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不覚!ネコにやられたの巻 [四方山話(失敗談等)]

私は、フライマテリアルをクリアファイルに入れて保管しています。

つい先日のこと、私が外出先から帰ると、我が家のネコがマテリアルを引っ張り出して遊んでいました。やられた・・・。あちこちに残骸が・・・。

慌てて回収したのがこの写真です。
240709ネコにやられた.JPG

特にゾンカーは跡形もなく引き千切られていました。

お金のことは言いたくないのですが、大損害です[もうやだ~(悲しい顔)]

ネコが狙っているのはわかっていたので、クリアファイルを袋に入れて取り出せないようにしていたつもりでしたが、甘かったです[たらーっ(汗)]

まさに「後悔先に立たず」「後の祭り」状態でした。トホホ・・・。


またまた半袖シャツの話 [四方山話(失敗談等)]

昨日から半袖シャツを着て出勤していますが、困ったというか恥ずかしいというか・・・。

実は今シーズンは、釣行時にまだ半袖を着ていなかったのです。

長袖で通していた理由は2つあり、無用の日焼けを避けるとともに、ブッシュ等から身を守り擦り傷・切り傷を避けるためでした。

手首から先には日焼け止めを塗っていたのですが、紫外線が強い中、魚が釣れるたびに水に触れていたため効果が薄れたのか、自覚がないまましっかり日焼けしていたのでした。

ゴルフをしていた頃はゴルフ焼けといって、半袖で左手に手袋をしていたため、腕は焼けているものの左だけ手首から先が白くなったものでしたが、今回はこれとは反対で、腕は白いのに手首から先が黒くなっています[がく~(落胆した顔)]。ちょっと恥ずかしいくらいです。

これから暫く半袖シャツを着て外出して、腕を焼かないといけないかと本気で思っています。

写真を撮りましたがお見苦しいものをお見せするのもどうかと思い、本日は画像無しにします[たらーっ(汗)]


蛇の悪夢の巻 [四方山話(失敗談等)]

私の蛇嫌いについては以前ご紹介しましたが、私がもっぱら管理釣り場中心に釣行するようになったのも、そうした自然の脅威(ちょっと大げさです)というか危険を回避しつつ簡単に釣りを楽しみたいと思ったからであります。

しかし今から5~6年前に、ある管理釣り場でとんでもない経験をしたので、名前を伏せてご紹介します。こんなこともあるのかとお思いになるでしょうが、皆さんもお気を付け下さい。

それは、ある夏の週末のことでした。職場の同僚でフライを始めたばかりのS君と、某管理釣り場に行きました。

いつもなら違う釣り場に行くのですが、その日は時間がなく近場で済まそうということでそこに行くことにしたのですが、週末なのに先行者は2人だけ[exclamation&question]。それも我々が着くとすぐに帰っていきました。

当初、私は釣り人が少なくてこれはいいぞと内心思ったものでした。釣り場は池が2つ3つあったかと思いますが、足場は舗装されておらず、ちょうど足首が隠れるぐらいの草が生えていました。

最初はどこを狙おうかと一生懸命だったのですが、移動している最中に足元を何かが通ったような気がして[exclamation&question]。何だろうと何気なく見ると・・・、なんと[exclamation]私が一番嫌いな蛇だったのです。思わずゾッとして周りをよく見ると、いるわ、いるわ・・・。近くの草があちこち動いていて、その下を1m程の蛇がシュルシュルと動き回っています。見た限りでも数十匹はいたと思います。中には池を泳いでいるものもいました。もうこうなっては釣りどころではありません。足元が気になって、まともに身動きも出来なくなってしまいました。S君も流石に堪えたようでした。釣りバカの私も我慢できず二人で早々に退散することにしました。蛇を避けつつ恐る恐る忍び足で・・・。

釣り場の受付のオジサン(恐らくアルバイトさん?)にはそのことを言わなかったので、もうお帰りですかと怪訝そうでしたが・・・。

あとで知ったのですがその釣り場の近くの山はマムシが多くて有名なところだったのです。もしかしてあのうち何匹かはマムシだったのか・・・[がく~(落胆した顔)]。今でも思い出すとゾッとします。

