養沢(今年9回目)に行ってきました [釣果情報]
今日(4/30)は、養沢に行ってきました。
釣行内容: 4月30日(金)12:10~18:30、事務所下、下弁天、平和橋~神谷橋、栗の木~遠藤前
釣果: レインボー21匹22~32cm(ルースニング15、ドライ6)、ヤマメ10匹22~26cm(ルースニング6、ドライ4)
タックル: ロッド:カムパネラC4803、リール:kobaのこうばモデル411、ライン:DT3F、リーダー6X、ティペット0.5号(6.5X)、ドライはティペット0.4号(7X)を1m継ぎ足し
主なヒットフライ: ビーズマラブーニンフ14番黄色、マラブーニンフ16番黒色、マシュマロファイバー・ストーンフライ16、18番ケイヒル色、黒色
コメント: 連休の谷間に養沢に行ってきました。昼過ぎの受付で26番目でした。受付で午前中に放流があったことを知り期待感が増しましたが・・・。
事務所の藤棚の藤が満開になっていました。
いつもどおり事務所下から入渓です。周囲の山にも野生の藤が咲いていました。
①事務所下 12:10~14:30 ルースニング レインボー12匹、ヤマメ6匹
事務所下の一番下から時間を掛けて4つのプールをルースニングで狙いました。ニジマスの反応はイマイチながらヤマメさんが活躍してくれました。
本日の最初のヤマメさんです。思わず笑顔になります・・・。
またまたヤマメさんが掛かりました。
さらにこちらの綺麗な26cmが来てくれました。
事務所下の一番上のプールでも。
ヤマメさんを連続ゲットです。
ルース二ングでは、ビーズのないマラブーニンフ16番黒色が活躍してくれました。
②下弁天 14:35~15:00 ルースニング レインボー3匹、ヤマメ0匹
15:00~16:00 ドライ レインボー3匹、ヤマメ0匹
下弁天では、先行者がいたことから一番下のプールだけでした。
ルースニングは15時でおしまいにしてドライに変更しましたが、お魚さんは沢山いるもののドライへの反応はイマイチで苦戦です・・・。レインボーだけでしたので画像は割愛します。
16時になったところで事務所で休憩した後、中流域へ移動です。
③平和橋~神谷橋 16:30~17:50 ドライ レインボー1匹、ヤマメ4匹
神谷橋からポンプ小屋まで先行者がお出でだったことから、空いていた平和橋~神谷橋間をゆっくり釣り上がることにしました。
少しでも水深のあるところを打っていきます。
こちらで良型のヤマメさんが出てくれました。
このサイズがドライに出てくれると嬉しさ倍増です。
釣り上がっているうちに神谷橋上のポイントが空いたことから入ってみることにしました。
こちらでもヤマメさんが出てくれました。
ランディング後に眼鏡のレンズに珍客が・・・。
1cmあるかないかのカワゲラ(ストーンフライ)でした。ちょうど使用していたフライはストーンフライの18番で、はからずもマッチザハッチ状態となり、更にヤマメさんを追加です。
④栗の木~遠藤前 17:55~18:30 ドライ レインボー2匹、ヤマメ0匹
最後は、最近好調だった栗の木から再入渓したのですが、何故か反応が薄くまさかのノーフィッシュでした・・・。遠藤前の流れ込みでレインボーを2匹追加したところて終了です。
今日は午前中放流があったということで期待したのですが、何故かレインボーの反応はイマイチな感じでした。その分、ヤマメさんが頑張ってくれたので楽しめましたが・・・。
芦ノ湖のボートフィッシングについて(改訂版・その5) [釣りノウハウ(実釣編)]
今回は、芦ノ湖のボートフィッシングにおける使用毛ばりについてご紹介したいと思います。
《毛ばり》
芦ノ湖では、ターゲットとするトラウト類が1年を通してワカサギを捕食していると思われることから、主にマラブー、ゾンカー、ストリーマー系を用意するとよいと思います。勿論ユスリカ等水生昆虫も捕食しているのでソフトハックルを使用している方もいるようですが、私はソフトハックルを殆ど使用したことがないので、申し訳ありませんが省略させて頂きます・・・。
・マイ・フライボックス
まずは、私の今年のフライボックスをご紹介したいと思います。
こちらは一番使用しているマラブー系を収納しているフライボックスです。
そしてこちらには主にゾンカー系を収納しています。
・フックサイズとマテリアル(最近の傾向)
フックサイズは、10~14番アタリで良いかと思います。私は以前はTMC3761の12番をメインに使用していましたが、近年大物のフックアウトが多いことからワンサイズ大きい同10番をメインに使用するようにしています。今年のロクマル2匹とナナマル1匹はいずれも10番でゲットしました。
また最近の傾向として、UV素材(マイクロUVポーラーシェニール)をボディに巻いたフライを多用していますが、これが結構当たってくれています。
・最近のベスト3
ここで、昨年3回と今年4回の釣行で実績のあった毛ばりのベスト3をご紹介したいと思います。あくまで私の数少ない釣行での実績ですのでご参考程度にしかなりませんが・・・。
① ビーズヘッド・芦ノ湖スペシャルUVタイプ茶色10番
こちらは、今年4/9のブラウン60cm、レインボー58cm、レインボー71cmのほかにも、3/6のレインボー63cmも咥えてくれてました。
昨年から実戦投入していますが、ダントツの実績を上げくれています(釣れることから一番使用頻度が高くなっていることもあるかと思います・・・)。
② ビーズヘッド・ゾンカーオリーブ色10番
こちらは、10年以上使っている毛ばりです。従来、画像右側のフックサイズ12番を主に使ってきましたが、最近は左側の10番をメインに使用しています。大型小型を問わず安定して実績が上がっています。特に、産卵した後のワカサギがふらふら水面近くを漂っている時に使うようにしています。
こちらは、本物のワカサギです。
こちらが、毛ばりです。
あまり似ていないものの、昨年は3回の釣行でレインボーを10匹以上ゲットしています。
③ ビーズヘッド・マラブー黒色10番
こちらも、昔から使用している毛ばりです。画像左側がフックサイズ12番で画像右側が10番です。ボディに金色のティンセルを巻いてアクセントを付けているのが良いのか、こちらも実績があります。この毛ばりは、キャスト後十分カウントを取り底近くに沈ませてから引いてくると特に効果が出るように思います。
以上が最近のベスト3の毛ばりですが、いずれもティムコのブラスビーズのLサイズを使用しています。
(続く)
秋川湖(今年32回目)に行ってきました [釣果情報]
釣行内容: 5月2日(火)12:45~18:00、切株ワンド、切株岬
釣果: レインボー21匹25~48cm(ルースニング15、ドライ6)、アルビノ1匹40cm(ルースニング1)、40オーバー14匹、50オーバー0匹
タックル: ルースニング;ロッド:ダイワ・ロッホモアX・F866、リール:ダイワ・シフル、ラインWF6F、ドライ;ロッド:ハーディ・ジェットシントリクス・シングルハンド905、リール:シマノ・フリーストーンLA5/6、ライン:DT5F、リーダー3X、ティペット0.8号(5X)
主なヒットフライ: ビーズマラブーニンフ14番黄色、マラブーニンフ16番黒色、ストーンフライ14番、16番黒色
コメント: 5月に入って最初の釣行はシーズンいよいよ最終盤を迎えている秋川湖です(HPの営業日欄は5/9が最終日となっています)。
今日はトラブルはなかったのですが釣り開始は12:45になってしまい、今日も昼食抜きです。
①12:45~17:05 切株ワンド ルースニング レインボー15匹、アルビノ1匹
今日はフライ優先エリアの先の切株ワンドからスタートです。
マーカー下は、前回同様1.5m程にして、毛ばりを一旦底近くに落とした後誘いを掛ける方法で、手前から探っていくとポツポツと小さなアタリが出るもののアワセが遅いのかなかなか乗ってくれません・・・。途中から毛ばりをビーズのないマラブーニンフに替えたところフッキング率が向上しました。14時のコーヒー休憩までに4匹ゲットです。秋川湖のレギュラークラス(40~45cmクラス)が非常に元気でよく引いてくれました。
毎度のことですが無料のコーヒーは有難いです。
今日は雷雨注意報が出ていました。時折怪しい雲がかすめ小雨がちらつきましたが、大きな崩れはなく釣り日和になりました。
休憩後は、少しずつ沖合を狙って行き、休憩前とほぼ同じペースで釣れてくれました。サイズは、引き続きレギュラークラスが多かったのものの、50cm以上は来てくれませんでした。
