これを過ぎてしまうと、水温が上がりワカサギとともに次第に深場に移動するため、今回の狙い方では狙うのが難しくなり、エサ釣り(エサは主にイクラやブドウ虫や生きたワカサギ)やルアーでのトローリング、最近はやりのレークジギングが主体となります。
余談ですが、夏場のワカサギ釣りでは水深10m以上の深場を狙うことが多くなりますが、一旦針にかかったワカサギをマスが狙うのか、「外道」としてトラウトが釣れることがあります。残念ながらワカサギ用の針は、袖型の2.5号か3号であるため、大物が掛かっても針が伸ばされてしまいバレてしまうことが多いようです。このため、ワカサギ釣りをする傍ら、釣ったばかりの生きたワカサギをエサにしてマス針に掛け、泳がせ釣り(ムーチング)をされる方も多いようです(竿は一人2本まで出すことが可能です)。実は私も昔この釣りにハマっていたことがあります。ちなみにこの釣りで使うタックルはルアー用のスピニングリールとフライロッドの組み合わせが意外と良い感じでした・・・。
本題に戻りますが、芦ノ湖でボートフィッシングにチャレンジするのであれば、ゴールデンウィークまでに行かれることをお奨めします。
なお、この時期は春先特有の強風や雷雨に見舞われることがありますので、くれぐれも無理をせず安全第一で行動されるようお願いします。いつも申し上げていますが、発達する低気圧とその寒冷前線が通過するときは特に要注意です。私は釣行前に、芦ノ湖のある箱根町のピンポイント天気予報や湖尻のボート屋さんのHPにリンクされた湖尻の天気予報を見て参考にさせて頂いています。雷注意報や強風注意報が出ている時は勿論のこと、強風注意報が出ていなくてもピンポイント予報で4,5m以上の風が予想されている場合や低気圧の動き次第で、トップシーズンであっても釣行を見合わせるようにしています。
《必要な技術・タックル》
今回ご説明するボートフィッシングに必要な要件ですが、次の2つをクリアすれば楽しむことが可能だと思います。
① 毛バリを10m程度キャスト出来ること
10mといっても、ボートから毛ばりが着水するまでの距離で、リーダー・ティペットを含みます。ロッドティップからロッド2本分のラインを出す程度ですので、かなりハードルは低くなります。
ボートでのフライフィッシングの最大のアドバンテージは、魚が回遊する場所の近く(勿論真上もあります)にボートを係留出来ることにあると思っています。これによりキャスティングの飛距離をカバー出来るわけです。
勿論キャスト距離が長いほど広範にポイントを探れるため有利ではありますが、せいぜい15m程しかキャスト出来ないC級の私でも十分楽しんでいますし、ボートのすぐ近く(横)でヒットすることも多々あります。
② 適合ライン6番以上のタックルを持っていること、またシンキングライン(タイプⅡかⅢ)を持っていること
時として60cmを超える大型魚もフッキングすることがありますので、6番以上のタックルが欲しいところです。低番手のタックルで如何に大きな魚を釣るかを最大の関心事にしている方は別ですが・・・。詳しくは別にご紹介したいと思いますが、私は7番、兄は8番のタックルを使用しています。
そんなに難しい条件ではないと思いますので、管理釣り場だけでは物足りなくなった方等、一度チャレンジしてみては如何でしょうか?芦ノ湖は規模の大きな管理釣り場だという方もおられますので・・・。
(続く)
芦ノ湖のボートフィッシングについて(改訂版・その2) [釣りノウハウ(実釣編)]
前回から、芦ノ湖のボートフィッシング(改訂版)についてご紹介していますが、今回は、芦ノ湖のどこのポイントを釣るか、どこから出船しどのボート屋さんを使うかについて考えたいと思います。
《ポイントの把握と絞り方》
芦ノ湖は、国土地理院のHPに拠れば、面積7.03㎞、深度(最大水深)40.6mと、いわゆる管理釣り場より遥かに大きいので、まずは、どこを釣るかアタリをつける必要があります。
まずは、国土地理院や芦ノ湖漁協のHP、更には以前ご紹介した別冊つり人Vol.535の「芦ノ湖・河口湖 大明解マップ」等を見て、地形や主なポイント名、さらに水深を事前に大まかに調べておくと良いと思います。