言うまでもなく蛇が大嫌いな私は2度とそこには行っていません[バッド(下向き矢印)]。恐らくS君も・・・。そして、今でも足首が隠れるくらいの草むらには出来るだけ近づかないようにしています[あせあせ(飛び散る汗)]

このブログを書くために記録を見たら、それでも40分程度釣り、小さなレインボーを6匹釣っていました。まさに根性です。

仮にも管理釣り場なのですから、こういう部分も管理してほしいですよね。ホントに[exclamation]


最強のネコじゃらし!?で大騒動の巻 [四方山話(失敗談等)]

昨日(5月30日)私が大切に仕舞っていたフライマテリアルのゾンカーを我が家のネコが引っ張り出して引き千切ってしまったことをお伝えしました。

そこで若干の怒りを覚えつつ、捨てるのももったいないので、ネコじゃらしを作ってみました。大人げないといえば大人げないのですが・・・・・・[たらーっ(汗)]

子供が前に携帯に付けていたダルマのような小さな人形と引き千切られたゾンカーを、以前フライラインを使い切るという内容のブログでご紹介させていただいた残ったフライラインに繋いでみました。

完成した最強のネコじゃらし[exclamation&question]
240530最強のネコじゃらし!.JPG

早速ネコ君たちの前で動かしてみたところ、案の定反応よく飛び付いてきました。最初のうちは私もマス君たちもこのように喰いつきが良いといいのにな~と余裕で遊んでいたのですが・・・。

そのうち、ネコ君たちは興奮しすぎたようで野性を取り戻してしまったのでした。ネコじゃらしを唸りながら噛んで離さなくなり、挙句の果てにネコ君同士で大喧嘩を始めたのでした。夜中にギャーギャー言いながら家中を走り回り、私の足の上でもお構いなしに・・・。結局私の足にはネコの爪痕が幾つも残されたのでした。

ネコじゃらしを噛んで離さないスエ君です。フライラインが伸び切っています。
240530スエ君.JPG

家族からは、いい迷惑だと言われ、ネコの前に絶対に出さないようにと釘を刺されてしまいました[ふらふら]

ネコじゃらしを欲しがり恨めしそうに私を見ているオボ君です。
240530オボ君.JPG

密かにまた使ってみようと思っている私です[たらーっ(汗)]


不覚!ネコにやられたの巻 [四方山話(失敗談等)]

今朝(5月29日)起きた時に、飼いネコ3匹のうち2匹が珍しく私の頭の近くにいました。いつも寝る前にネコじゃらしで遊ぶのが私の役目ですが、遊んだあとはすぐにいなくなってしまうのでどうしたのだろうと思いつつ、寝ぼけ眼で見てみると・・・・・・。

なんと、私が大切にしているフライマテリアルを入れている袋からゾンカーを引き千切って咥えているではないですか。マテリアルは、クリアファイルに整理して袋に入れているのですが、僅かな隙間から取り出したようです。

やっとのことで咥えていたゾンカーを離しましたが、無残な状態になってしまいました[たらーっ(汗)]

ネコにやられたゾンカー.JPG

こうなったら、これを利用して最強のネコじゃらしを作りたいと思います。


絡んだラインのその後の巻 [四方山話(失敗談等)]

5月13日に芦ノ湖に釣行した際ボートからリールが落ちてしまい、それを回収するためにバッキングラインも含めて全て引き出し、その後収拾がつかなくなってそのままにしていたことをご報告しましたが、本日はその続報です。

19日の土曜日に時間があったので、絡んだラインをほぐす事にしました。まずは、値段の高いフライラインを綺麗に巻き取る作業から始めましたが、これに25分もかかってしまいました。

その後、バッキングラインをほぐすべくトライしましたが、流石に根気が続かず10分ほどでギブアップしました。

どうしてもほぐれない個所が出てきたのです。少しでも回収すべく、やむなくハサミを使ったところ、バラバラになってしまいました[たらーっ(汗)]。この結果15m位のラインが1本と6~7mのラインが5本取れましたが、残りは、5cm~3m程のものが多数・・・・・・。

結局、これらを繋いでバッキングラインを当初の半分の長さの50m弱にして、これにフライラインを繋いだのでした。トホホ。

フライラインをほぐして巻き取った後のバッキングライン。ここからが苦戦しました。
絡んだバッキングライン.JPG

リールを落としちゃった!の巻 [四方山話(失敗談等)]