この間、釣り場の名誉のためにご紹介しますが、スレで50cmオーバーを2匹掛けました。ヒレに掛かっていて走られたため両隣のルアーの方にはご迷惑をお掛けしましたが、まだまだこんな大物がいます。
勿論釣果にはカウントしていませんが・・・。
こちらでの最後の1匹は40cmのアルビノでした。
②17:10~18:00 切株岬 ドライ レインボー6匹
17時を回ったところで、切株岬に入っていたお馴染みのMさんが場所を移動するということで、その後に入ることが出来ました。
Mさん有難うございました。Mさんは移動先でドライで50cmクラスを連発されたそうです。流石です。
私は、3番ばっ気からの流れをドライで狙って、バラシが多発する中でしたがで50分で6匹と楽しい釣りが出来ました。50cmにはギリギリ届きませんでしたが良型が出てくれました。
このクラスがドライに出てくれると興奮します。
秋川湖(今年33回目)に行ってきました [釣果情報]
釣行内容: 5月3日(水)13:00~18:00、ファミリーエリア、フライ優先エリア(出っ張り)
釣果: レインボー8匹40~48cm(ルースニング0、ドライ8)、アルビノ1匹40cm(ルースニング1)、40オーバー8匹、50オーバー0匹
タックル: ルースニング;ロッド:ダイワ・ロッホモア・プログレッシブ865、リール:リバーピーク・サーカス#4/6、ラインDT5F、ドライ;ロッド:ハーディ・ジェットシントリクス・シングルハンド905、リール:シマノ・フリーストーンLA5/6、ライン:DT5F、リーダー3X、ティペット0.8号(5X)
主なヒットフライ: ビーズマラブーニンフ14番黄色、ストーンフライ14番
コメント: まずは、初めてファミリーエリアに入りました。
F君は全く初めてだったので、ロッドやリールそしてラインの扱い方について1から説明です。次いで、毛ばりを付けずにキャストの練習(と言ってもラインは3m程リーダーを入れても6m程)です。そして、ルース二ングの仕掛けで私がデモをした後、いざ実釣(ルースニング)です。
デモでは、一投毎にアタリがあり小型(25cmクラス)をあっさり3匹ほどゲットです(釣果カウント外にしました・・・)。
いよいよF君の番です。目標を5匹に定めてスタートしましたが、やはり一投ごとにアタリがありました。アワセのタイミングが合わなかったりバラシも勿論あったものの小型でしたが目標をあっさりクリアです。最初の数匹は私がネットを持って手伝いましたが、最後は自分でランディングまで出来るようになりました。
それにしてもファミリーエリアの魚影の濃さにはビックリです。
ここで、ウォータリングホールで遅い昼食を取りながら、毛ばりや釣り方について説明です。
そしていよいよ通常エリアに挑戦です。15時前にフライ優先エリアの出っ張りのベンチに入りました。
F君には引き続きルースニングで挑戦してもらいました。まずは、私がデモをしてアルビノを1匹ゲットです。
いよいよF君の番です。ファミリーエリアと勝手が違いアタリは散発的で魚も大きく引きが強いことからなかなかアタリが取れずにバラシも多かったのですが、1時間半ほど掛かって40cmクラスを遂に1匹ゲットすることが出来ました。
教える私もホッとしました・・・。F君は秋川湖のパワフルなお魚さんに驚いていました。
その後もアタリがなかなか取れずにいましたが、終了間際に粘って40cmクラスをもう1匹追加です。ラストチャンスをモノにする勝負強さがありました。
初めてとは思えないやりとりで私よりスジが良い感じです。
なお、途中ドライにも挑戦してもらいましたが、こちらは残念ながらノーフィッシュでした。
私の方ですが、教える合間にドライでライズを狙ってみたところ、思いのほか日中から反応が良く、50cmオーバーは出なかったものの、コンディションの良い40cmクラスばかり8匹ゲットすることが出来ました。
私にとっても、一から教えるのは初めての経験でしたが、教えることの難しさを痛感です。特に苦手なキャストを教えることに限界を感じました(やはりC級です・・・)。
芦ノ湖のボートフィッシングについて(改訂版・その6) [釣りノウハウ(実釣編)]
このシリーズも、今回から実際にボートに乗って釣りをする場面を想定しての内容になります。まずは、手漕ぎボートでの注意点についてご説明したいと思います。
《乗・下船時》
桟橋から乗船する時にボートが動いて又裂き状態になることがありますので気を付けてください。まずは何も持たずに、桟橋の杭を手で持ってバランスを取りつつ、ボートが桟橋から離れないようにしながら乗船するとよいと思います。釣り具は桟橋の端に置いておき、乗船後ボートに乗せます。下船時は、もやい(舳先や船尾についているロープの輪)を桟橋の杭にかけた後、先に釣り具を桟橋に下ろしてから下船することをお奨めします。またこの前後に、桟橋とボートの間に手などを挟まないようにご注意ください。
なお、ボート内は狭く安定しないためタックルは予め乗船前にセットした方が良いと思いますが、ロッドをボートのヘリから出していると桟橋とボートの間に挟まれて折れる恐れがありますので、沖に出るまでしっかりボート内に納めておきます。
《乗船中》
アンカー(錨)を上げ下げする際に舳先に移動する必要がありますが、これを除いては出来るだけ移動しないようにします。また、やむなく移動する際には直立するのは危険で体勢を低く保ちボートのヘリにつかまりながら移動します。キャストやリトリーブ時に立って行う方がいますが手漕ぎボートは非常に不安定でバランスを崩しやすく落水の恐れがあり危険です。ボートに座るか立膝の状態で行うことをお奨めします。私は常に座ってキャストしていますが、シンキングラインにビーズ等ウェイトの付いた毛バリの組み合わせの場合は意外と飛んでくれますので無理はしないことです。また、魚が掛かってやり取りする際も、魚の動き次第では体の向きを変えて対処する必要がありますが、この場合も直立せずに立膝で対応するようにしています。
こちらは2019年の4月にキャンプ場沖で魚とやりとりしているところを兄が撮ってくれたものです。画像左側の岸側にキャストしてヒットした後、沖に向かってレインボーが走っています。ヒットした時は岸に向かってボートに座っていましたが、途中から立膝になって向きを変え対処しています。
特に舳先からアンカーロープが出ていることから、これにラインが絡まないように特に注意しています。
結局この時は360度回ってランディングしましたが、直立はしていません。
《航行時》
解禁当初はかなりのボートが出ていますのでぶつからないように注意します。特に手漕ぎの場合は、ボートの後方を見ながら漕ぐことになりますので、こまめに前方を確認する必要があります。なお他のボートと行き交う場合、基本は右側通行になるそうです。
また、アンカーを下して釣りをしているボートが進行方向にある場合、ラインの出ている方向(狙っている方向)の近くを通るのは迷惑になります。岸に釣り人がいる場合も、岸に近づきすぎないようにします。お互いがキャストして交差しない距離(目安として50m以上、相手がルアーで飛距離がある時はそれ以上になります)を保つ必要がありますが、風の影響でそれより近づいてしまうことがあります。その時は声を掛けるようにしましょう。
こちらは今年の解禁後最初の土曜日(3/6)の飯塚沖からキャンプ場沖を撮ったものです。沖合(画像左側)にボートが並び風下(この時は岸方向・画像右側)に向かってキャストしています。
一方、右側の岸にも多くの方が立ち込んでいました。
この間を通って画像奥に進みたいところでしたが迷惑になると思い、暫くこの位置にボートを係留して釣ることにしました。更に先に進みたい場合は、画像左側の沖合を通ると周囲の方に迷惑を掛けないと思います。
また、芦ノ湖特有ですが、観光名物の海賊船の桟橋やその航路周辺は何故か良いポイントになっています・・・。横切る時は、安全のため左右から海賊船が近づいていないことを確認します。また、桟橋近くや航路周辺にアンカーを下ろさないことも重要です。
《停船時》
最初は釣れている先行者がいるところの近くにアンカーを下ろして釣ることが多いと思いますが、アンカーを下ろす際には、乱暴に投げ入れてドボンと音を立てるようなことは避けた方が良いと思います。またアンカーを繋いでいるロープをボートのヘリにつけたままでおろすと大きな音と振動がするのでこれも極力避けるのが得策です。折角良いポイントであっても、魚を散らしては元も子もありません。
また、アンカーロープは少し余裕を持たせて別のロープと結んでください。ロープに余裕を持たせずに真下にピンと張った状態にしていると、強い風が吹いた場合アンカーごと引きずられてしまいやすいからです。