次に、どこのポイントで実績があるかを確認します。私が頼りにしている情報源は、大きく2つあります。まずは、芦ノ湖漁協のHP(http://www.ashinoko.or.jp/)に掲載されている特別解禁大会の結果です。こちらには今年の大会だけでなく過去の大会の検量記録(魚のサイズや釣った場所等)が掲載されています。ちなみに、過去の特別解禁の検量記録では、北側と南側のどちらでも釣れており、明確な差はないように思います。
また、直近の情報としては、ボート屋さんのHPに掲載される釣果情報が良い手掛かりになります。こちらには、釣果のあった日の匹数、サイズ、釣った場所、釣り方等が掲載されていて非常に参考になります。
《出船場所・ボート屋さんの選択》
ボート屋さんは大きく言って、芦ノ湖の北側の「湖尻湾(大涌谷の方から繋がっているロープウェイの終点の桃源台があるところです)」と南側の「箱根湾・元箱根湾(箱根駅伝の往路のゴールや箱根の関所跡があるところです)」の2か所に集中しています。ボート屋さんの情報も、芦ノ湖漁協のHPのレンタル・ボートをクリックすると出てきます。
まず、湖尻湾と箱根湾・元箱根湾のどちらを選ぶかですが、小型船舶の免許を持っていてエンジン船を使える方でしたらどこから出船しても芦ノ湖全域をカバーすることが出来ますが、私のような手漕ぎボートでは、体力的にも安全面を考慮しても湖の半分もカバー出来ませんので、ご自分の入りたいポイントに近い方を選ばれることをお奨めします。なお、当日の風向き次第で風裏になる方を選ぶ方もいるようです。
私は、途中空白期間がありましたが40数年前から芦ノ湖でボートフィッシングを楽しんでいます。しかし、1~2回を除き、ほとんど湖尻からしか出船したことがありません・・・。理由は簡単で、東名御殿場インターから近いからです。また、数回行くと湖尻近辺のポイントのイメージが湧きやすくなり、次もまた・・・となるためです。従って、私の経験では、どちらが良いかを言える立場にありません。
次に、どのボート屋さんを選ぶかですが、料金はどこも一緒ですのでボート屋さんのHPをご覧になって、これまた皆さんの好みで選ぶことをお奨めします。私は、ここしばらくは湖尻の「やまびこ」さんを利用しています。
その経緯は、2011年10月にアップした「因果はめぐるの巻(その2)」に記しているところですが、やまびこさんはアットホームな感じで、私のようなC級アングラーにも優しく接してくれるので助かっています。
予約についてですが、事前に予約した方が安心です。特に、エンジン船の場合は手漕ぎボートより数に限りがあり事前予約が必須のようです。
縷々記してきましたが、身も蓋もない話ですが、結局は行きたい日にたまたま空きボートがあるボート屋さんを選択することになるのかもしれません。長々と失礼しました・・・。
(続く)
秋川湖(今年31回目)に行ってきました・・・ [釣果情報]
釣行内容: 4月27日(火)13:30~18:00、フライ優先エリア(手前側、出っ張り)、3番ばっ気(切株岬横)、七福神(先端)
釣果: レインボー14匹25~45cm(ルースニング12、ドライ2)、アルビノ2匹33~40cm(ドライ2)、40オーバー7匹、50オーバー0匹
タックル: ルースニング;ロッド:ダイワ・ロッホモアX・F866、リール:ダイワ・シフル、ラインWF6F、ドライ;ロッド:ハーディ・ジェットシントリクス・シングルハンド905、リール:シマノ・フリーストーンLA5/6、ライン:DT5F、リーダー3X、ティペット0.8号(5X)
主なヒットフライ: ビーズマラブーニンフ14番黄色、ストーンフライ16番黒色
コメント: 今日は出だしから躓き、イマイチ調子に乗れませんでした・・・。お昼から6時間楽しむつもりで余裕を持って11時過ぎに着いたのですが、タックルを用意しようと思ったところで、何とフライボックスを収納しているフィッシングベストを自宅に忘れたことに気が付きました・・・。またやってしまいました(以前養沢でもやっていました・・・)。最近は養沢と秋川湖にお邪魔していますが、リーダーやティペットを入れ替えたり、熊鈴等を付けたり外したりするため、釣行後車から一旦取り出し自宅で作業をしているのですが、不注意で車に積むのを忘れたのでした・・・。