今回は、恥ずかしながら先日(5月13日)芦ノ湖でボートフィッシングをした際の失敗談をご紹介します。

まずは、写真をご覧ください。
絡み合ったフライラインとバッキングライン・悲惨.JPG

これは何かというと、フライラインとバッキングラインが絡んでいる悲惨な状態です。

どうしてこうなったかというと・・・。

シマノ・ブルックストーン#907のロッドにシンキングライン7番タイプⅢを巻いたグレイン・セノーテⅢのリールを装着してボートからキャストした拍子に、なんとリールがロッドから離れ落ちて、ボートの外へ・・・。そうです、芦ノ湖の底に沈んで行ってしまったのです[あせあせ(飛び散る汗)]

慌ててフライラインを手繰りましたが、大物が掛かった場合に備えてドラグを緩めていたため、リールはなかなか上がってこないどころかむしろどんどん沈んでいきます。結局100yd巻いていたバッキングラインを全部手繰り寄せてようやくリールが浮かび上がってきたのでした。
幸いリールは無事回収できたのですが、慌てて手繰り寄せたためバッキングラインが絡んでしまい写真のようになってしまいました。風で揺れるボートの上で、ラインをほどくのに大変な時間がかかることが想定されたため、そのまま袋に入れ予備のリールと交換せざるを得なかったのでした。

何とか芦ノ湖の底から回収したリール
芦ノ湖の底から回収したリール.JPG

現在もそのままになっていて、フライラインとバッキングラインをほどき改めてリールに巻き込むのに相当な時間と根気が必要な状況で、暫くはこのまま放置するつもりです。最悪の場合バッキングラインを切り刻むことにもなりそうです[たらーっ(汗)]

全く情けないやら・・・。まさに「C級」にふさわしい失敗でした。

皆さんもこうした悲惨なことにならないように、キャストする前にリールシートのネジをしっかり締めておくことをお忘れなく(こんなこと言われなくたって皆さんは大丈夫ですよね)。


箱根の冬を甘く見た!の巻 [四方山話(失敗談等)]

あれは忘れもしない平成17年2月26日の芦ノ湖の特別解禁でのこと。スタートの7時の時点では、晴れていたのですが・・・。
前年の特別解禁で70匹釣った勢いで、11時頃までに30匹釣ったところで、雪がちらつき始めたのです。まだ、空は半分晴れていたので大丈夫だろうと思って、引き続き釣りをして更に10匹加えて岸を見たら、なんと陸上が白くなり始めていました[雪][雪][雪]
これはまずいと思い、終了の午後2時までまだ2時間弱あったのですが、釣りをやめて防寒着を着たまま、急いで車でその日の宿(ガラスの森の近く)を目指しました。
なぜ急いだかというと・・・、そうです。タイヤはスタッドレスではなく、またタイヤチェーンも持っていなかったからです。