なお、自然相手ですので風向きはコロコロ変わります。アンカーを下す際に周囲に迷惑にならないようにしたつもりでも、風が変わると周囲のボートの風下になり、周囲の方のキャストの邪魔になってしまう恐れがありますので、アンカーを下ろす際には、前後左右余裕をもって下ろすことをお奨めします。
こちらは、今年3/19のキャンプ場沖になります。
この時は、私が先に釣れ、その情報を得て兄が隣に来て係留したのですが、兄のボートとの距離は正確に測っていませんが30m程はあると思います。このくらいあるとお互いの釣りに支障は出ません。さらに兄のボートの先にもボートが並んでいますが、皆さん同じような距離をとっていました。
なおアンカーを下したら、2本のオールを外し船内に一緒に仕舞うようにします。外さないとキャストの際や、魚とやり取りしている最中にラインが引っかかったりして、トラブルのもとになりますのでご注意ください。
最後に、広い湖上と言っても、ボートの後ろを他のボートが行き交うこともありますので、キャスト時は後ろにも気を付けてください。
以上、ボート釣りは注意すべき事項が多く慣れないと大変だなと思う方もいると思いますが、相応の注意を払うことと、無理はしないということで対処可能ですので、ボート釣りの魅力を楽しんで頂ければ幸いです。
(続く)
芦ノ湖のボートフィッシングについて(改訂版・その7) [釣りノウハウ(実釣編)]
このシリーズの2回目で芦ノ湖の大まかな地形とポイントについて事前に確認しておくと良いと申し上げましたが、今回は実際の釣行時におけるポイントの絞り方についてです。
まず、主なターゲットの湖における生態を考えつつ狙うポイントを考えたいと思います。
《レインボートラウト》
最初はレインボーです。
レインボーは、湖では基本的には回遊しながらエサを捕食しているように思います。芦ノ湖での一番のご馳走はワカサギですので、基本的にワカサギの群れとともに移動しているようです。また、ユスリカ等を捕食しているのかシャローエリアや水面直下の浅い層を回遊していることもあるようです。ある時、湖尻のボート屋さんから対岸の深良水門を目指しハーリングをしつつ移動していたところ、まさに湖のど真ん中(水深数十m)で40cmオーバーのひれピンのレインボーが掛かったことがあります。フローティングラインを使っていたので、この時のタナは、せいぜい水面から1m位だったろうと思います。この時ワカサギは水深15mラインで釣れていたので、いつもワカサギと行動を共にしているわけでもなさそうです。これは単なる推測ですが、水中の酸素は水面近くの方があると聞いたことがありますので、酸素の多いところを回遊しながらユスリカ等を捕食している可能性もあるのかなと思っています。
以上を踏まえ、私は、ワカサギの群れ等餌がある場所や酸素の多い場所(水の流れがあるところ)を狙うことを意識しています。
初期は、水通しのよい水深3~7mの浅い場所(シャローエリア)がまず狙い目です。底に水草(ウィード)が生えていれば、小魚が集まっている可能性がありますので特に有望です。また、底に変化があるところや急に落ち込んで深くなっているいわゆるカケアガリ等にも小魚が集まっている可能性があります。そうしたところをレインボーが回遊していると思われますので、これらの場所の近くにボートを止めて釣ることをお奨めします。
《ブラウントラウト》
次に、芦ノ湖ではブラウントラウトが魅力的なターゲットです。最近はブラウンが増えたのか、これまで以上にレインボーを狙っている時にヒットするケースが増えた気がします。
このため、それほど細かく考えなくても良いのかもしれませが、基本的には、ブラウンはレインボーと異なりあまり回遊していないように感じます。夕マズメを除き、底の岩などの物陰に潜んでエサとなるワカサギ等を待っているものと思います。特に初期は産卵後のワカサギがふらふら岸近くを泳いでいるので、その周りの沈み岩や倒れ木の陰に潜んでいるように思います。エンジン付きボートを使ってルアーで狙う常連の方はどこに岩が沈んでいるか分かっているので、ポイント、ポイントを手際よく探りながら移動していきます。手漕ぎボートでのフライの場合は、機動性がないため不利なところはありますが、岸釣りの方がいない岸近くの岩等のある浅場を選んでアンカーをおろし丹念に探ることをお奨めします。湖尻近辺では、ボート屋さんの北側のキャンプ場沖や早川沖のシャローエリアが狙い目です。また、南側では坊が沢や九頭龍あたりで実績があるようです。
なお、対岸(西岸側)にも深良水門や亀ヶ崎等のポイントはありますが、手漕ぎボートの場合は、風の強さや風向次第で移動範囲に影響が出ることを考えると、ボート操作や体力に自信がある方等慣れた方以外は難しいかと思いますので省略します。私も昔は無謀にも湖の真ん中の海賊船航路を横切って対岸に行っていましたが、最近は東岸側だけで十分釣りになるのでリスクを冒してまで行く必要はないと思っています。
《湖尻東岸のポイント》
私がいつもお世話になっている湖尻東岸のポイントを幾つかご紹介したいと思います。
湖尻では、ボート屋さんの桟橋の先端あたりが水深5~6mラインです。この桟橋沖や、ボート屋さんの北側の桃源台(海賊船桟橋)、飯塚、キャンプ場、早川水門といったポイントが実績があり、釣り人も多いところです。
・桃源台
こちらはボート屋さんに近く、私が必ず入るようにしている桃源台のポイントです。
ただし、観光シーズンになるとスワンボートや手漕ぎボートが近くに来るので、落ち着いて釣りが出来ないことがあります。
・キャンプ場
こちらはキャンプ場のポイントです。
こちらは広いので多くの方が入ることが出来て、沖合に係留して狙う方と私のように比較的岸近くに入る方と皆さん思い思いの釣りを楽しんでいます。スワンボート等は流石に来ませんので落ち着いて釣りを楽しむことが出来ます。
・早川
こちらは最近ご無沙汰している早川です。画像奥に水門が見えます。芦ノ湖の最北端に位置し基本的にはシャローエリアになります。
《魚探の使い方》
ここで魚探の使い方について、記したいと思います。まずは、魚探のセットですが、出船前に桟橋に繋がれている時にセットしています。ボートが安定しているからです。魚探は一般的に魚や底の状況等を表示する液晶パネルのついた本体とそこからコードで繋がれている振動子に分かれています。私は、本体をボートに座っている際に常に視界に入るところ(画像右下)に置いていて、そこからコードを伸ばして振動子を船尾の外側の平らな部分に吸盤をを使って取り付けています。
次に使用方法・目的です。私は2011年から魚探を使い始めましたが、魚探はターゲットとなる魚を探すというよりは、まずは水深や底の形状に変化がある等ボートを係留するための手掛かりを探すために使っています。また一旦ボートを係留してからは、魚が回遊している場所かどうかを判断するためと、回遊している場合はその遊泳層を知るために使っているというのが本当のところです。
因みに過去、魚探に反応が出た直後にゲットした魚は数匹に過ぎません。むしろ殆どの魚は魚探に反応が出ていない状況で釣っていますので、反応がないからといって油断しないようお気を付けください。理由は、魚探の探知する範囲が狭く、キャストの下手のC級の私でも魚探が反応する範囲の先をリトリーブしているからだと思います。また、回遊魚のスピードが速いため反応が出てからキャストしても間に合わないケースが殆どです。
《現実的な対応》
縷々記してきましたが、魚探がない場合など最初は、ボート屋さんで直前の情報を確認し、湖上でボートが集まっているところを狙うのが現実的だと思います。身も蓋もありませんが・・・。加えて竹杭等のストラクチャーがある場所を狙ってみるのも面白いかと思います。
また複数で行かれる場合は、ボート代は嵩みますが、別々のボートに乗ることをお奨めします。ボートは狭く複数で乗るとキャストに制約が生じるためですが、加えてそれぞれ手分けして異なるポイントに入りスマホで状況を伝え合うことで、効率的にポイントを絞れ魚と出会えるチャンスを増やすことが出来るからです。私は兄と行くときはこれを実践しています。
次回は、いよいよこのシリーズの最後として実践ノウハウについて記したいと思っています。
(続く)
芦ノ湖のボートフィッシングについて(改訂版・その8) [釣りノウハウ(実釣編)]
ゴールデンウィークも終わってしまいましたが、このシリーズもいよいよ最終回です。