焦る気持ちを抑えて、慎重に運転して約2時間後に再び到着して、いざタックルをセットしようとしたところで、今度はベストに付いているはずのラインカッターがないことに気付きました・・・。前回の養沢釣行の最後に使ったのは覚えているので、どうやらその後落としてしまったようです・・・。幸い釣り場のスタッフの方に借りることが出来たので助かりました。有難うございました。
トラブル続きで、結局釣り開始は13:30になってしまいました・・・。昼食も抜きです。
①13:30~14:10 フライ優先エリア(手前側) ルースニング レインボー2匹
フライ優先エリアの手前側からルースニングでスタートです。マーカー下は、1.5m程にしました。
開始から15分でようやく初アタリがあり、43cmのレインボーをゲットしたのですが、その後もアタリが少なく25cmクラスを1匹追加したところで移動です。
②14:15~16:10 三番ばっ気(切株岬横) ルースニング レインボー6匹
こちらでは、アタリが少し多く出たことから粘ってみることにしました。
こちらでは、出だし40オーバークラスを3連続でゲットです。
このクラスでもコンディションが良く、引いてくれました。
この後、55cmクラスを掛けたのですが、バッキングラインまで引き出された挙句、ティペット切れです・・・。自ら流れを断ち切った形となり、その後は45cmクラスを含め2匹しかゲット出来ませんでした。
やや深追いし過ぎたかなと思ったところで、ウォータリングホールでコーヒー休憩です。
③16:30~17:25 フライ優先エリア(出っ張り) ドライ レインボー2匹、アルビノ2匹
休憩後は、比較的ライズリングが多かった出っ張りに入ってドライで狙ってみました。
ライズが出たところを狙ってキャストしたところ、嬉しいことに反応が良く、バラシも多い中アルビノ2匹を含め4匹ゲットすることが出来ました。
こちらは40cm。アルビノは良く仕事をしてくれます。
④17:30~18:00 七福神(先端) ルースニング レインボー4匹
最後の30分は、最近ご無沙汰していた七福神の先端部に入ってみることにしました。こちらは超人気ポイントの一つですが、15時過ぎには空いていたので気になっていました。
ルースニングで3番ばっ気からの流れを狙ったところ、非常に反応が良く4匹ゲットです。
最後は、スリムながら40cmクラスのレインボーでした。
七福神は最近あまりよい話を聞かなかったこともあり入るのを躊躇っていた部分がありましたが、早い段階で入っていればと悔やまれます・・・。やはり自分で確かめないといけません・・・。
結局、50オーバーはゲット出来ずに終了です・・・。お粗末様でした。
芦ノ湖のボートフィッシングについて(改訂版・その3) [釣りノウハウ(実釣編)]
今回は釣り具を除くボートフィッシングに特有の装備についてご紹介したいと思います。
通常管理釣り場で楽しむときには、釣り具とは別に、フィッシングベスト、帽子、サングラス(メガネ)、ランディングネット、タオル、更に必要に応じて、防寒着上下(冬場)、使い捨てカイロ各種(冬場)、フラシビクかストリンガー(魚をキープする場合)、マスク(花粉対策や感染症対策が必要な場合)等を用意するかと思います。
ボートフィッシングでは、これらに加え次の装備が必要になります。
《ボートフィッシング特有の装備》
・ライフジャケット・・・ボート屋さんで貸してくれます。というか、これを着用しないとボートに乗せてくれませんので必須です。私は最初の頃はボート屋さんのものを借りていましたが、現在は12年前に購入した自前のものを使用しています。なお、落水した場合に備えて、助けを呼ぶための笛を肩のところに付けています(お守り替わりです)。
なお、通常のフィッシングベストは不要となります。このため、普段ベストに装着しているラインカッターやフォーセップは、防寒着やライフジャケットに付け替えておくとよいと思います。
このほか、自身の経験からあったほうがいいなと思い実際に使っているものは次のとおりです。