最初の難所は湖尻から続く長い上り坂でしたが、ゆっくり車を走らせ何とか上ることができました。その後も恐る恐る車を動かしましたが、あのススキで有名な仙石原の高原に向かう下り坂に差し掛かった時についに車が横滑りして反対車線にはみ出したのです[がく~(落胆した顔)]。ハンドルを動かしているうちに、何とか元の車線に戻って今度は路肩の雪にぶつかり止まったのです。そこは、北側斜面で雪が融けずに積もっていて、私の前の車や対向車も身動きが取れずに同じような状況になっていました。
時計を見ると午後1時頃で、JAFに電話してレッカー移動してもらうこととしました。ところが、待てど暮らせどJAFは来てくれません。午後3時頃、再び電話が通じたので聞いたところ、だいぶ前に”小田原”から出動したそうですが、東名高速も通行止めになり、到着が何時になるかわからないとのこと。やばい~[バッド(下向き矢印)]。このままではまずいと思い外に出たところで初めて気付いたのですが、ロードサイドの林の中にお蕎麦屋さん(梢月庵)がありました。そこでガソリンスタンドはないか聞いたところ、坂を下った高原のところにあるとのこと(今は廃業したようでなくなっています)。既に雪は膝近くまで積もっていましたが、防寒着を着たままだったので、その足で200~300m程雪道を歩いてガソリンスタンドにたどり着きました。そこで、タイヤチェーンはないかと尋ねたところ、1つだけ残っているとのこと[グッド(上向き矢印)]。早速買おうとしたら、タイヤのサイズはと聞かれ、車の所まで戻る羽目に・・・[もうやだ~(悲しい顔)]。タイヤのサイズを確認して再度ガソリンスタンドに行ったところ、奇跡的にもサイズが合って2万6千円で購入できました(その時は安く感じました)[わーい(嬉しい顔)]。お金を払ってちょっとホッとしてガソリンスタンドの中で暖をとっていると、私と同じようにタイヤチェーンを求める人が相次いで来ていましたが、最後の一つは私が買ってしまったため・・・その方々はどうなったのでしょう?。
その後、更に雪が積もった中を再び坂道を上がって車にたどり着いたのが午後4時過ぎでした。そこから、生まれて初めてタイヤチェーンを装着する作業に入り、雪の中何とか装着し終え運転席に戻ったところでまた悪夢が・・・[たらーっ(汗)]。何気なく車の仕様書を見たところ、前駆なので「チェーンは前輪に着けること」との文字が目に入り暗然とした気持ちになりしばらく動けませんでした。そうです、慣れないことから後ろのタイヤにチェーンを装着していたのでした[バッド(下向き矢印)]。再度やり直しです。さすがにあたりは暗くなり、何とか片方だけ装着したところで、手がかじかんで途方に暮れていた時に、立ち往生していた車の整理が一段落したのかお巡りさんが声を掛けてくれて・・・。まさに救世主でした[グッド(上向き矢印)]。もう片方のタイヤにチェーンを付けるのを手伝っていただきました。二人でやるとあっという間でした。お礼を言った時のお巡りさんの一言が忘れられません。「今日は釣り大会に遠路来てくれたのに雪で申し訳ありません。これに懲りずにまた来てください」涙が出そうになりました(その後毎年特別解禁に参加しているのはこの時の恩があるためでもあります)。

その後、何とか宿にたどり着いたのですが、時計を見ると午後6時半になっていました。距離にするとたった5km余りを、何と6時間かかった計算です。

でもまだ私は恵まれていたのでした。翌日昼前に箱根湯本経由で帰ったのですが、途中国道1号線には、数十台の車が乗り捨てられていたのでした[雪][雪][雪]

この後、すぐにスタッドレスタイヤを購入したのは言うまでもありません。


ロッドは消耗品!?の巻 [四方山話(失敗談等)]

小さい時から釣りをしてきた私は、これまでに、マブナ竿、ヘラブナ竿、ハゼ竿、渓流竿・・・と恐らく10本以上は、不注意によりロッドを折ってきたと思います(決して自慢しているわけではありません[たらーっ(汗)])。

釣りをしている最中にロッドを誤って踏み付けてしまったり、振りだし竿を仕舞う際に継ぎ目が固く締まっていて無理に力を入れて折ってしまうケースが多かったように思います。これらの経験から、ロッドは消耗品だと思うようになってしまいました。

約10年前に釣りを再開してからも、実は新たにフライロッドを4本も折っています(ちなみにこの間の釣行回数は約450回です)。

1本は、釣りを終えてロッドケースにしまう際に不注意により穂先が折れてしまったものですが、残りの3本は実は同じシチュエーションで折ったものです。

皆さん、お分かりになりますか・・・?

答えは、いずれも高番手(7番)の2ピースロッドでシンキングラインをキャストしている最中に折れてしまったものです。折れた箇所もほぼ同じで、穂先ではなく手元の太い方のつなぎ目(フェルール部)のところです。キャストの最中に突然竿がフニャッとして穂先に力が加わらない状態になってしまったのでした。竹を折るとタテに割れ目が幾筋も出来て折れ曲がるものの、手を離すと元に戻り折れていないように見えることがありますが、ちょうどこれと同じようになってしまったのです。

この主な原因は、次の2つではないかと思っています。1つ目は私のキャスト技術が未熟で過度にロッドに負荷がかかってしまったこと、2つ目はロッドを振っている最中にフェルール部が緩んでしまい、何度も使用しているうちにつなぎ目が擦り減ってしまったことです。