今回は、芦ノ湖のボートフィッシングにおけるキャスト(カウント)、リトリーブと魚が掛った後のやり取り等、実践ノウハウというか留意点について、ご説明して終わりたいと思います。
なお、あくまで私自身の経験から得たものですので、参考にならない部分も多いかと思いますがご了承ください。
《実践ノウハウ》
・キャスト
まずはキャストについてです。ボートを係留すると風を受けて舳先が風上を向き、船尾は風下を向きます。手漕ぎボートでは船尾に向かって座るので、釣り人は風下方向を向くことになります。この状態で船尾(風下)に向かってキャストすると姿勢的にも無理がなく、トラブルが少なく飛距離も稼ぐことが出来ます。以前にも記しましたが、10mもキャストすれば釣りになりますので距離を欲張らないことです。
・カウント
私の釣り方では、主に水深5~8m付近にボートを係留していますが、シンキングラインのタイプⅡかⅢを使い、水深1m~8m程までを丹念に探るようにしています。特に水深3~5m程の中層をメインに狙うので、カウント5~30で引くことが多いのですが、これでもアタリが出ないときは、1分以上待つこともあります。
この場合、重要なのはカウントしている時もラインを弛ませないようにすることです。稀に、カウント中にバイトがあることがありますので。このため、キャスト直後にラインを少し引いて弛みを取ってからカウントするようにしています。
また、カウント中にもボートは風で動くことから、知らぬ間にラインがカーブ(ひどい時はS字を書くようなこともあります)を描いてしまうことがありリトリーブ中にアタリがロッドに伝わらないことがあります。これを防ぐため、キャストした後、遠くの陸上の岩等を目印にしてロッドティップの位置を動かさないようにすることが重要となります。
・リトリーブ
リトリーブについては、釣り人毎にそれぞれ引き方があると思いますので、それをベースにすると良いと思います。私の場合は、ロッドティップを水面に入れて、右手でロッドを持ち左手で約10cmずつ引いていますが、アタリが出ないときは、引くスピードを変えたり、時折ストップアンドゴーを入れて変化を付けたりしています。さらに、ボートの下もポイントなので、出来るだけボートの近くまで気を抜かずに引くことをお奨めします。
また、気を付けないといけないのは、手繰って余ったラインの処理です。大物のアタリは突然来て一挙にラインが引き出されますので、ラインが絡まないように足元にも注意を払う必要があります。私は、過去ライン自体が絡んだり、靴紐やリールのハンドルにラインを引っ掛けたりしてティペット切れを喰らう等、山ほど失敗しています・・・。なお、リトリーブ中のリールのドラグ調整ですが、私は大物に備えてバックラッシュが起きない範囲で緩々にしています。
・アワセ
私は、普段管理釣り場でのルースニングや小渓流でのドライフィッシングをメインに楽しんでいるため、リトリーブフィッシングでもアタリが出るとつい反射的にロッドを立ててアワセてしまう癖があります。しかし、リトリーブフィッシングではアワセは禁物で、アタリが出たときも同じペースでリトリーブを続け自動的にフッキングさせることが重要です。仮にフッキングしてグッと重くなった後に外れてしまっても、追い食いをする可能性があるので特にロッドを立てずに引き続けることが大切ですが、4/9の釣行では珍しく事前にこのことを意識して臨みました。結果としてナナマルのレインボーとロクマルのブラウンをゲットし自己記録を2つもを更新することが出来ましたが、実はどちらも追い食いをしたものでした。これまでどれだけ自らチャンスを潰していたことか、思い知らされました。
また、フッキング時にロッドに大物の重みを感じてラインが引き出されるようであれば、無理してラインにブレーキを掛けるのではなく好きなように引き出させることも意識しました。
実は、前日の夜に偶然見た釣り専門チャンネル(釣りビジョン)の鹿児島県の錦江湾のタイラバ釣りからヒントを得たのでした・・・。
フライフィッシング以外の釣りが大変参考になりました。
・魚とのやり取り
フッキング後のやり取りについてですが、4/9は、気持ちに余裕を持つようにして肩の力を抜き、無理に魚をコントロールしようとしないことを心掛けました。とくに、フッキング直後の魚の抵抗は鋭く凄いものがありますので、適度にラインのテンションを保ちつつも、魚の好きにさせるつもりでラインを緩めることを意識しました。
そして、ナナマルを掛けた際にバッキングラインを含め60m以上も引き出されたのですが、特に大変だったのは、魚が向きを変えてこちらに向かってくる時のラインの処理でした。急いでリールにラインを巻き取りましたが、対応しきれずにラインを手で手繰ることが何度かありました。幸いにして、魚の動きが止まった時にラインのテンションを保ちつつ急いでリールに手繰ったラインを巻き取り、次の走りに備えることが出来ました。釣り専門チャンネルで、プロの方がハンドルノブを使わずに手のひらを使ってスプールを勢いよく回してラインを巻き取っているところを見たことがありますが、日ごろそのような練習をしたこともないC級の私がやると却ってトラブルの元になるので止めました・・・。いずれにせよ、このシリーズのタックルのところでも申し上げましたが、大物対策としてラージアーバで巻き取り速度が速いリールをお奨めします。
・針先・ティペット確認
4/9の釣行では、珍しく60、58、71cmと大型魚を3匹ゲットすることが出来ましたが、基本を疎かにしなかったお蔭でもあると感じています。
まずは、毛ばりの針先をこまめに確認したことが挙げられます。底近くをリトリーブしていると底の岩等に僅かですが引っ掛かることがあります。またキャスト時にボートに毛ばりが当たることもあります。今回は、こまめに針先を確認したところ、針先が曲がったり鈍ったりしていました。その都度、フックシャープナーを使って針先を研ぎ直したことで、大きなフッキングミスやフックアウトを防ぐことが出来たように思います。フックシャープナーは芦ノ湖に限らず必須アイテムと言えます。
また、ティペットについても、リトリーブ中に底に引っ掛かった際等には、指先で傷がないかこまめに確認しました。さらに、大型魚を釣った際には傷の有無に関わらずティペット交換をしたので、その後の大物とのやりとりも落ち着いてすることが出来ました。
以上で、「芦ノ湖のボートフィッシングについて(改訂版)」シリーズを終わりたいと思います。このシリーズは、私自身が後々確認出来るようにと思ってまとめ直したものでもありますが、皆様にも些細なこと一つでも参考になれば幸いです。今シーズンは現時点でコロナ禍で緊急事態宣言が出ており釣行には制約があると思いますが、来シーズンも含め今後の釣果アップに結び付きますよう祈念しております。このシリーズに長々とお付き合いいただき有難うございました。
(終わり)
養沢(今年10回目)に行ってきました! [釣果情報]
今日(5/7)は、養沢に行ってきました。
釣行内容: 5月7日(金)12:25~18:35、事務所下、下弁天、早淵、栗の木~遠藤前
釣果: レインボー35匹22~32cm(ルースニング17、ドライ18)、ヤマメ8匹20~26cm(ルースニング3、ドライ5)
タックル: ロッド:カムパネラC4803、リール:kobaのこうばモデル411、ライン:DT3F、リーダー6X、ティペット0.5号(6.5X)、ドライはティペット0.4号(7X)を1m継ぎ足し
主なヒットフライ: ビーズマラブーニンフ14番黄色、マラブーニンフ16番黒色、マシュマロファイバー・ストーンフライ16番ケイヒル色、黒色
コメント: 午後から雨の予報でしたが雷雨注意報は出ていなかったため、養沢に行ってきました。受付番号は27番でした。
いつもどおり事務所下からまずはルース二ングでスタートです。
①事務所下 12:25~14:30 ルースニング レインボー17匹、ヤマメ3匹
事務所下の4つのプールを時間を掛けてルースニングで狙いました。
前日放流があったお蔭もあり、反応良く順調に20匹に到達です。毛ばりは、ビーズマラブニンフ14番黄色とマラブーニンフ16番黒色を交互に使用しました。
ヤマメさんも来てくれました。
②事務所下~下弁天 14:35~16:10 ドライ レインボー8匹、ヤマメ2匹
事務所下の一番上のプールでドライに替えて1匹目にヤマメさんが出てくれました。
15時過ぎから雨が降ってきましたが、雨の中でもドライへの反応はマズマズでした。
こちらは精悍な顔つきのヤマメさんです。
16時を過ぎドライで10匹に到達したところで、一旦事務所に戻って休憩した後、中流域へ移動です。