・クーラーボックス・・・魚を持ち帰る方にとっては必要な物ですが、そうでない方にとっても大変重宝します。湖上は障害物がないため風がもろに当たり、軽い物は飛んで行ってしまう恐れがあります。また、船の中は思いのほか狭くいろいろなものを置いておくと、キャスト・リトリーブや魚とのやり取りの時に邪魔になることがあります。このため、大き目のクーラーボックスを用意し、予備のリール、フライボックス、リーダーティペット等の仕掛け、更にはタオルや飲食物等も一つにまとめクーラーボックスに入れておくと良いと思います。なお、物の出し入れ時を除いて必ずクーラーの蓋を締めてしっかりロックしておくことをお奨めします。もしクーラーが落ちたり、最悪船が転覆しても、クーラーの中身を失くすことはありませんし、浮き輪代わりにもなります。幸い私はこれまでに落ちたことはありませんが、バランスを崩し落ちそうになったことは少なからずあります・・・。
・手袋・・・寒い季節に特に向かい風でボートを漕ぐのは結構大変です。この時、素手だとオールを持つ手がかじかんだり、手の皮がむけて痛くなったりすることがあります。私は大きめの物を使い、冷え込みが厳しい時には、小型の使い捨てカイロを中に入れておき、フライをキャストした後カウントダウンしている最中に、かじかんだ手を突っ込み温めるようなこともしています。
・釣り用尻手・・・私は、ボートでポイントを移動中に、ハーリング(ルアーで言うところのトローリング)で魚のいる場所を探る時があります。その際、大切なロッドやリールを失わないために尻手を使っています。ハーリングでは船が動いているため、魚が毛バリを咥えると思いのほかアタリが強烈で、ドラッグを緩めていてもロッドが船から飛び出る恐れがあります。私は海釣り用品で有名なヤマシタの尻手を使用し、片方をクーラーボックスの持ち手に繋ぎ、もう片方をロッドのリールの上辺りに繋ぐようにしています。
・座席用クッション・・・ボート屋さんによっては、座席の敷物を用意しているところもありますが、シーズン初期は寒く、防寒着を着ていてもお尻から冷えてきます。このため、私は釣具屋さんで買ったビニール製(雨でも大丈夫です)の四角いクッションを使っています。表面に網目があり、寒さが厳しい時は使い捨てカイロを入れて使っています。
・魚群探知機・・・無くても他の人の状況を見れば釣りにはなりますが、より確率を上げたいと思う方や何か手掛かりを得ながら釣りをしたいと思われる方には有った方が良いと思います。私はここのところホンデックスの普及版の魚群探知機のお世話になっています。
使用目的は、魚の群れを探すことというよりも、底の地形を把握すること、水深を知ること、魚の遊泳層を知ることがメインになります。
・メジャー・・・また、ボートフィッシング特有ということではありませんが、私は魚のサイズを測るためのメジャーを、予めボートのすのこに置いて釣りをしています(出来るだけ魚に負担を掛けないようにスピーディに計測するためです。釣れなかった場合はシャレになりませんが・・・)。
たまたま72cmまでメモリがあったので4/9にゲットした71cmをギリギリ測ることが出来ました。
以上、必須の物、あったほうが良い物をご紹介しましたが、安全・快適に釣りを楽しむためにも、落水対策をしっかりしておくことと、シーズン初期の防寒対策をしっかりしておくこと(防寒着は上下着用)が肝要です。
(続く)
芦ノ湖のボートフィッシングについて(改訂版・その4) [釣りノウハウ(実釣編)]
今回は、芦ノ湖のボートフィッシングにおけるタックルと仕掛けについて私の考えをご紹介します。併せて、最近使用しているタックルもご紹介したいと思います。
《タックル》
・ロッド・・・ロッドの長さは9ftを基本とし最低でも8.6ftは欲しいところです。また、適合ラインが6~8番の高番手ロッドがお奨めです。
理由は2つあります。1つ目は、ターゲットとなる魚の大きさです。ロクマルやナナマルの5kgを超える大物が掛かり10分を超えてやり取りすることもあるので、これに耐えるロッドを用意しておくのが良いと思います。2つ目は、キャストのし易さです。湖上は遮るものがないため予想以上に風が強く逃げ場もありません。そうした中で、時には風に向かってキャストすることもあるので、風に負けないラインの重さとパワーが必要になるものです。