このためロッドを長持ちさせるためには、まずはキャスト技術の向上が必要ということになりますが、長年自己流でやってきたツケはなかなか治らないと自覚しています。
次に、フェルール部の摩耗については、以前ご紹介したフェルールワックスをしっかり塗るとともに、つなぎ目が緩んでいないかこまめに点検することで、より長持ちさせられる可能性があります。

なお、2ピースのうち折れた手元の部分のみをメーカーに発注すると正価となることから、新品(2ピース)を量販店で購入する場合の価格とそれほど差がなく、またいずれ穂先を折ることもあるかと思って、その都度新品(2ピース)を買うようにしていたら、穂先だけが余分になってしまいました。穂先のほうは意外と折れないものです・・・[ふらふら]

いずれにしても、皆さんも私を反面教師として散財しないようお気を付け下さい。


くずフライの山。こんなハズでは・・・の巻 [四方山話(失敗談等)]

札幌は雪だそうですが、さすがに今日は東京も寒いです。この季節になると、コタツに入りながらいろいろな場面を想定しつつ、毛バリ(フライ)を巻くことが大きな楽しみになります。フライタイイングの教本を真似て綺麗に毛バリを巻こうとしてみたり、オンリーワンのオリジナルフライを作ろうとしたり・・・。私は、かつて青森や仙台に通算4年間単身赴任していたので、寒くなると外出せずに暖かい部屋にこもり、沢山の毛バリを巻いてきました。
そうして毛バリが増えてくると、これらを一覧性を確保しつつ上手く収納することはできないものかと長年思っていました。
あるとき、仙台のワイルド・ワンにフライの小物や服を買いに行った際に、木で作られた毛バリの収納ケース(タテ30㎝、横50㎝、36マス)を偶然見つけたのです。一目で気に入り即座に購入しました。そのときは、毛バリを綺麗に収納し、釣りに行く際に簡単にそこから持っていけるようにしようといろいろ思い描いたものでした。

フライ収納箱1.JPG

ところが5年後の現実は写真のとおりです・・・トホホ[ふらふら]
使えそうな毛バリを釣行の度に小型の収納ケースに移していった結果、上手く巻けなかったものや巻いてはみたものの釣れそうもない毛バリが溜まっていったのでした。結局、立派な収納ケースには、当初の思いとはかけ離れて、いわゆるくずフライだけが残ってしまいました[バッド(下向き矢印)]

フライ収納箱3.JPG

この冬は、これらの毛バリを出来るだけ使うようにして、一旦整理したいと思っています[たらーっ(汗)]


禁断のキャットヘアカディスの巻 [四方山話(失敗談等)]

私がお奨めする三種類の毛バリの一つがドライフィッシング用の「エルクヘアカディスもどき」であることは以前ご説明しました。また、このエルクとは動物のヘラジカであることもご紹介しました。一方で、私の家にはこれまた以前ご紹介したようにこの十数年来ネコ(動物)が代替わりはしていますが3匹います。これらが私の頭の中で結びつき・・・[冷や汗2]動物なのだからネコの毛でも、もしかして毛バリが・・・と思ってしまったことがあったのです。
ネコの頭の後ろの毛は、いつも撫でているせいか油がついていてテカテカしていますしハリがあります[猫]。つい出来心で一度だけネコの頭の毛をコソッと1㎝程度切って、14番のフックに巻いたことがありました・・・。トリミングした程度だったのですが、思った以上に目立ってしまい、すぐに家族にバレてしまい、非難ごうごうでした・・・[ふらふら]
こうして一本だけ作った毛バリは、後ろめたさもあり、しばらく使わずにフライボックスの中にしまってあったのですが、ある時王禅寺で、手持ちのドライ用毛バリを使い切ってしまったため、恐る恐る使ってみたところ・・・。
何と、これが予想に反して(?)、すごくよく浮き、また、よく釣れたのでした[exclamation&question]。ネコの毛は結構丈夫で二十数匹釣ったと思います。そして、最後は調子に乗ってティペット交換をせずに使っていたところアワセ切れでロストしてしまいました。
でもその後は2度としていません。ホントです。ブンタ君ごめん。
でもよく釣れました・・・[たらーっ(汗)]

写真は、被害に遭ったブンタ君です。
飼い猫ブンタ.jpg


穂先よ、さようならの巻 [四方山話(失敗談等)]