③早淵 16:45~17:45 ドライ レインボー9匹、ヤマメ3匹
雨の中、木の小屋さんの裏から駐車場まで釣り上がりました。早淵は特に魚影が濃く、ドライへの反応も非常に良いものがありました。
レインボーも多かったのですが、流れ込み付近ではヤマメさんが出てくれました。
④栗の木~遠藤前 17:50~18:35 ドライ レインボー1匹、ヤマメ0匹
最後に前回不調だった栗の木から再入渓したのですが、今回も何故か反応が薄くレインボー1匹に止まりました・・・。
早淵での勢いを借りて入ってみたのですが、返り討ちに遭いました。
それでも、雨の中ドライにも結構出てくれて楽しい一日でした。
秋川湖(今年34回目・今シーズンラスト釣行)に行ってきました!! [釣果情報]
釣行内容: 5月9日(日)12:00~18:00、切株ワンド、フライ優先エリア
釣果: レインボー21匹30~53cm(ルースニング8、ドライ13)、アルビノ3匹33~40cm(ドライ3)、40オーバー16匹、50オーバー4匹(50、52、53×2)
タックル: ルースニング;ロッド:ダイワ・ロッホモアX・F866、リール:ダイワ・シフル、ラインWF6F、ドライ;ロッド:ハーディ・ジェットシントリクス・シングルハンド905、リール:シマノ・フリーストーンLA5/6、ライン:DT5F、リーダー3X、ティペット0.8号(5X)
主なヒットフライ: ビーズマラブーニンフ14番黄色、ストーンフライ14番黒色
コメント: いよいよ今シーズン最後の秋川湖です。何故か最後になり水質がクリアになっていました・・・。
今年一番の暑さになり水温は日中20度を超えたようですがお魚さんはまだまだ元気一杯でした。
①12:00~15:30 切株ワンド ルースニング レインボー8匹
今日もフライ優先エリアの先の切株ワンドからスタートです。
マーカー下は、前回同様1.5m程にして毛ばりを一旦底近くに落とした後誘いを掛ける方法で、手前から探っていきましたが、水質がクリアになったせいかアタリが少なく苦戦です。
昼食までの1時間でゲット出来たのは3匹に止まりましたが、「牛丼頼んだ効果」のお蔭か、50オーバーが2匹来てくれました。
こちらは精悍な53cm。
こちらはひれピンでコンディション抜群の50cm。
この昼食も暫くご無沙汰になります・・・。
この景色も・・・。
昼食後もルースニングで狙いましたが、アタリが少なく苦戦です・・・。
ルース二ングで10匹釣ってからドライにしようと思っていましたが、結局8匹釣ったところでギブアップです・・・。
②15:30~17:45 切株ワンド ドライ レインボー11匹、アルビノ3匹
ライズは散発的でしたが、丁寧に岸から10m程先のライズを狙ってキャストしたところ、思いのほか反応が良く楽しむことが出来ました。
ドライではアルビノが3匹混じり、うち2匹は40cmクラスでした。
レインボーは、1匹を除き40オーバーで、50オーバーも2匹出てくれました。しかも皆元気で大いに引きを楽しむことが出来ました。もっと早くドライにしていればと悔やまれます・・・。
こちらは53cm。
こちらは52cm。
隣のルアーの方がビックリするくらい、派手にがバッと出てくれました。
いずれも、ストーンフライの14番に出てくれました。
こちらは48cm。
ロッドが大きく撓ります。
③17:45~18:00 フライ優先エリア ドライ レインボー2匹
最後の15分は、優先エリアで狙いました。こちらは、終了の場内アナウンスがあった直後に来てくれた48cmのラストフィッシュです。
スリムながらひれピンで良く引いてくれました。
まだまだお魚さんは元気で、名残惜しいところですが今シーズンはここで終了です。
今シーズンも大いに楽しませてくれた秋川湖のお魚やスタッフの皆さんに感謝、感謝です。有難うございました。
養沢(今年11回目)に行ってきました [釣果情報]
今日(5/11)は、養沢に行ってきました。
釣行内容: 5月11日(火)12:25~18:40、事務所下、早淵~平和橋~神谷橋、栗の木~遠藤前
釣果: レインボー24匹22~32cm(ルースニング9、ドライ15)、ヤマメ5匹20~25cm(ルースニング1、ドライ4)、ブラウン1匹18cm(ドライ)
タックル: ロッド:カムパネラC4803、リール:kobaのこうばモデル411、ライン:DT3F、リーダー6X、ティペット0.5号(6.5X)、ドライはティペット0.4号(7X)を1m継ぎ足し
主なヒットフライ: ビーズマラブーニンフ14番黄色、マラブーニンフ16番黒色、マシュマロファイバー・ストーンフライ16番18番、黒色
コメント: 今日も養沢です・・・。受付番号は22番でした。
今日最後の入場者だったようです・・・。
いつもどおり事務所下からまずはルース二ングでスタートです。
①事務所下 12:25~14:15 ルースニング レインボー9匹、ヤマメ1匹
事務所下の4つのプールを時間を掛けてルースニングで狙いましたが、放流日の翌日だった前回よりかなり厳し目でした。お魚さんは沢山見えるのですが・・・。
こちらは本日のファーストフィッシュのレインボーです。
今日もビーズマラブーニンフ14番黄色とマラブーニンフ16番黒色を交互に使用しました。
こちらはルースニングで唯一ゲットしたヤマメさんです・・・。
②事務所下 14:20~16:10 ドライ レインボー9匹、ヤマメ4匹
下弁天に空きが出来なかったことから、事務所下の1番下に戻って、ドライで再び釣り上がることにしました。
ルースニングとは異なり、何故かドライは前回より反応が良く、恥ずかしながらアワセ切れが4回もあったのですが、13匹もゲット出来ました・・・。
ヤマメさんも4匹ゲットです。
ドライでの1匹目です。
2匹目。
3匹目。
4匹目。
事務所下の一番上のプールもドライでは好調でした。
16時を過ぎたところで、一旦事務所に戻って休憩した後、いつものように中流域へ移動です。
③早淵~平和橋~神谷橋 16:35~18:00 ドライ レインボー4匹、ヤマメ0匹、ブラウン1匹
前回良かった木の小屋さんの裏の大きな淵には先行の方がお出でだったので、その上から私には珍しく平和橋、更には神谷橋まで少し長めに釣り上がってみることにしました。
引き続き水量は少なめで反応はポツポツ程度でしたが、ゆっくり1ポイント1匹という感じで釣り上がりました。
こちらでは、レインボー。
こちらは駐車場裏です。
対岸の岩盤脇でレインボーが出てくれました。
こちらは滅多に入らない平和橋の下流です。
こちらでは養沢生まれのブラウンが出てくれました。
更に平和橋の上流で2匹追加です。
④栗の木~遠藤前 18:20~18:40 ドライ レインボー2匹、ヤマメ0匹
最後はここのところ不調の栗の木から再入渓です。
結果は、良型のヤマメさんをネットイン寸前でバラシてしまい、ゲット出来たのはレインボー2匹のみと、再び返り討ちに遭いました・・・。
レインボーです。ピンぼけですみません・・・。
栗の木と遠藤前をはじめ水量が少ない中流域は、背中に鳥の嘴で出来たと思われる傷があるお魚さんが多い印象で、鳥害が顕著なのかもしれません(自らの腕の悪さを棚に上げての勝手な推測です・・・)。
養沢、標識ヤマメを再度放流へ!! [釣り場情報]
受付のところに紙でできたアブラビレが切れた標識ヤマメが飾られています。なお、この画像は今年の3/1に撮ったもので営業時間は17:40までとなっていますが、現時点では1時間のびて18:40になっています。
前々回の養沢釣行(5/7)の際にスタッフの方に伺ったところ、営業開始から約2か月経過した時点で130名の方がこのバッジを手にされているとのことでした。私もお蔭様で3/1の営業開始日に頂くことが出来ました・・・。因みに今年は11回の釣行で標識ヤマメを4匹ゲットしています(勿論バッジはワンシーズンに1個しか頂けませんが・・・)。
ここで、まだバッジを手にされていない方に朗報です。
5/9朝と5/13午後に更新された養沢のブログ「ようざわ便り」によれば、5/20に標識ヤマメを再度放流する予定とのことです。ヤマメバッジをゲットするチャンスが広がりますので、バッジを取りたいと思っている方はこの機会に狙ってみては如何でしょうか。
なお、放流はあくまで現時点での予定で悪天候等で延期になる場合もありますので、「ようざわ便り」等で確認してから釣行されるようお勧めします。
魚の捕獲ボランティアに参加するも・・・ [釣り場情報]
目的は「魚の捕獲ボランティア」に参加することでした。