最近の私は、使い慣れたシマノのフリーストーン(2ピース)の#907を基幹ロッドとして、これにその日の気分で、セージやスコットの同番手のロッドをサブとして使用しています。
今回ナナマルをゲットした際には15分ほどやり取りをしましたが、フリーストーンがこれに耐えてくれました。なお、兄は9ftの8番ロッド(#908)を使用しています。
・リール・・・ロッドに合わせて高番手の6~8番のラインに加えバッキングラインを100yd以上巻けるキャパシティの大きなリールで、ドラッグがよく効くものがお奨めです。また、巻き取り速度が速いことも重要で、ミドルアーバかラージアーバタイプのものが良いと思います。
私は、長年使用しているミドルアーバタイプのグレインのセノーテⅡとⅢを使用しており、予備のリールとしてラージアーバータイプのロス・エボリューションをボートに持ち込んでいます。
・ライン・・・まず番手ですが、ロッドに合わせて6~8番を使用します。初期のリトリーブフィッシングでは、主に水深1mから7m程の層を狙いますので、シンキングラインが必要になります。出来ればシンクレートの異なる2種類を用意したいところです。シンクレートについては未だに悩むところですが、最近の私はタイプⅡをメインとしてタイプⅢをサブで使用しています。このほか、深い層を重点的・効率的に狙う必要がある時を想定してタイプⅣも用意しています。因みに、兄は主にタイプⅢを使用しています。このほか、インターミディエートのラインを使用して、表層近くを狙う方もいるようです。
ラインシステム・形状はキャスト方法により最近はいろいろなバリエーションがありますので、あくまで参考に過ぎませんが、私の場合はオーソドックスなウェットセルのWF(ウエイトフォーワード)のラインを使用しています(WF7S)。
なお、大物が掛かった時のことを考えると重要ですので、バッキングラインについても少し言及しておきたいと思います。市販されているものは主に20ポンドのものと30ポンドの2種類です。リールのキャパシティに余裕があるという前提ですが、バッキングラインは魚の食いには影響しないので、出来るだけ丈夫で絡みにくい太めのモノをお薦めします。また、長さも長ければ長いほど安心で100ydはあったほうがよいと思います。
今年、自己記録となるナナマルレインボーをゲットした際にはかつてないほどバッキングラインを引き出されましたが(ラインを含めると60m以上、バッキングだけでも30m以上、回数も3回)、バッキングラインを100m程巻いていたため、焦らずに済みました・・・。
《仕掛け》
・リーダー・・・9ft~12ftの3Xを基本として、大物狙いの方は2X、また喰い渋ったときのために4Xを用意するとよいと思います。ただし解禁当初の芦ノ湖は水が澄んでいるため(例年この時期、ボートから5m程先の底が見えます)、2Xでは喰いが悪いことを覚悟する必要があります。
私は、9ft~12ftの2X~4Xの各種を持参しています。以前は12ftの3Xをメインに使用していましたが、最近はフッキング重視で短めの9ftの3Xを多用しています。
・ティペット・・・こちらもリーダーと同じで2X~4Xを用意すれば良いと思います。私の場合は、シーガーエースの1.5号(3X)、1.2号(3.5X)、1.0号(4X)の3種類を用意しています。最近は、9ft3Xのリーダーにトリプルサージェンスノットで1.0号のティペットを1m程繫ぐのをメインにして、9ft3Xのリーダーにティペットを使用しないで毛ばりを直結するシステムをサブと位置付けています。因みに、自己記録のナナマルをゲットした際に使用したのは前者でした。
これまでの説明でお分かりかと思いますが、私はボート上にタックルを2セット持ち込んでいます。
それぞれシンクレートの異なるライン(タイプⅡとⅢ)と異なる毛ばりを装着しており、状況に応じて機動的に使い分けるようにしています。
(続く)