フライフィッシングのロッドを買うとついキャスティングの練習をしたくなりますが、釣り場以外では、基本的にロッドを繋がずに持ち手部分だけで持ってグリップの感触だけを掴むようにしてください。特に道路などでは電線もあって危険ですのでやめましょう。と言って、釣り場でも気を付けることがあり、何をやってもOKというわけではありませんのでご留意ください。

その昔、中学生のころ、友人と二人で銚子の防波堤に投げ釣りに行った時のことでした。一通り釣りを楽しんで帰る際、仕掛けの天秤を外し糸をリールに巻き込んだ後、最後に海に向かってキャスティングの練習を数回していたところ、スポッといい音がして穂先が飛んで行ってしまいました。今でも鮮明に覚えていますが、お気に入りのオリムピック社のボディが赤で穂先が白の360cmのロッドの穂先がまさに”やり投げ”のように穂先が弧を描いて飛んでいき30mほど先に着水しました[あせあせ(飛び散る汗)][がく~(落胆した顔)]。そして、利根川の河口なので流れがきつくあっという間に流されていってしまいました。中学生の私には大変なショックで”投げやり”になってトボトボと帰路に着いたのでした[たらーっ(汗)]

フライフィッシングでも、釣っている最中に、ロッドを振った際に穂先が抜けることが時たまあります。その時は、ラインがついているので、ゆっくりラインを引いて来れば穂先は回収可能です。

しかし、ラインがなければ、先程の例のように「さようなら~」です。皆さんも、私と同じような目に遭わないよう、管理釣り場に於いても必ずラインをガイドに通してから練習するようにしてください。


置き竿に注意の巻 [四方山話(失敗談等)]

釣行時に、トイレ休憩や飲料水を買うために、ちょっとの間、釣り場から離れるケースがあります。その時に、一度危うくロッドとリールを魚に持って行かれそうになったことがあります。王禅寺で、リースニングをしていた時のこと、毛バリを池に入れたままにして、1~2分離れて戻ってみると、ロッドはほぼ水の中でリールも僅かに岸に引っ掛かっているだけで今にも水没寸前の状況になっていました。慌ててリールを持って引き上げると40cm程の魚が掛かっていました。危うく大切なロッドとリールを失うところでした[がく~(落胆した顔)]

置き竿.JPG

実は、こうしたことは皆さんにも十分起こりうることなのです。平成17年2月のことだったと思いますが、やはり王禅寺でシンキングライン(水に沈み深いところを狙う際に使うライン)を使ってストーリーマーフィッシングをしていた時のこと。キャストしてしばらくしてからリトリーブ(ラインを少しずつ引いてくること)していると、急に重くなり一瞬根掛かりかと思ったのですが、少しずつ手前に寄せることができました。魚の手応えではないので何だろうと思っていましたが、岸際まで寄せた時に何かわかったのです。そうです。ロッドとリールだったのです[exclamation×2]さすがにびっくりしましたが、毛バリには魚はついていませんでした。ロッドやリールには泥や苔がついていて、相当前に魚に引き込まれたのだと思います。すぐに受付に届けましたが、持ち主に戻ったかどうか・・・。また、その間大切な道具を失くした持ち主は失意のどん底だったのではないでしょうか。

ということで、皆さんも大切なロッドとリールを失わないように釣り場から離れるときは、毛バリを必ず水から引き上げておくようくれぐれもお気を付けください。写真は危ない例です[exclamation]


因果はめぐるの巻(その2) [四方山話(失敗談等)]

その後、しばらく大きなアクシデントもなく平穏な日々が続き、悪い記憶が薄れかけていたときのことでした。またもや悲劇が襲ってきました。

それは、今から10年ほど前のことでした。当時小学生の長男と一緒に芦ノ湖にルアーとフライのボート釣りに行った際のことでした。その日はいつものように湖尻から手漕ぎボートで出漁したのですが、少し遠出をして九頭龍神社沖まで行きました。しばし釣りを楽しんだ後、昼食のためボート屋さんに戻ろうとしたとき、突然風向きが北からのアゲンストに変わってしまいました。一苦労してようやくボート屋さんの桟橋までたどり着いた時に悲劇はおきました。疲れ切った私にボート屋のお兄さんが、つれなく、桟橋の反対側に回るようにと言いました。しょうがないので、指示に従い、最後の力を振り絞ってやっとたどり着き、オールから手を放しボートの座席のところに手をついた瞬間、突然、鈍痛が走ったのです。そうです。竿のガイドに引っ掛けていたルアーの針が、私の左手の親指の腹にぶすりと突き刺さったのでした。その時も返しが付いていて、どうしてもとれません。そこで即釣りを断念し、針のついた手で車を運転しながら、ガラスの森美術館そばの病院に向ったのでした。結局、相模湖の悲劇から30年後、今度は私が自らの不注意で返し付き針の餌食になったのでした[たらーっ(汗)]