シーズンを終えた秋川湖では、お魚さん達はこれからの水温上昇に耐えられないため、地元の漁協さんの協力を得て網で魚を捕獲し漁協さんに再利用してもらっているそうですが、その前に期間を区切って40cmを超えるレインボーやアルビノ、イワナ等その他魚種について会員に釣ってもらい、秋川湖の畜養池で夏を越させる取り組みを行っています。
ということで、私も今日は午後2時から3時間程、ボランティアに参加してきました。
該当するお魚さんを釣りあげたら、臨時に作られたこちらの生け簀に入れます。
そして、秋川湖のスタッフが定期的にトラックで回収してまわり畜養池に放す段取りになっています。
私は、お魚さんをレスキューすべくいつもどおり釣りをしたのですが、急な暑さのせいなのか、はたまた地震のせいなのか分かりませんが、お魚さん達の反応は非常に厳しく、何とランディング出来たのは3匹で、レスキュー対象は2匹だけでした。
こちらは残念ながら対象外で池にリリースです(ごめんなさい・・・)。
しかもその2匹は、スタッフの方があまりの貧果にみかねて、終了間際にペレットを撒いてくれた際にドサクサに紛れて釣れたものでした。
お魚さんをレスキューしに行ったのですが、情けないことにこちらがレスキューされてしまいました。
今日は概してお魚さんの反応は厳しかったようですが、お馴染みのOさんは10匹以上レスキューされておられましたので、言い訳は出来ません・・・。
お粗末でした・・・。
今日も魚の捕獲ボランティアに参加です [釣り場情報]
前日は夏を思わせる暑さもあり殆ど貢献出来ませんでしたが、今日は曇りの時間もあってやや暑さが落ち着いたことで、お魚さんの反応が少し好転しました。
ルースニングでまずこちらのひれピンの40オーバーを確保です。
ようやく臨時の生け簀に入れることが出来ました・・・。
さらに、ドライでこちらを確保です。
まずは、35cmクラスのアルビノです。
そして、ようやくコンディションの良い50オーバーのレインボーをランディング出来ました。
ドライでは、結局4匹生け簀に入れることが出来ました。
お昼からの5時間で12匹ランディングして、うち5匹をレスキューすることが出来ましたが、まだまだ貢献度は低く満足出来るものではありません・・・。
マタマタ魚の捕獲ボランティアに参加です・・・ [釣り場情報]
天気は曇りで時折小雨が降る中でレインウエアを着用しての釣りとなりました。
まずは、ルースニングで狙ったのですが、なかなかアタリが出ません。さらに、散発的に出るアタリは小さくアワセが決まらず苦戦です・・・。
お昼にスタートしたのですが、ファーストフィッシュをゲットするのに1時間半を要しました。45cmのレインボーでようやく生け簀に入れることが出来ました。
真ん中の太ったレインボーが私がレスキューしたお魚さんです。
その後もう1匹釣ったのですが、40cmに足りず池にリリースです・・・。
ここで、早めにドライに変更しましたが、ドライへの反応はマズマズでした。
こちらは45cmクラスでしたが、抜群のコンディションでした。
ここで、ウォータリングホールで休憩です。
営業は終了していますが、ウォータリングホールは開放してくれています。
生け簀に5匹入っていますが、うち4匹をゲット出来ました。因みに、一番大きなレインボーはお隣の常連さんがゲットしたお魚さんです・・・。
さらに、50オーバーのレインボーとアルビノを追加です。
結局、5時間で12匹ゲットしてうち7匹をレスキューして終了です。
この他、50クラスを数匹掛けたのですが暫くやり取りした挙句にフックオフを喰らいました(マタマタC級の腕前を露呈です・・・)。
マタマタマタ、魚の捕獲ボランティアに参加です・・・ [釣り場情報]
終日曇っていて蒸し暑い一日でした。梅雨が間近まで迫ってきているのを感じます・・・。
いつもどおり、ルースニングでスタートしましたが、今日も散発的に出るアタリは小さくアワセが決まらず苦戦です・・・。
結局、ルースニングではレインボーを3匹だけランディングし、うち45cmクラスの1匹しか生け簀に入れることが出来ませんでした・・・。
その後、この生け簀の向こう側にお出でだったお馴染みのMさんがバンバン釣られて、生け簀が賑やかになりました。この画像でも生け簀サイズを掛けています。
Mさんは朝から15時くらいまで釣りをされて、オリジナルルアーを使って50匹近く釣り、このうち約30匹を生け簀に入れたとのことでした(凄すぎます・・・)。
その後、今日も早めにドライに移行です。ドライへの反応はマズマズで15匹ランディング出来たものの、小型が多くレスキュー出来たのは4匹に止まりました。
まず、生け簀の左側にいる小さい方をレスキューです・・・。
こちらは、ギリ40cmということで。
更に45クラスです。
最後に50オーバーを1匹、何とか確保することが出来ました。
ティペットはいつもどおり0.8号でスタートしましたが、2度ほど大物をティペット切れで逃したことから、途中で1.0号にしてようやくランディングです。シーズン終了後ですがお魚さんは益々元気になっていて、最初から1.0号にしておけばと悔やまれます・・・。
結局、今日はお昼からの5時間で、18匹釣ってうち5匹をレスキューしたに止まりました・・・。
フライフィッシャー2021アーリーサマー(初夏)号 [書籍・専門誌]
代わりに、こちらを購入してきました。
つり人社が発行するフライフィッシャー2021アーリーサマー(初夏号)No.299号です。
今回の特集は、私が勝手に気に入っていて参考にさせて頂いているプロフィッシャーの一人、渋谷直人氏の特集です。「渋谷直人の渓流「論」。」と題する60ページ近くにも及ぶ読み応えのありそうな記事です。
美味しいものは後にする性格の私はまだ読んでいませんが、非常に楽しみです。
そして、もう一つの特集は、「UVマテリアルとは何なのか」というものです。
昨年から私も芦ノ湖のトラウト用に本格的にUV素材を使ってお蔭様で成果が出ていますが、UVのことを全く知らないことから早速一読しました。UVが何の略なのかも含め、非常に勉強になりました・・・。
最後も魚の捕獲ボランティアに参加です・・・ [釣り場情報]
本格的な雨の中でしたが、6日間皆勤賞だった方もいらっしゃったようです。お疲れ様でした。
ルースニングでティペットを1.0号に上げてスタートしましたが、1発目からティペット切れでマーカーの上から持っていかれてしまいました・・・。最後に正体が分かったのですが、40cmクラスのコンディションの良いレインボーで、口の近くにスレで掛かっていました・・・。
ルースニングとドライを併用して、4時間で17匹ゲットし、うち12匹を生け簀にレスキューすることが出来ました。内訳は40~45cmのレインボー9匹と35cmクラスのアルビノ3匹で、50オーバーは確保出来ませんでした。
まずは、こちらの2匹。
そして、こちらのレギュラークラスのレインボー。
そして、こちらの4匹のうちの3匹。
更に、こちらの5匹。
終了時にスタッフの方がペレットを撒いていたのですが、その際に最初にアワセ切れでロストしたマーカーが浮いたり沈んだりしていたので、マーカーに毛ばりを引っ掛けて無事回収することが出来ました。付いていた魚のダメージは少なく、12匹目をレスキューです・・・。
結局、5日参加して、延べ22時間で62匹釣って、レスキュー出来たのは31匹だけでした。
因みに、スタッフの方によると、毎日約100匹、合計でイトウ3匹を含め600匹前後畜養池に確保することが出来たそうです。
以上で、私の今シーズンの秋川湖での活動は終了です。
楽しませてもらった秋川湖のスタッフとお魚さん達に改めて感謝です。
秋川湖ロス・・・ [釣り場情報]
5/9の最終営業日にちょうどポイントが貯まりました・・・。
昨年10月に始まった今シーズンは54回(ボランティアを含めると59回)、釣行させて頂きました。今年に限っても、34回(同39回)もお邪魔し、その都度楽しませて頂きました。
秋川湖は、東京にあって、コンディションの良い大物が釣れ、釣り人の皆さんも含め釣り場の雰囲気も良い、C級の私にとって大変貴重で有難い存在です。
その貴重な釣り場が約5か月休業となるのは大変痛手で、いわゆる秋川湖ロスに陥っています・・・。
センターハウスから見た秋川湖です。
こちらは、3番ばっ気(藤棚前)から見たフライ優先エリアとセンターハウスです。
こちらは、ウォータリングホールです。
大変お世話になりました。
ということで、秋川湖で使用したタックルをメンテして仕舞う傍ら、昨年の釣行記録を見てこれからの釣行をどうするか改めて思案しているところです・・・。
勿論、これからは養沢主体になるのですが・・・。
養沢(今年12回目)に行ってきました [釣果情報]
今日(5/22)は、養沢に行ってきました。
釣行内容: 5月22日(土)13:05~18:50、事務所下、早淵、栗の木
釣果: レインボー26匹22~33cm(ルースニング17、ドライ9)、ヤマメ6匹21~26cm(ルースニング3、ドライ3)
タックル: ロッド:ウインストンIM6・863、リール:kobaのこうばモデル411、ライン:DT3F、リーダー6X、ティペット0.5号(6.5X)、ドライはティペット0.4号(7X)を1m継ぎ足し
主なヒットフライ: ビーズマラブーニンフ14番黄色、マシュマロファイバー・ストーンフライ16番グリズリーハックル
コメント: 秋川湖の営業が終わって最初の土曜日は養沢です。13時前に受付して受付番号は36番でした。どうやら今日最後の入場者だったようで、いつものことですが出遅れました・・・。これでも日が伸びたことから十分楽しめます。
コーヒーで一服して13時過ぎに事務所下からスタートです。
①事務所下 13:05~15:45 ルースニング レインボー17匹、ヤマメ3匹
事務所下では、まずはルースニングで先行者の後をのんびり釣り上がることにしました。
お魚さんは多いのですが、反応はシビアでした。毛ばりの近くには来るものの、咥える寸前でUターンするケースが多く、20匹に到達するのにいつも以上に時間が掛かりました・・・。
本日のファーストフィッシュのレインボーです。
ヤマメさんも3匹来てくれました。
②事務所下 15:50~16:40 ドライ レインボー4匹、ヤマメ2匹
ルースニングで20匹釣ったところで、ドライに移行です。今回も下弁天に空きが出来なかったことから、事務所下の1番下に戻って再び釣り上がることにしました。
前回は、ルースニングよりドライへの反応の方が良かったのですが、今回は曇りでメイフライのハッチが少なかったからか、ドライへの反応はイマイチでした。それでも、約1時間でヤマメさん2匹を含め6匹ランディングすることが出来ました。今日は、曇りの中視認性を優先し敢えて毛ばりのサイズを落としませんでしたが、ユスリカのハッチはありライズもそこそこだったのでサイズを落とせば違う結果となっていたかもしれません・・・。
綺麗なヤマメさんです。
こちらも綺麗だったのですが、ピントがズレました・・・。
17時前に事務所に戻ってコーヒーを頂いてから、中流域へ移動です。
③早淵 17:00~17:20 ドライ レインボー0匹、ヤマメ1匹
今回も、木の小屋さんの裏の大きな淵やその上流に先行の方がお出でだったので、駐車場の裏手を少しだけ叩き上がったところ、こちらのヤマメさんが出てくれました。
背中に鳥の嘴で付いたと思われる傷が・・・。
その後、平和橋から再入渓して釣り上がるつもりでしたが、強い雨が降り出したことから車に戻り雨宿りです。
水面に大粒の雨が落ちて波紋が出来ています・・・。
最後は、車で遠藤前の駐車場まで行き、栗の木に入りました。
④栗の木 18:15~18:50 ドライ レインボー5匹、ヤマメ0匹
こちらの小さな淵はここ2回不発に終わっていましたが、今回は活性がよくレインボーだけだったものの快調に5匹ゲットして終了です。
頭上の栗の木の葉が茂り枝も伸びて、ロッドを立てると枝に当たるため、しゃがんで慎重にランディングです。
途中で雨脚が強くなって雨宿りしたものの、釣果はマズマズでした。
雨で濡れましたが、どうせなら水量が目に見えて増えるほど降ってほしいところです。さて、どうなりますやら・・・。
ベストを衣替え [装備・携行品]
秋川湖の営業が終了して一区切りつけて気分を一新したかったことと、いよいよ梅雨に入りつつあったことから衣替えです。
これまでの季節、秋川湖釣行が主でしたが、こちらのベストを使用していました。
こちらはクリーニングして、秋にまた使用したいと思っています。
そして、新たに先日購入したシムスのメッシュベストを下ろすことにしました。
こちらに、必要最小限の装備を取り付けました。
右胸には、ピンオンリールでラインカッターとフォーセップそして、フックシャープナーを取り付けました。
左胸のポケットにLEDライトを入れ先だけ出しています。そしてフライプロテクター(ピット)をピンでとめ、更に専用ホルダーを使ってドライジェルを付けています。このほか、緊急時のための笛を付けました。
最後に、正面下に、タオルハンガーとクマ除けの鈴を付けて出来上がりです。
前回の養沢では途中から雨になりましたが、メッシュで防止加工されており快適に過ごすことが出来ました。そして、思いのほか軽く着心地も良かったので気に入りました。
今後の梅雨から夏場にかけての釣行で重宝してくれそうです。
C級的釣り川柳(その25) [釣り川柳]
今日の一句: 『ポケットの 位置が大事な ベストかな』
コメント: ベストについては、季節に応じて素材等で2,3使い分けています。そのベストを選ぶ際に、デザイン等についてはあまりこだわりはありませんが、ポケットの位置だけは気をつけています。
私はどのポケットに何を入れるか決めており、釣り場では考えもせず半ば条件反射的にモノを取り出しています。このため、ベストを替えてポケットの位置が変わってしまうと、お目当てのモノをスムーズに取り出すことが出来なくなってしまいます。歳を取ると頭が固くなり変化に対応するのに特に時間が掛かるため猶更です。
ということで、ベストを選ぶ際には、よく使う外側のポケットの位置・形状が同じものを選ぶようにしています。
今回替えたベストもほぼ同じ場所にポケットが付いています。
先日のギルでの買い物 [買い物]
養沢(今年13回目)に行ってきました!! [釣果情報]
今日(5/26)も、養沢に行ってきました・・・。
釣行内容: 5月26日(水)12:15~18:50、事務所下、下弁天、栗の木~遠藤前、平和橋~神谷橋、早淵
釣果: レインボー39匹22~34cm(ルースニング9、ドライ30)、ヤマメ9匹12~26cm(ルースニング1、ドライ8)、ブラウン1匹48cm(ドライ)
タックル: ロッド:ウインストンIM6・863、リール:kobaのこうばモデル411、ライン:DT3F、リーダー6X、ティペット0.5号(6.5X)、ドライは途中までティペット0.4号(7X)を1m継ぎ足し
主なヒットフライ: ビーズマラブーニンフ14番黄色、マシュマロファイバー・ストーンフライ18番グリズリーハックル、CDCストーンフライ18番ブラウン
コメント: 梅雨入り前の爽やかな陽気の中またまた養沢です。12時過ぎに受付して受付番号は29番でした。
コーヒーで一服した後、事務所下からスタートです。
①事務所下 12:15~13:10 ルースニング レインボー9匹、ヤマメ1匹
一番下のプールに先行の方がお出でだったので、下から2つ目のプールからスタートです。
何故か反応が良くこのプールだけで1時間弱で10匹に到達です。なお、3匹目を釣っているところで、スタッフの方が写真を撮っているのが分かりました。休憩時に事務所に戻った際に、午後のようざわ便りの記事に画像を使ったとのことだったのでようざわ便りを覗いてみたところ、何と3枚も載せてくれていました・・・。
本日のファーストフィッシュのレインボーとルース二ングでの唯一のヤマメさんです。
②事務所下~下弁天 13:15~16:05 ドライ レインボー20匹、ヤマメ5匹
お魚さんが水面に興味を持っている感じだったので、いつもより早目にドライに替えることにしました。予想通り好反応で、下から2つ目のプールでドライでさらに10匹追加することが出来ました。フライは前回封印していた18番を使いました。
その後、久しぶりに下弁天に入ってみました。
事務所下ほどではありませんでしたが、マズマズの反応を得ることが出来て結局3時間弱で計25匹追加です。
16時を過ぎたところで、事務所に戻り休憩し、中流域へ移動です。なお、今日は活性が高かったことから、休憩中に珍しくティペットを0.4号(7X)から0.5号(6.5X)にやや太くしてみました。これが奏功するとはこの時点では思っていませんでした・・・。
③栗の木~遠藤前 16:35~17:30 ドライ レインボー5匹、ヤマメ0匹、ブラウン1匹
16時過ぎといつもより早い時間でしたが、珍しく神谷橋から遠藤前まで釣り人がいなかったことから、いつもは最後にする栗の木から入ってみることにしました。
こちらではメイフライのハッチもありお魚さんの活性が非常に高く、レインボーだけでしたがあっさり4匹ゲットです。