 余談ですが、この時のボート屋のお兄さんの私に対するしょうがない人ですね的な態度と、「もう今日は釣りは止めるのですか」との追い打ちをかけるような一声が忘れられません[バッド(下向き矢印)]。それ以降黙ってボート屋さんを変え、今では「やさしい」やまびこさんにお世話になっています。      

また、一部始終を見ていた長男は、その後決して芦ノ湖には行こうとしませんでした。         

かくして因果はめぐったのでした。トホホ・・・・・・[ふらふら]


因果はめぐるの巻(その1) [四方山話(失敗談等)]

前回、私がルアーで兄を釣ってしまった相模湖の悪夢を紹介しましたが、今度は、兄が・・・。

それは、相模湖の悪夢から数年後の兄が高校生の頃だったと思います。当時、まだ数少なかったルアー・フライ専用釣り場だった栃木県のK賀フィッシングエリアでのこと。父と兄と私で、憧れの同釣り場に覚えたてのフライを試そうと勇んで行ったのでした。釣る場所を決め、さあこれから釣るぞと思った矢先のことでした。兄がフライをキャストしようとした瞬間、後ろを歩いていた人が、突然止まったのです。兄と私が後ろを振り返ると、そこにはサングラスをかけ帽子をかぶった20代くらいの男性が立ち止っていました。よく見ると、サングラスと眉毛の間にハエみたいなものが・・・[たらーっ(汗)]。そうです、今度は、フライで兄が知らない人を釣ってしまったのです。その日も釣りは即中止となり、病院に直行です。相手の方はすごく紳士な方で、この間大声を出すようなことはありませんでした。これぞフライマンかと感服しました。ただ、その日以来、その釣り場には何となく足が向かなくなったのは言うまでもありません(釣り場は全く悪くないのですが・・・)。


相模湖での悪夢(やっぱりバーブレス)の巻 [四方山話(失敗談等)]

本来であれば、3つ目のお奨めフライのマラブーのマテリアルについて、話を進めるべきところですが、ここでいったん小休止させてください。

私は、過去に、ルアーで40キロの生き物を釣ったことがあります・・・。

今ならGTかと思うでしょうが、なんと兄を釣ってしまったのです。それは、40年以上前の小学生の時でした。父と兄と3人で、相模湖の勝瀬橋のたもとで、ブラックバスを狙っていた際におきた悪夢でした。釣れるわけないと思っていたら、兄が何と30センチ以上のバスを私の目の前で釣ってしまったのです。その時初めて生きているバスを見ました。興奮冷めやらぬ私は、私も釣るぞとの思いで必死にキャストを繰り返しました。夢中になりすぎて、後ろをまともに見ていなかったのだと思います。後ろで何かに引っかかったと思った瞬間、兄の「痛い!」との叫び声が聞こえたのです。その場面だけは、今でも鮮明に覚えています。中学生だった坊主頭の兄のアゴに無残にも私のプラグがぶら下がっていたのです。当時は、バーブレス(返しのない針)などというのはヘラブラかアユ釣りの針ぐらいで、プラグには返しのついたいかりバリ(トリプルフック)が、2つも3つも付いていました。このうちの1本が兄に引っかかったのでした。父が慌ててはずそうとしましたが、はずせるはずもありません。結局、釣りを即中止して、近くの病院を探しそこではずしてもらったのでした。今でも、もし目や、血管に刺さっていたらと思い出す度ゾッとします。皆さん、くれぐれもキャストするときは、後ろに気を付けましょう。また、メガネや帽子を忘れずに。FISH・ON!王禅寺に行くと、1時間ごとにバーブレスフック使用の注意喚起のアナウンスがありますが、その度に思い出してブルーになります[たらーっ(汗)]


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