そして、突然本日のハイライトが・・・。引き続き流れ込みを狙ってキャストするとマタマタ出てくれたのですが、フッキングした瞬間ロッドを通してそれまでとは全く違う重たい反応です。ロッドは満月のように撓りラインを出したり手繰ったりしてやり取りしているとどうやら大型のブラウンのようでした。ティペットを0.5号にしておいて良かったと思いながら慎重にやり取りして何とかランディングです。ランディング後興奮しながらカメラのシャッターを押しました。
事前に目視出来ていなかったのですが、何と、何と、48cmの丸々太ったブラウンでした。養沢ではこれまで47cmがベスト記録でしたので1cm更新です。養沢のような小河川にこんなサイズがまだいるのですね。
無事リリース出来てホッとしました・・・。
暫し余韻に浸った後、ブラウンに敬意を表して栗の木ではロッドを出さず、遠藤前でレインボー1匹を追加したところで移動です。
④平和橋~神谷橋 17:45~18:10 ドライ レインボー1匹、ヤマメ2匹
次に、前回雨が強くなって退散した平和橋から入りました。下流に釣り人がお出でだったので、暫くロッドを出さずに平和橋と神谷橋の中間点付近から少しだけロッドを振りました。木っ端ヤマメさんがフッキングしてしまいました・・・。
さらにこちらのヤマメさんをゲットしたところで移動です。
⑤早淵 18:20~18:50 ドライ レインボー4匹、ヤマメ1匹
最後は早淵です。前回、入れなかった木の小屋さんの裏の大きな淵に入ることが出来ました。
こちらでもメイフライのハッチに遭遇し、30分で5匹ゲットして気持ちよく終了することが出来ました。
帰宅後、撮った画像を整理しながら匹数を再確認したところ、50匹に1匹足りませんでした・・・。
養沢でのブラウンの自己記録更新 [釣果情報]
これまでの記録は4年前の2017年4月9日の夕方(18:08)に中流域の神谷橋上流でゲットした47cmのブラウンでした。
今より水深はあったものの大物が潜むような淵は見当たらなかったのでビックリでした。画像中央の川の中に見える白いひし形の岩の奥(下流に向かって左岸側)で出てくれました。
ネットは柄の部分を含め45cmあります。精悍な顔つきの47cmのブラウンでした(恐らくオスだと思われます)。
この時は、暗闇迫る夕マズメにライズを手掛かりにキャストしたドライフライ(CDC・ストーンフライ16番ブラウン)に突然出ました。この時も事前に目視していなかったので、大変驚いた覚えがあります。
今回は2021年5月26日の17:10に同じく中流域で神谷橋の少し上に位置する栗の木でメイフライのハッチが見られる中でライズがあり、これを手掛かりにドライフライ(CDC・ストーンフライ18番ブラウン)を流れ込みの白泡が消える辺りにキャストして、奥(下流に向かって右岸側)の岩盤近くを流していたところ、やはり突然出てくれました。
今回のブラウンは丸々太った綺麗な48cmでした。
今回のネットは前回とは異なりますが、全長は45cmで同じです。
養沢ではかなり昔にブラウンの放流をしていた時期があったそうですが、私の知るところでは、少なくとも最近10年は放流していません。過去に放流した子孫が細々と世代交代を繰り返しているものと思われます。私が養沢釣行を本格的に再開した2012年の秋頃には、70cmはあろうかという超大物のブラウンが小魚を追いかける場面に出くわしたことがありますが、流石に最近はトンと見かけなくなりました・・・。
養沢川のような小規模河川で、台風などによる大増水により川が大きく様変わりする中でよく生き延びていたものだと思います。特に一昨年10月の台風により流域の崖崩れもあり主な淵が埋まってしまっており、これだけのブラウンが生き延びていたことにビックリです。
今後、これだけのブラウンの姿を見かけることがあるか、はたまた釣る機会を得られるか分かりませんが、過度な期待はせず楽しみに待ちたいと思っています。
兎にも角にも今回はラッキーでした・・・。
養沢(今年14回目)に行ってきました・・・ [釣果情報]
今日(5/28)も、養沢に行ってきました・・・。
釣行内容: 5月28日(金)12:25~18:50、事務所下、ポンプ小屋~神社下、栗の木
釣果: レインボー21匹22~35cm(ルースニング4、ドライ17)、ヤマメ9匹21~25cm(ルースニング3、ドライ6)、ブラウン1匹22cm(ドライ)
タックル: ロッド:ウインストンIM6・863、リール:kobaのこうばモデル411、ライン:DT3F、リーダー6X、ティペット0.5号(6.5X)、ドライはティペット0.4号(7X)を1m継ぎ足し
主なヒットフライ: ビーズマラブーニンフ14番黄色、マシュマロファイバー・ストーンフライ16、18番グリズリーハックル
コメント: 前々日(5/26)に良い思いをした養沢に再び行ってきました。今日は、前日が雨でコンディションが上がったと思われたことと、放流日だったことから、結構いけるのではと勝手に期待したのですが甘くはありませんでした・・・。
水量増加は期待したほどではなく、一方で入渓者が多かったことから、思いのほか苦戦しました・・・。12時過ぎに受付して受付番号は42番でした。
コーヒーで一服していつもどおり事務所下からスタートです。
水量は、少し増えた程度でした・・・。
①事務所下 12:25~14:00 ルースニング レインボー4匹、ヤマメ3匹
事務所下も釣り人が多く、ロッドを出せたのは一番下と下から2番目のプールの2つだけでした。
しかも反応はイマイチで、前回は1時間弱で10匹に到達したのですが、今回はその倍ほど時間を掛けて僅か7匹に止まりました。放流効果を期待したのですが、捕らぬ狸の皮算用に終わりました・・・。
それでも、ヤマメさんが3匹来てくれたのが救いでした。
今日のファーストフィッシュはヤマメさんでした。
さらにこちらも。
しかし数は伸びず、ルースニングで10匹釣ってドライに替えようと思っていたのですが、7匹でギブアップです・・・。
②事務所下 14:05~16:00 ドライ レインボー7匹、ヤマメ3匹
14時を過ぎたところでドライに替えましたが、事務所下の上流側と下弁天には多くの方がお出でだったため、引き続き事務所下の下2つのプールを狙いました。
ルースニングより反応が良かったのが幸いでしたが、好調だった前回と比較するとペースは半分程度に止まりました。厳しい中でしたが、ドライでもヤマメさんが3匹来てくれました。
16時になったところで事務所に戻り休憩です。ここで、内心思っていたことが当たりました・・・。今日の放流では、私がここまでで一番時間を費やした下から2番目のプールには放流はなかったようです・・・。
全長4キロにも及ぶ釣り場なので、全てのポイントに放流を期待するのは土台無理な話ですので、釣り人の方が想像しながら釣る必要があります。何となく分かっていたのですが、ほかに入る場所がなかったのでやむを得ません・・・。
コーヒーを頂いて中流域へ移動です。
③ポンプ小屋~神社下 16:20~18:30 ドライ レインボー7匹、ヤマメ3匹
中流域も多くの方で賑わっていたので、私にしては珍しくポンプ小屋の少し下から入ることにしました。
ポンプ小屋を川を渡った対岸からみたところです。
流れ込みはすっかり埋まってしまって、往時の面影はありません。
しかし、少し上流の神社下には好ポイントが点在しており、こちらで釣果を伸ばすことが出来ました。
神社下でヤマメさん3匹を含め10匹ゲットです。
④栗の木 18:40~18:50 ドライ レインボー3匹、ヤマメ0匹、ブラウン1匹
最後は駐車場に戻る途中10分だけ前回良かった栗の木でロッドを振ったところ、イブニングと重なり僅かの間で4匹ゲットして終了です。
最後は、22cmのブラウンが出てくれました。
前回釣った48cmの子供かもしれません・・・。
終わり良ければすべて良しということで・・・。
久々にCDCストーンフライもタイイング!? [毛バリ情報]
まずは、ここ数年、パイロットフライになっているマシュマロファイバー・ストーンフライです。
こちらはフックサイズ16番。
こちらは、同18番です。こちらの出番が増えてきました。
そして、最後に久々にCDC素材を使った18番も巻いてみました。マシュマロファイバーの存在を知る以前は、こちらがパイロットフライでした・・・。
今回タイイングしたきっかけは、先日期せずして養沢での自己記録更新となった48cmのブラウンが咥えてくれたことでした。また、その際に過去の記録について確認したところ、こちらもヒットフライはCDCだったことが分かったのでした。
我ながら現金なものです・・・。